命の価値は
レバノンの子供達になにかできることはないだろうかと日々考えている。戦争の意義や是非とはかけ離れたところで日々危機にさらされ失われていく幼い命のことだ。とりあえず怪我を負ったり避難している人たちのために寄付をしたところで夫に異議を唱えられた。彼の言い分。
俺は最近考えている。イスラエルとヒズボラ - あれは彼等の戦争だ。宗教と民族と経済的な利害関係。いかなる手段であれ、彼等の関わりの外にあるものが手をだすことは戦争を継続するための燃料を投下するだけに過ぎないのではないか。その点で銃前で武器弾薬を手当するのも銃後で被災者・負傷者を援助するのもレベルとしては同等だ。戦争を完全に終結させる究極の手段は滅びることだが、そこまではいかないまでも当面戦争を起こさせないために国家を疲弊させるのが一番だ。
彼の言い分にも納得できるところはある。しかし日々テレビでレポートされるCrisis of Middle Eastの映像。あれを心痛めずには見られない。なにかしなければというこの気持ちさえも戦争に利用されるのか。人類の負った原罪は深い。
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