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つれづれ長月:ドラマとか映画とか

ふうう、やっと涼しくなってきたねええ。暑い夏だった。定年退職してからちょうど1年。結局半年遊んで、あとはアルバイトはじめちゃった。気楽な老後を過ごしてるよ~。

そんなこんなで9月も終わりなのでこの夏観た映画の感想の短感をまとめてみました。

■あまちゃん

その前に、9/28で見事最終回を迎えたクドカンのNHK朝ドラ「あまちゃん」の感想を。いやああああ見事に走り切ったねえ。初回から最終回まできちんと通しで観た生涯はじめての朝ドラになったよ。当初は「クドカンが朝ドラ?いや面白いけど一般受けしないんじゃあないの?」と思っていたけど、ムーブメントまで起こす大人気ドラマになって、東北にも観光で還元できて、何より日本の朝を元気づけてくれて本当によかった。

クドカンドラマの特徴。登場人物が老いも若きも皆キュート。群像ドラマ、一人ひとりのキャラが立っている。物語は重層的だけど根底はシンプルな人情劇。時にすごくドライで残酷。そして何より濃くてあざとくて、時々それが鼻につくときもある。でも朝ドラの15分と言う時間にはそのクドカンドラマの特徴が良い方向に働いた。毎朝(時に夜)笑ったりはらはらしたりしているうちにあっという間に15分が経って、「ええっこれで終わり、まだ観たいよう」ってなって、それがきちんと翌日に続いて、良いサイクルができていたね。あまちゃんのない日曜はつまらなかった。これって凄いことだな。

そして私の感想といえば、8年前のタイガー&ドラゴンの最終回の感想と変わりないのだ。引用(ちょっと変えた)

そして思うのだ。明日からもきっと久慈や上野で彼らの生活が続いてる。良い物語は人の心に作用してそれが終わったあともずっとずっと登場人物が世界のどこかに居るような気分にさせてくれるのさ。それを生み出してくれたクドカンとドラマスタッフ、キャストの皆さんに最大限のリスペクトを。素敵なお話をありがとう!六ヶ月間、本当に楽しかったよ。

いつも変わらないクオリティをありがとうクドカン!これからも期待してまっせ~!役者の仕事も頼みます~。私は役者クドカンのファンなのだ!

■ 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」

「宇宙大作戦」で育った私にはスター・トレックに対して特別な思いがある。ただしオリジナル・テレビ・シリーズのTOSに関してのみだ。1980年のスタートレック映画第一作は映画館で観た。スクリーン一杯のUSSエンタープライズ号の雄姿には涙がでたし、ストーリーも当時のSFファンをも唸らせる内容になっておりたいへんに満足だった。その後の映画はどんどん尻すぼみになっていった印象があり、私も第四作以降は劇場でみていない。

SFファンと言ったが、私はスター・トレックをSFとは思っていない。「宇宙、それは人類に残された最後のフロンティア」のおなじみのナレーションにもあるように、これはSFをガジェットとして用いた開拓史冒険ドラマなのだ。ゆえにSF的事象がでてきてもそれはご都合主義の塊で理屈を考えてはいけない、いけないったらと思いながら観るのはちょっと苦痛だったようJJ監督! 蹴って直したりとかカーンの血液とかさあああ.....あああ頭痛い。

それはそれとしてカークは若返ってもちゃらいカークでこれは良かった。時々シャトナーのカークと表情や仕草がびっくりするくらい重なるときがあって、クリスは演じるにあたって大いに旧作を研究したんだろうなあと胸が熱くなった。それと対照的なのがスポック。ウフーラとの恋人設定もあるし、ザックらしい勇敢で若々しく義にも篤いスポックになっていた。ニモイのスポックとの共演も嬉しかった。ご都合主義万歳!

そして今回いちばんの敢闘賞は旧作から大好きなスコッティ。JJはサイモン・ペッグがお気に入りなのかなあ。ミッション・インポッシブルでも相当活躍させてたよね。今回も万能メカニックとして大活躍で走る走る!いちばん好き~。

勿論最大のお目当て、ジョン・ハリソンのベネさん!いやああああああ格好いいいいいい!しかし全然「世紀の悪役」じゃあなくって単なる「かわいそうな人」でしたよ。本当にベネさん観るだけでも眼福でねえ。しかもほら無駄に演技うまいから、あの単純な脚本で浮いてること浮いてること - そうなのよ私の最大の不満は彼にカーンを演らせたこと。違うじゃん!カーンじゃないやん!ルックスも性格も違うベネさんを悪役に配置した時点で脚本を変えるべきだったと思うよ。それこそ当初言われていたゲイリー・ミッチェルにするとかさあ。

というわけでgdgd脚本をカバーする魅力的なクルーと超絶格好いい悪役ベネさんというまあスタートレックとしては及第点かなあというものでした。でもこれでベネさんでないなら次回はビデオスルーですよ。

■「パシフィック・リム」

観る予定はなかったのだけど、あまりの業界の評判の良さとプロモーションで来日して、お台場ガンダムに向かって拝むデル・トロ監督がキュートだったので急きょ見ました。まずIMAX 3D字幕で。

なにこれすごいんですけど!なんかものすごいもの観ちゃったんですけど!これ事件じゃないですか!

いやあ凄かった。もうはじまった直後からスクリーンから目が離せない!KAIJUの現れ方歩き方、イェーガーの雄姿、ドリフト、シャッタードームの整備スタッフの活躍っぷり!ペントコスト指令の冷徹と人情、ローリーとマコちゃんのトラウマ、チャックの葛藤、ニュート&ハーマンの素敵かわいい科学者コンビ!テンドーのドクター・フーっぷりww、そして大好き!ハンニバル・チャウ‼  - もう何一つ嫌いなものが無い!

ゴジラ、ウルトラQから連綿と続く怪獣特撮の歴史!長浜アニメから連綿と続くロボットアニメの歴史!それらの延長に燦然と輝くパシフィック・リム! 私の夢見ていた世界がそこに実現している、それを唖然として眺めている感がすごかったなあ。間違いなく映画の世界に飲み込まれていた。こんな映画最近なかった。

あ、これもSTID同様脚本はアレなんですが、とにもかくにもこれは映画じゃなくて体験(Experience)に近いものだと思いましたよ。引きが強いんだあああ。

もう間髪いれずIMAX 3D吹替も見ちゃいました!これも心憎い配役でまあ良いのですが、字幕だとマコちゃんとペントコスト指令、ローリーが日本語で会話するシーンがあって、それが非常に味わい深いので私としては字幕おしかなあ。

不思議だったのは毎回、最初は嬉しくってにこにこしながら見てるんだけど、後半はもうなんだか胸がいっぱいになって涙ぐんでます。そして最後はぼろ泣きです。こんな凄いものが観れる日が来るなんて長生きするもんにゃ!ってな感じ。祝祭ですな。

何より、クレジットの最後の献辞がハリー・ハウゼンと本多猪四郎でそこでももう滂沱の涙!私たちはこれで育ったんですよ。特にハリー・ハウゼン師は今年の5月に亡くなられたばかりで胸に沁みてねえ。私その訃報知ったのゲイティスのツイッターですよ。ほら同じ土壌に育ってる。

10月には名古屋のコロナワールドで4DX(体感!)で観てきますよ~。大好きだ!ありがとうデル・トロ監督

■「The World's End」

日本では来春公開のエドガー・ライト監督によるコルネット・トリロジーの最終作が浅草で開催される「したまちコメディ映画祭」のプログラム「映画秘宝まつり」で上映されると聞いて行ってまいりました。なぜ映画秘宝か?それはそもそもエドガー・ライト作品を日本にはじめて紹介したのが当時、雑誌映画秘宝の編集長だった町山さんだからなのだ。特に二作目の「ホット・ファズ」が日本ではビデオ・スルーになるところだったのを、たいへんに尽力して上映にこぎつけていただいたことは記憶に新しい。そしてこの「The World's End」を今回の映画秘宝まつりの上映作品に選んでくれたことで日本でいち早く見られることになったわけ。町山さんと映画秘宝ありがとう!いろいろ脇甘いけど一生ついていくにゃ!

当日は映画秘宝のファンとマーティンやエドガーライトファン、ニッペグファンが混在していて満席。クイズ大会あり、英国パブ話ありで面白く、かつ本編では「わかってる」ファンばっかりだから笑いどころ(時には拍手)が一緒!非常に居心地の良い楽しい上映会でしたよ。いやあ本当にこういう雰囲気で映画見るのっていいねえ!

肝心な本編は、公開前なんでネタバレしません。まあなんというか緩い雰囲気です。私の大好きな60~80年代のB級SF映画のパロティ満載で、トリロジーの三作の中では一番好き!サイモン・ペッグもニック・フロストももうすごい格好いい!特にニックのアクションがすごい!心臓大丈夫かあとはらはらしました!(そこかい!)

我らがマーティンもマーティン「らしい」役回りでたいへんキュートで素晴らしい!大物ゲストのあの人も、安定のビル・ナイ様もすっごく楽しそうにやってた。公開されたら見に行くよっ!

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