映画「「レ・ミゼラブル」短感
平日なので道もすいてた。すいてると自宅から30分で新ピカの駐車場つくんだよにゃあ。
レ・ミゼラブルはキャメロン・マッキントッシュ製作の超有名ミュージカル。初演はロンドンのウエスト・エンドだけど日本では東宝がほぼ毎年上演している看板ミュージカルだ。私も何度かみている。最近では大好きな橋本さとしさんがバルジャンを演った2007年版を観ているよ(感想:ほぼさとし)
ストーリーはシンプルっていうか私たちはみんな子供のころに原作「ああ無情」を読んでストーリーを知っている。舞台にする際の構図はシンプルな方がよい。脱獄の罪を隠し町の名士となるバルジャン。娼婦に身をやつした美しいフォンテーヌを救い、その死の床で娘コゼットを託される。バルジャンとコゼットは彼の罪を執拗に追及するジャベール警視から逃れて隠れ住む。時は過ぎコゼットは美しい女性に成長し、革命の闘士マリウスと恋をする。フランス革命後の市民蜂起を背景にバルジャンとジャベールは対峙する -
映画は「オペラ座の怪人(感想)」 同様、舞台を「まんま」映画化している。ストーリー/ナンバーに一切変更なし(のように私には見えたけどもし端折ってたらすみmせん)、したがって感動も同様。フォンテーヌの「I Dreamed a Dream」やエポニーヌの「On My Own」には涙したし、「Who am I」や「People's Song」には感動した。「One Day More」は舞台より迫力あった~。役者さんも全ハマリ役! ヒュー・ジャックマンはミュージカル出身でトニー賞を受賞しているくらいの実力派。たぶんそのまま舞台でバルジャンがやれる!薄幸の美女フォンテーヌのアン・ハサウェイもすごい良い!コゼットのアマンダ・セイフライドは「マンマ・ミーア」でも結婚を控えた娘さん役だったね!高音がきれい~。マリウスもアンジョラスもエポニーヌもまあプリンシパルクラスでうっとりしちゃう。びっくりしたのはテナルディエのサーシャ・バロン・コーエン!変な格好でレッドカーペットにでてくる英コメディアンの人かと思ったら格好いいし唄うまいし!マダム・テナルディエのヘレナ・ボナム=カーターともども安定の出来だ(ちょっとスゥイーニー・トッドはいってたね)
優しい司教様のコルム・ウィルキンソンはミュージカルのロンドン初演でジャン・バルジャンをやられたそうで、すごいなあと思ったよ。
唯一残念だったのはジャベールのラッセル・クロウ。いや本当にまさにジャベールがそこにいるって感じの姿に演技…だけど歌がなあ。ジャベールのナンバーはStarsにしろSuicideにしろ、朗々と歌い上げるものが多くて大好きなんですよ!でも響きがなあ…もうちょっとなんだけど惜しかった~。
映画ならではと思ったのがラストのカーテンコール。壮大なセットで全員で歌い上げる「People's Song」に涙腺決壊ですよ。タオルハンカチもっていってよかった!
いや本当にラストは舞台同様スタンディング・オベーションしたかった!アカデミー賞とってほしいにゃあ!
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コメント
明けましておめでとうございます。今年もこそっとブログを読ませていただければと…コソ…よろしくお願いします!
やっぱり良い映画なんですねええ観に行きたいなあ。でも映画予算はホビットで使い果たしてしまい…行こうかどうか迷っているところです(^_^;)
ヘレナの雰囲気は彼女にしか出せませんね!
投稿: aiko | 2013.01.12 16:03
おお、aikoさん、コメントありがとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。まったり更新してますのでお気軽にいらしてくださいね!
レミゼよかったです~(;-;) そもそもミュージカルが大好きだったので見に行ったのですがヒュー・ジャックマンをはじめ綺羅星のようなスターの皆様がとても上手ですばらしかったです~。機会があればご覧になってくださいね。
ヘレナよかったですよ!マダム・テナルディエはミュージカルでは森久美子さんのようなたくましい肝っ玉母さんのイメージなのですがヘレナのマダムはコケティッシュなかわいい悪女でよかったです~。
投稿: nya | 2013.01.15 12:21