STAR TREK INTO DARKNESS トレイラーがリリースされたよ!ちょびっと解説してみました
US太平洋時間の12/6 0:00(に遅れること30分くらい)、12/3に予告されていた映画「STAR TREK INTO DARKNESS」のトレイラーがリリースされたよ!我らがベネさんのヴィラン初お目見えだ!
見てびっくり!ナレーションがベネさんですよ!さらにびっくりしたのはマルチリンガルで16カ国版が同時発表だったんだけど、のわんと日本語版だけ1シーン多い!JJ監督どんだけ日本優遇するんだ~って感じ。
最初、英語版見て、その後、「あ、日本語字幕付きあるじゃん」って気がついてそちらを見たため、1シーン多いことに気付いたのでした…
以下はトレッキー夫の力を借りてちょっと読み解いてみました。私自身はSF読みではありますがSTAR TREKは宇宙大作戦&映画の最初の方しか観ていません(つまりTNGからは門外漢)。キャラの名前と世界観程度しかわからないウスイファンなのです(涙。リブートを観直さないと~。
まだまだ粗々なので随時解釈等追加していきますし、台詞・訳・解釈全部自己流読み解きなので間違いも多々あると思います(すまぬ~)こちらも随時修正していきますです。
- You think your world is SAFE? (世界は安寧って思ってる?)
- It is an ILLUSION(それはまやかしだ).
- A "Comforting Lie" told to protect you. ("甘やかな嘘"が君たちを護っている)
- ENJOY these final moment of peace (最後の平和を味わうがいい)
- So I have returned to have my VENGEANCE (私は復讐のために戻ってきた)
- So shall we begin? (さあ、はじめようか)
- Is there anything you would not do for your family? (人間の最大の弱点は愛だ)
最後の台詞は字幕から。えらい意訳だけどきっと背景があるんだろうし、それがテーマなのかもね。
■
冒頭は、未来のサンフランシスコ。カークたちの属する連邦宇宙艦隊の本拠地では亡くなった軍人のための葬儀が行われている。上空の戦闘機が「Missing Man Formation(慰霊飛行)」をとっているのでそれと判る。1機途中で離脱して、死者のための場所を作りにいくのだ。
亡くなったのは誰か?それがヴィランなのか? トレイラーの彼は宇宙艦隊の制服を着ている。たぶんカークたちの同胞だったのだ。中盤、カークとヴィランが戦っていると思しきクリンゴン帝国の惑星で何かがあったのか。
カークとマッコイが崖から落ちたり、スポックが火砕流の中を逃げていたり、エンタープライズが破壊されていたり。どんな事件がどんな時系列で起こっているのかは不明。ただヴィランが「さあ、はじめよう」と破壊をはじめるのはサンフランシスコ。サンフランシスコ湾に宇宙艦を落とす。彼は地球を滅ぼそうとしているのか。
カーク、マッコイ、スポック、ウフーラ、スールー、スコッティ(サイモン・ペグ!)はわかったけどあと…あれチェコフっていた?(ごめんチェコフ)
そしてラスト、日本版で追加されたシーンはガラス越しに手をあわせるスポックとカーク。このシーンは最初のシリーズの「カーンの逆襲」から引用されたと思われる(夫談 - バルカン式精神融合してるんじゃないかな?)
*1 この手をカークとスポックの手としているのはあくまで私の解釈です。ヴィランとなる前の同僚ベネさんを見捨てざるを得なかったシーンともとれるから。その場合はスポックとベネさんの手ですな。
*2 この日本版追加シーンで世界のスタトレファン界は騒然。前述のようにカーンの逆襲のシーンの引用だとしたら、○○○○は●●●しまうん?ってな感じ。JJ監督のミスリードじゃないすかねえ。
■
リブート後の第一作は青年カークがはからずもエンタープライズ号の艦長になる話で、INTO DARKNESSではそこから成長して真の艦長(=リーダー)となる話。とすれば、彼がエンタープライズや地球(=family)を護って戦うのだろうな。そしてその敵となるヴィランはかつての友であり仲間であったのかもしれない。
今回のヴィランは、カーンともゲイリー・ミッチェルとも言われているがいまだ不明。ポスターやトレイラーでの彼のいでたちを見る限りやはりゲイリー・ミッチェルベースではないかと思うけど、カーンの逆襲が引用されてたり、まだまだわからないです。ヴィランがダークサイドに落ちても最後は救われる話になればいいと思う。
それにしてもベネさんヴィラン恰好いいな!惚れ惚れするにゃ! って落ちはそれかよ~結局キャラ萌えだよ!ごめんよ!
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コメント
こんにちは!
スタトレの解説ありがとうございます!
私は昔観ていたのですが…カーク船長がカッとなってクルーに暴言を吐いたりするのをハラハラしながら観ていた記憶があります(笑)
悪役ベネさんかっこいいですねw(^u^)ホレボレ…でもどうして公開が日本だけ9月…w
スターウォーズもそうなんですが、オープニングがいいんですよね、space…the final frontier…(たしか)いまだにどうしてこんなに好きなのは解らないのですが、スタトレは面白いです。
いつも貴重な画像動画情報をありがとうございます!コソッと読ませていただいております…w
投稿: aiko | 2012.12.08 11:41
aikoさん、こんにちわ!コメントありがとうございます!
わーaikoさんもスタトレ観てらっしゃったんですね!カーク船長気が短いし女の子にヨワいし私も実は「こいつ大丈夫かいな?」と思って観てましたよ~。大好きなのはスコッティ(日本版ではチャーリー)でした!
オープニングはもう、若山弦蔵さんのお声で「宇宙 - それは人類に残された最後の開拓地である」という宇宙大作戦日本版で頭に刷り込まれてますね!
私の解説は全然読み込みが浅くお恥ずかしいです。ネットを見てもいろいろな解釈がありそうで、どんどん更新していきたいです。これからもどうぞいらしてくださいね!
投稿: nya | 2012.12.08 22:42
くわしい解説ありがとうございます!
aikoさんのレクチャーともども、スタトレビギナーにはありがたいです。
まだちんぷんかんぷんですが(笑)そのうちわかるようになりたーい!
そしてベネディクトの演技を存分に楽しみたいです!
投稿: ファイアー | 2012.12.09 00:53
ファイアーさん、コメントありがとうございます!
ベネさん押しのポスターとトレイラー第一弾素晴らしいですね!公開が待ち遠しいです。
スタトレは半世紀に及ぶ膨大なコンテンツがありますが、JJ監督がおっしゃっているように初めてこの世界に触れる方でも問題ないように作られていると思います。あえていえば世界観とキャラクター、バルカンとクリンゴンあたりを押さえておけばばっちりかと~。私もリブートの前作を観ていないので早速見直そうと思ってます!
投稿: nya | 2012.12.09 09:36
nyaさん、こんにちは。
先日はブログにコメントをありがとうございました。茶色いブログの管理人のMと申します。
さっそくスタトレ予告編の解説をありがとうございます。最後のシーンは日本版だけということで、英語字幕がわからなかったのですが、納得することができました。
私は全くスタトレを知らないので、そのあまりのディープさに途方に暮れておりますが、少しは予習をして「イントゥ・ダークネス」を見に行きたいと思っております。
nyaさんのブログ、また拝見させて頂きますね。
(^ ^)
投稿: M | 2012.12.11 20:06
ををっ!Mさん、ようこそいらっしゃいました!
わざわざお越しいただきコメントまでいただいて恐縮です。いい加減解説おはずかしいですー。
日本版だけの意味深シーンの台詞は英語ですと「家族のためなら君は何でもできるだろう?」の意ですが、字幕では「人間の最大の弱点は愛だ」となっており、ここだけ大きく台詞と字幕の意味が異なっていて作品のテーマに関わる何かがあるのかなあと思っています。
スタトレは日本でいうところのウルトラマンや仮面ライダーシリーズの様なもので、コンテンツは膨大ですが基本は家族で楽しめるお気楽SFドラマで、つっこみどころも多いです。
ゆえにそんなに構えることはなく、あえていえば登場人物や地球、バルカン星、クリンゴン星の関係や特徴を把握しておけば問題ないと思います~。
どうぞまたいらしてくださいね!
投稿: nya | 2012.12.11 20:33