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2012年1月

「11ぴきのネコ」感想

井上ひさし作品にはじめて出会ったのは小学生の時だったな。デビュー作の「ブンとフン」(新潮文庫版)。ユーモア小説と思って読み始めたらかなりシビアな文明&人間風刺小説だったのでびっくりした記憶がある。その後五月雨式に小説を読み、芝居もいくつか観ているけど、まあいずれもシニカルで人間のずるさ哀しさ怖さ愛しさを描いている。

「11ぴきのネコ」もそうだ。原作は馬場のぼる先生のかわいい猫の絵本だけど、井上先生はそれをかわいらしい猫の皮をかぶったシビアな(蠅の王みたいな?)群衆劇にした。前向きで理想に満ちて仲間思いで勇猛果敢なにゃん太郎。彼がにゃん老人から聞き出した北の大きな湖に棲むというおおきな魚。それをつかまえればもう仲間が飢えることはない。彼のいざなう旅。都会の片隅でそれぞれの事情で野良ネコとなり腹を空かせた10ぴきのネコたちは、それぞれの思惑で彼にしたがっていく。

一見明るく陰りのないかわいらしい(でもやってんのはアラフォーのおっさん小劇場俳優だけどね)猫の冒険劇の奥底に絶え間なく流れる不協和音はやがて戦慄のラストとなって観客に牙をむく。つけたしのように語られる後日談が彼らの真実だ。ラストのにゃん十一の歌「11匹のネコが旅にでた」がむなしく悲しく劇場にこだまする。それは私たち日本人が敗戦後歩んできた繁栄への軌跡への残滓なのか。その歩みの先にいまの私たちが知ってしまったひとつの回答―無残に壊れた原発の残像があるように感じた。

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ヘリクルーズに行ってきたよ!

思えば人生50年。当たりクジとは無縁の人生を送ってきたよ。いままでの人生の景品最高額ってたぶん小学生の時にお年玉つき年賀ハガキで2等が当たったことじゃなかったかな。それにしたって何しろ半世紀近く前のことだからね。日曜大工セットだった。父がいまも大切に使っている工具箱。

だから昨年末。某忘年会のパーティ余興。全員参加クイズ大会でなぜか勝ち残ってしまい一等のヘリ・クルーズがあたって大びっくり。間違いなく私の人生で最高額の商品よ。つつましい人生と笑うなかれ。ラッキーすぎてこわいので早々に使ってしまうことにしました。

いくつかのコースがあったのだけど選んだのはこれ。東京イブニングクルーズ。夜景もいいけれど、ちゃんと景色もみたかったので。

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エクセル航空は浦安ディズニー・シーの横。待合のカフェからはシーがよく見える~。タワー・オブ・テラーのりたい~。軽食もとれるのでシャンパンを注文して、夜景ビデオを見ながらのんびり待つ。カップルが圧倒的に多いけど、女性同士や一人客のひともいたよ!

残念なのは、機内i-Phone持ち込み禁止(ロッカーに荷物あずける)なので私は写真がとれなかった。夫のデジカメでとってもらう。

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東京タワー

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スカイツリー。空から見てもでけえ!

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夕暮れの東京。眼下に見えるのは秋葉原。

いやー面白かった~・。15分足らずのフライトだけどテンションあがりすぎて夫とくもじいごっこ(なんじゃこれわ!)をするのも忘れてた~。

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2012:あけましておめでとうございます。

みなさま、あけましておめでとうございます。

旧年中はこんな辺境のブログにお運びいただき本当にありがとうございます。

2012年もまったりゆっくり続けていく所存です。

皆様のご多幸をお祈りいたします。

今年もよろしくね!(ねこまる)
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