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「仮面ライダーフォーゼ」第二話「宇・宙・上・等」感想

わあい、あまりにフォーゼ第一話が面白かったのでフードロイド「バガミール」のおもちゃ買っちゃったよ!パッケージがかわええ! そしたらアストロスイッチ(カメラ)ついてやんの!これはもうフォーゼドライバー買うしか!(買いません)

かずき脚本はお馬鹿でアツくてイキオイがあるのが特徴だけど、もちろんそれだけじゃあないよ。もうひとつ大きな特徴があるんだ。それは「歴史を俯瞰する壮大な物語」。前に書いた一文。

熱血主人公。戦うヒロイン。翻弄される仲間たち。裏切り。戦いの中の愛や労り。迫力の戦闘シーン。人間の限界を超えてキレよく動く役者さん。スピーディな会話。ちょびっと(かなり?)お色気。脱力ギャグ。魅力的なガジェットが惜しみなくタメなく繰り出され、のたうちうねりながら天を目指す物語に観客は身も心も浚われる。

限られた時間を走って走って、走り抜けて、 幕は降りる。

そして、そこに残るのは - なにもかも過ぎ去った後の寂寞感。生き残ったものが背負うあまりにも重い荷。それでも人は生きる。昨日の戦いを胸に刻み、仲間の想いを背負い、明日の光を自分の手でつくりだすために。

劇団☆新感線は単に関西出身のお笑い劇団じゃない(そういう面もあるけどね)。昔から歴史を俯瞰する壮大な芝居を作り続けてきた。その作品の根幹を成すのはかずきさんの脚本。アニメのグレンラガンも最終的には宇宙と時間を越えた愛と希望の物語に結実した。

フォーゼはどうだろう。わからないけど期待していることは事実。はじまりはお馬鹿で元気な物語だけど、これは仮面ライダー生誕40周年記念作品なのだ。そしてかずきさんはもちろんライダー世代で特撮大好き。

きっときっといままでのライダーの歴史を俯瞰する骨太で壮大な物語にしてくれると信じてるよ。

例によって私の感想はネタバレには躊躇がありませんので、未見の方はご注意くださいませ~。 また私の感想は劇団☆新感線の座付作家の中島かずきさんが脚本を書いた仮面ライダーという観点に基づいています。

てなわけで今回も元気の良い物語が続くよ! Twitterで実況つぶやきしながら見てるけど、いやあ本当に面白いお話は見入っちゃってつぶやけないねえ。

第一話で見事フォーゼに変身してオリオンのゾディアーツを倒した弦太朗。でも賢吾は怒ってる。なぜなら

「あれはゾディアーツ。アストロスイッチでコズミックエナジーのチャネルを開き、そのエネルギーをマテリアライズしてニュークリーチャーになる。さっきの爆発はエネルギー体をデリートしただけだ」

ええっと、カタカナが多すぎてアタマワルイ弦ちゃんが混乱しています!かわりにユウキちゃんが解説くんになってるよ!要するに怪人ゾディアーツもフォーゼと同じように人間がスイッチで変身してるから、スイッチをきらないと倒したことにならないんだね。

そんな賢吾に協力を申し出る弦太朗。すげなく断る賢吾に「ぜったい認めさせてやるからな」と決意の弦ちゃん。

さて朝の登校風景。車で登場したのはアメフト君(夫はニセウェンツと呼んでいる)とチア部のクイーン。腰ぎんちゃく先生のもみ手っぷりがかずきテンプレだにゃあ。

弦ちゃんは授業をサボってひみつ基地に潜入。あちこちのスイッチをいじって(やめろって)いろいろ調べてるよ。ユウキから「ここは月面基地ラビットハッチ」と聞いてびっくり! そしていきなり服を脱ぎだすユウキににやける弦ちゃん。でもそれは宇宙服に着替えるためだったのだ!

二人でムーンウォークデート(いいにゃあ)。ユウキから賢吾がひとりゾディアーツと戦っている理由を聞き、弦太朗は賢吾に協力する決意をする。

月基地でアストロスイッチを開発していた賢吾の父は、それを悪用しようとした敵に襲われ殺されてしまう。偶然賢吾はその父の遺産、アストロスイッチとフォーゼドライバーを見つけ、ひとりで敵と戦い続けているのだ。

賢吾にあらためて協力を申し出る弦太朗。そこに電話がかかってくる。着メロが演歌なのがかわいいよ!電話の主はゴスロリ女の子。なんとアメフト部の試合が行われているスタジアムに怪人の手がかりがあるというのだ。

「うおおおお、いくぜー、うおおおお」「弦ちゃんまってー」「うおおおー」が馬鹿みたいで好きです。

スタジアムではおりしもアメフト部の試合がはじまろうとしていた。なんと怪人の正体はアメフト部の下っ端だったのだ!アメフトが大好きなのに、部じゃいじめられてこきつかわれているのに嫌気がさしたみたい。「トモダチになろう」と説得するいう弦太朗に改心しかけるも、十文字君の「くずはくずだな!」に切れて結局ゾディアーツに変身する下っ端くん。

賢吾の持ってきたフォーゼドライバーでフォーゼに変身して戦う。壁の向こうでアメフトくん、ゴス子ちゃん、ユウキちゃんがのぞいているのがかわいい(ぴょこん!ってお芝居の擬音がはいるよ!)

戦う弦ちゃんをよそに、「俺は何もみなかった、ぢゃっ!」とさわやかに去ってゆく十文字くん。あーこれも超お約束。えっと新感線作品では「コソクでヘタレで卑怯な二枚目」がすっごく良くでてきます。この間の鋼鉄番長の田辺誠一さんがそれだった。ハンサムでかっこいい(でも絵は画伯級)な田辺さんが、コソクで卑怯っぷりな二枚目を嬉々として演じちゃうんだから楽しいったらありゃしない。

あ、もちろん十文字君も本質はいい人だと思う!きっとこの先2,3回落とされて、名誉回復回があって、きちんと仲間になるんじゃないかな。仲間になってからも時々裏切ると思うけどね!それがかずきクオリティ!

賢吾君に作戦をたててくれと迫る弦ちゃん。「おまえの立ててくれた作戦を俺は信じる!」いいねえかずき節。スタジアムの外で戦うフォーゼ。「いいのがあるじゃん!」盗んだバイクで走り出す(いいんか!)弦太朗。これは賢吾のバイク「マシンマッシグラー(命名はだれだよ?!)。

怪人にとどめをさそうとする弦太朗に、地上では被害が大きくなるから宇宙(そら)で戦えと指示する賢吾。ロボットパワーダイザーを台座にして(ああ、だからダイザー…ダサ)、マッシグラーごとフォーゼを宇宙に打ち上げる!

そしてロケットとドリルライダーキックでとどめ。帰りはパラシュートスイッチをつかって帰ってくるよ!

地上に戻って下っ端君を助けたフォーゼをみてゴス子ちゃんは、「仮面ライダー…」とつぶやく。そう、この世界の仮面ライダーは都市伝説。「街の危機を人知れず救う仮面のヒーロー」。公ではないけれど人々のコンセンサスとしてはあるというのはいい設定かも。(でも風都は新聞記事になってたぞ!)

フォーゼドライバーを弦太朗にあずける賢吾。そしていつの間にか弦太朗は「仮面ライダー部」をつくってしまいましたよ!部員一号はユウキ、二号は賢吾!仲良くけんかするふたりをにこにこ見守るユウキがいいなあ!

そして!第三話にして学園クイーンコンテスト!水着のサービス回ですよ~!(なぜ先生まで水着に?)楽しみ楽しみ!

テレビ朝日公式

第一話「宇・宙・変・身」感想

かずきさんがメインライター・シリーズ構成されたグレンラガンの感想!

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コメント

はじめまして。実はのだめのころからずっとnyaさんの解説を拝見させていただいてました。
すごく分かりやすくて、私がのだめを読んでいて???なところをとても的確に教えてくださって
参考書のように頼っていました。
そして、なんとなく好みも合う!?なんて勝手に思ってしまったり。
私も子供のテレビで(娘ですが)仮面ライダーWのフィリップ君にはまり、そこから見るようになって、
今回もnyaさんの解説付きでフォーゼを見れるなんて深く見れるわ☆なんて喜んでます。

拙い私ですが、これからも読ませていただくと思うので、よろしくお願いします☆

投稿: yamaちゃん | 2011.09.12 19:39

yamaちゃんさん、はじめまして!

コメントありがとうございます。こんな辺境のブログにようこそお越しくださいました!

のだめの頃からご訪問いただきありがとうございます。いつでもミーハー絶叫型感想でお恥ずかしいデス。。

お嬢様もフィリップ君お好きなのですね~同志!Wはおしゃれで格好よくってフィリップ君がかわいくて大好きでした。所長はアレですが…(でも好きですよ~)。

フォーゼでもぜひぜひよろしくお願いいたします。ミーハー感想ばかりで恐縮ですが、どうぞまたいらしてくださいね!


投稿: nya | 2011.09.16 08:03

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第二話感想 衝撃の第一話から一週間、待ってましたの第二話ですが、変わらず面白かったので安心しました。脚本もCGの質も安定していて、あとは、弦太朗の滑舌がもうちょっとだけ良ければ言うことないんですが。まあ、これはそのうち上達することを祈りましょう。 今回のお話 前回、突然学園に現れた謎の怪人、ゾディアーツの正体を探す弦太朗。 「アイツにだけは負けたくねぇ。これは男の意地だ!」 賢吾に張り合って向きになる弦太朗だが、ユウキに諭されて、自分らしさを失っていたことに気づく。 フォーゼドライバーやアストロスイ... [続きを読む]

受信: 2011.09.12 23:30

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