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マナーと私

亀の甲より年の功。ばりばりのミドルクラス出身で高校の時、授業の一環として上野の精養軒でマナー教室を受けた際にはじめてフレンチ料理のマナーを知って目をシロクロさせていた私も、もはや世界のどんな高級ホテルやレストランにいってもそれなりに振舞える自信があるよ。なにものおじしなきゃいい話。大昔、ロンドンのハイドパーク・ホテルでフロントに電話して「マダム○○」といわれて背中がむずむずしたのもいい思い出だ。

それでも時々失敗しちゃうのはドレスコード。私は女なので良い素材のアンサンブルにきれいなストールやアクセサリーをあわせるだけでナントナク様になるけれど、何しろ夫はスーツに馴染みのない自由業。夏に英国に行った際泊まったウェールズのスランゴイド・ホール(滞在記。2004年の記事だが私は執事カフェを予言していたのだなあ)。夏だったため夫が持っていったのはセルッティで誂えた麻のスーツ。滞在初日のディナー。夫は同じくセルッティのスタンドカラーのシャツにそのスーツでダイニングに入ろうとしてスタッフに咎められた。正式なディナーではスタンドカラーはNG。襟のあるシャツにネクタイが必須なのだ。旅行中でもあり、その日は仕方ないということで端っこの席に案内されてしまった。翌日は街の洋服やさんでシャツとネクタイを買い求めたため、きちんと真ん中の席に案内されるようになったよ。ちなみにそれから10年以上立つが、夫はいまでも旅行に出る際にはそのシャツとネクタイを持っていく。物持ちがいいというより、それ以外に襟のあるシャツとネクタイをもっていないのだ。ひでえ!

で、この前のシンガポールのラッフルズでもドレスコードにひっかかったのは記憶に新しい。リゾート地でもさすがもと英国植民地のマナー意識(階級意識なんだけどねえ)はハンパねえ。

てなわけでこの本。二ノ宮先生のお師匠さん、村田順子先生は香港通として有名で、香港旅行にはまってた頃は先生のガイドにずいぶんお世話になった。そんな先生のマナー本。英国で学ばれ、神戸でフィニッシング・スクール(マダム養成学校だね)を主宰されている佐藤よし子先生の監修で、私にはずいぶんとなじみのある英国風のマナー解説が面白かった。

そんな私も知らなかったマナー。お皿に残ったソースをパンでぬぐうのはフランスではOKだけど英国ではNG。やってたよ思いっきり…。大昔、京橋のシェ・イノで「ソース美味しかったら全部パンでさらって食べてくださいね~。さがってきたお皿が洗ったようにピカピカなのがシェフにとっての勲章なんですよ~」と言われて、美味しければそうするのが礼儀と思ってたので目ウロコ。あと食後のカプチーノもNG(夜に飲むものではない)。お腹一杯のときはさすがにエスプレッソだけど、カプチーノ好きなんでつい頼んじゃう。これもどこのレストランでも快く持って来てくれたけど、これからはエスプレッソダブルにしておこう。

マナーは知識と経験。それを守ってリラックスして美味しいご飯を食べるのは大好き。高級ホテルやレストランで慇懃無礼な対応をされたことは無いし、気持ちの良いホスピタリティを心がけるひとたちだから、もしマナーに反しているようなことをしていれば、ちゃんと親切に教えてくれるしね。今度はどこに食べにいこうかにゃあ(お財布と相談だ~)

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