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2011年6月

ドラマ「JIN -仁-」第二部最終回 感想

うわわん、感想をずいぶんサボっているうちに、ついに仁が終わってしまったにゃあ。毎回息をもつかせぬ展開で、観終わるとどどどっと疲れちゃって、私の足りない脳みそ処理能力では感想どころじゃあなかったんだ…っていうのはちょびっと言い訳。実は第一部はその終わり方をのぞけば大好きなんだけど(「あれ?」はないよなあ)、第二部は、出来の粗さが目だってそれほど思い入れることができなかったのも感想を書きそびれた理由のひとつ。もちろんドラマ製作スタッフはとっても頑張ってて、この世界を愛しているのが伝わってくるのだけど、ドラマとしてのバランスが悪く感じられた。

その原因は大きく2つ。ひとつは物語。後で書くけど、ドラマは原作のエピソードを使ってまったく違った物語になっている。原作とドラマでは仁先生と龍馬、咲ちゃん野風さん(+未来さん)の立ち位置がまったく違うのだ。その物語はとても魅力的なんだけど、いかんせん尺が足りなさ過ぎた。それでも第一部は原作5巻ほどのエピソードでそれを語ったため(そして収束させる必要がなかったため)ラストを除いては粗がめだたなかった。しかし第二部は激動の幕末でエピソードはてんこ盛り。詰め込みすぎて逆に散漫で雑な印象を受けてしまったのだ。手術シーンはますますリアルになったし、蛤御門の変や上野戦争など大河ドラマを髣髴とさせる戦闘シーンなど、丁寧につくられた見ごたえあるシーンはたくさんあっただけになんとも残念だ。

そしてもうひとつは仁先生の性格設定だ。原作の仁先生は、比較的早くに江戸で生きる覚悟を決めて、後はあまり悩まずに周囲の人々や偉人を助けることに邁進している。しかしドラマの仁先生はいつまでもぐずぐずと悩み続けている。江戸に6年もいるのにね。悩む姿はとても人間らしくて、歴史音痴のところも含めてずいぶんと親しみやすいけど。

しかしこれでは物語が転がらない。特に第二部では、幕末の多彩なイベントに仁先生をうまく関与させるところが物語の醍醐味であるのに、決断のできない仁先生は潔くそのイベントに参加することができない。躊躇する仁先生のお尻を叩くのは咲ちゃんだ。第二部の咲ちゃんはまるで仁先生のメンターのようで、第一部の可憐さ初々しさが薄れてしまった。仁先生がプロポーズしたりもしたけれど、二人の恋が進展しているようには感じられなかった。

もちろん良かったところもたくさんあった、役者さんはみなハマリ役。綺羅星のような実力派の俳優さんたちを惜しげもなく投入して、しかもみんな大熱演。久坂さん西郷さんはとーっても魅力的だったし、うっちー龍馬はこれからの龍馬像のマスターピースとなったと思う。野風さんの出産話→その後の流れも、よく原作をここまでアレンジしたなあと感心した。タイムパラドックスの処理は原作よりもうまかったんじゃあないかな。少なくとも原作の仁先生分裂→咲ちゃん&野風さん子孫の両手に花エンドよりも私は好きだな。もちろん原作あってのドラマ版ということもよくわかってます~。原作の仁先生や咲ちゃんが大好きだから幸せになってくれて本当に嬉しかったよ。

ところでSFファンとしての閑話休題。

タイムスリップやタイムトラベルを扱ったフィクションって、SFって思われがちだけど、実はそうじゃない。太古の昔から時間を行き来するってテーマはあったと思うんだ。例えば浦島太郎だって、この世とは異なる時間の流れに身を置く話でしょう?

でも時間旅行に伴う様々なアイデアが整理されたのはSFによるところが大きいのかな。近代SFの父H・G・ウェルズがその名も「タイム・マシン」を書いたのは19世紀。同時代にマーク・トウェインが「アーサー王宮廷のヤンキー」を書いてるね。どちらも(当時の)現代人が未来や過去の世界に時間旅行する話だよ。それから一挙に花開く時間もの。物語や映像でたくさんの名作や古典が生まれたね。

時間旅行の手段もいろいろだ。タイムマシンを使ったり、コールドスリープに光速移動にブラックホール、ラベンダーの香り(さっすが筒井先生!)。精神だけがトリップするものや、手紙やメールで過去や未来と意思疎通ってのもあるよね。

そして時間旅行につきもののタイム・パラドックスに過去改変(と歴史の修正力)、パラレル・ワールドにバタフライ・エフェクト。およそあらゆるアイデア、あらゆるパラドックスが出尽くしているため、いまオリジナリティのある時間ものを書くのはとても難しく、SF畑からはなかなか新作がでない。その代わり、ごくごく普通の娯楽作品として、古典的なガジェットを組み合わせて、新しい作品が生み出されているよ。

私が大好きな作品は故クリストファー・リーブの主演映画「ある日どこかで」。切な系時間旅行ものの傑作だ。何回見ても最後は号泣してしまう。機会があったら是非観てね!最近だったら「時をかける少女(アニメ版)」だねっ!天才筒井先生の時間旅行の古典名作を瑞々しい感性で映像化した心温まる佳作だよ。わくわく冒険ものならやっぱ「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」。すでに古典だけど、使い古されたテンプレでも組み合わせ次第ですごい傑作ができることを証明してくれた。閑話休題終わり。

ええっと何がいいたいかというと、そういう意味では「JIN」もテンプレ時間旅行もの。原作者村上もとか先生のすばらしいストーリーテリングで、古典的なガジェットを読み応えのある幕末現代医師奮闘記に仕立ててくれた。

で、ドラマはそれをどんなお話に組み替えちゃったかというと -

第一部は江戸にやってきた仁先生が工夫しながら人々を治療して、様々な幕末の偉人と出逢い、友情を深めていくお話。そして第二部は、いよいよ明治維新がやってくる。激動の歴史に翻弄されながら、無二の親友となった龍馬を救おうと奔走する仁先生 - でも歴史の修正力が働いて、その願いはかなわない。それどころか、歴史の修正力は仁先生を江戸から排除しようとする。愛する咲さんの命も危うい。どーするどーなる。

なあんてね。それは失意の医師の魂の救済の物語。愛する恋人未来を自らの手術の失敗で目覚めぬ植物状態にしてしまった仁先生。ただただ眠る未来と対話し、日々の希望を失っている。そんな仁先生が、江戸にタイムスリップ、ここで医療の進歩に身を尽くすことで、未来を病から救うことができるかもしれない。僅かな希望をつなげ、やがて愛する人咲と仁友堂の仲間と無二の親友龍馬を得る。

無二の親友を助けることはできなかったけれど、もう二度と愛する咲にあうことはできないけれど、その想いはいつも胸にあり、そして - 滅びない。戻れぬ悲しみを胸に秘め、仁先生はひとりの人間として、前向きに歩むのだ。再び未来と出逢い、そしてまたその病と闘う強い心をもって。

江戸の時代から、仁先生の痕跡が消えたように、心の海で龍馬が語ったように、仁先生の心からやがて江戸の記憶は薄れ消えてしまうのだろう。でもそれは別にタイムスリップしなくたって同じだ。私たちは何もないところから生まれ、一時ともにすごし、そしてまた消えていく。でもともにすごしたその日々は時のどこかにあって、いつまでも褪せない輝きを持っている。その輝きを伝えながら人は歴史を紡いでいるのだ。

ドラマ「JIN」は、そんな魂の救済と人々の歴史の物語。いろいろバランス悪いところもあったけど、そんな大きな物語を語ろうとする作り手の意志はしっかりと伝わったよ。素敵なお話をありがとうございました。

おまけ。時間ものテンプレいろいろ。どれも大昔からあるテンプレなので、仁は蒲生邸やBTTFのパクリなんて思わないでね~。これらはパブリックドメインアイデアなのだ(いいすぎ)。

-崖から落ちて過去にタイムスリップ
-自分自身を手術する医師
-頭(体)の中の胎児状腫瘍(もしくはバニシング・ツイン) しかも生きてるししゃべるし(ピノコ~)
-同じ時間軸に過去と現在の自分が二重存在して、片方がはじかれる
-現代の技術を過去の環境で工夫して発明してしまう
-タイムスリップ先の過去の歴史に介入した結果、それがどんなにわずかなことでも未来が変わる
-逆に歴史修正力がはたらいてなかったことになってる
-写真がかわってる(わはは)
-偉人とお友達になる。暗殺や事故から救う。もしくは救えなくてがっかり
-死ぬ運命にある人を救っても、別の方法で死んでしまう
-タイムスリップから戻ると、過去(未来)から自分がいた痕跡が消えている。
-時間の修正力が働いて、時間が正しく流れるまでは何回もタイムスリップする。
-時間が正しく流れ始めるとタイムスリップの原因そのものが消える
-自分自身の記憶もなくなる。忘れてしまう
-過去(未来)からお手紙が届く。それを読んで泣く(しくしく)
-心の中の渚で大好きだった人と語り合う。「もう会えないけどいつでも一緒だから」といわれる。(龍馬さんがララァや綾波みたいだったよう)
-時間を巻き戻して、救えなかった人を救う。もう一度出会う

おまけその2

SFとしてもエンターテインメントとしても優れている時間SFと私が思うのは、萩尾望都先生の「銀の三角」だ。もう三十年前の作品だけど、1つの星の種族の行末が宇宙の運命を左右する-それを修正するために宇宙の意志が働いて-という話。萩尾先生の"ループもの"SFの集大成的傑作だ。

感想まとめました。

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「87CLOCKERS」短感 001

うーんこう来たか。まったくあさっての方向をついてくるなあ二ノ宮先生。

人口に膾炙し、作品は大ベストセラー。メディアの展開も大成功。国を越えたクラシックブームまで引き起こした押しも押されぬ前作「のだめカンタービレ」の後にどんな作品を発表されるかと思ったら、オーバークロッカーの話をもってくるたあ恐れ入谷の鬼子母神だにゃあ。

作品をカンタンに紹介すると、登場人物は3人。語り手はバイオリン専攻の音大生の眼鏡男子一之瀬奏(かなで)。音大といっても桃が丘じゃないよ。のだめの登場人物たちと違って、才能はあるのに、コンクールや留学にまるで興味なく、しかもおうちが恵まれてて就職の心配もなく、学校では浮いているし、合コンにでてもあまりの覇気のなさにドン引きされている。そんな自分に嫌気がさして誰かがスイッチいれてくれるのを待っている。まあいま流行の草食系男子ですな。そんな彼が出合った美女は寒い夜に裸足でアパートの外に佇んでいた。

彼女は彼(MIKE)と同棲(?)中。ちょっとほややんな感じ。とーってもブザイクな通い猫を可愛がってる。そして俺様系に見える彼は、世界的なオーバークロッカーらしいよ。狭いアパートの部屋で今日もベンチマークにいそしむんだけど、なにかとほややんな彼女に邪魔されて、そのたびに部屋の外に追い出しているらしい。一之瀬くんと彼と彼女の出会いは何をもたらすのかは以下次号!

てなわけで、導入部も導入部って感じで、これからこのお話がどんな風に転がるのか!オーバークロッカーに賭ける青春!になるのか、それとも恋の三角模様!になるのかはまだよくわからない。でも天才ファミリーカンパニーではバブル時代のエコノミーを、GREENでは農業を、のだめではクラシック界を、どれもこれも楽しく面白く書いてくれた二ノ宮先生だからこれからが楽しみだにゃあ。

ジャンプ改公式ページ

漫画「のだめカンタービレ」感想ページ

【オーバークロックに関する閑話休題】

1990年頃、インテルの新チップ80386に対応するためにアプリを修正したんだけど、従来の8086,80286と比較してクロックがはやすぎてタイミングあわずWAITめちゃくちゃぶちこんだ記憶がある(ひでー)。その飛躍的に早かった80386のクロック数は12MHz。いまのXeonだと1~3GHzが普通なので、もう100倍以上速くなってるわけ。ずいぶんと隔世の感があるにゃあ。

CPUって1つのチップに見えるけど、中には膨大な回路がある。その回路それぞれで行われてる処理の同期をとるため組み込まれた水晶振動子が振動して信号を送ってる。いまやその速さはGHz級、すなわち1秒間に10億回以上の処理が可能なのだ!

しかし、CPUはマスプロダクト製品。チップメーカーのインテルやAMDが発表しているクロック数は、メーカーが動作保証しているいわゆる定格もの。実際はマージンとってる。マージンは生産されたロットによって差がある。クロックはマザーボードで調整できるから、昔から自作PCを趣味にしている子たちにとっては、クロックアップは割りと普通に行われてた。

なーんて、私も20世紀は自作PCやってたから、香港や秋葉原で安いマザボや石やグラフィックボード買って組み立てたりもしたけれど、最近はすっかり遠ざかってた。まさか自作PCがこんな方向に進化してるとは思わなかったよ。今回の監修の世界的なオーバークロッカーのduckさんの記録を見ると、NehalemのCore i5(QC)で7GHzup叩きだしてるのな。化け物やん。

もちろんここまでの速度たたき出すには、既存のマザボのBIOS設定だけで実現できるわけもなく、マザボからカスタムメイド。高速安定動作させるための冷却には液体窒素(高いよ!)を使うというキンキーっぷり。電気もハンパなく喰うので電源もサーバー並の装備が必要。ブレーカー落ち怖いんならUPSもつけとけよ!ってな感じだよね。うーんマニアック。

あ、速さはなんで測るかって?そりゃベンチマーク。世界一になったスパコン「京」に使ったLINPACKと同じようなベンチマークのプログラムが大学や各種研究機関からフリーで提供されている。ネットを見るとあちこちに、オーバークロックのベンチマークのランキングがあるのだなあ。作中にでてきたのはスーパーπという、東大の金田研で開発された円周率計算プログラム。作内では実行結果にLoop19とあるので104万桁の円周率計算。これを4.9秒でやってのけるという、まさにちょっと前のスパコンクラスのポテンシャルを持ってるわけ。

すごいにゃあ。個人的には大好物なんだけど、これをネタにどう展開するのかぜんぜん予測つかないや!どーするどーなる87CLOCKERS!

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陰影考

昭和の庶民の生まれなので、プライベートでの海外旅行なんて高嶺の花だった。大学生の頃にはバックパッカーブームが起こり、格安航空券で海外を廻った話も身近にあったけど私には無縁と思っていた。

てなわけで、私のはじめての海外旅行は出張だった。11月の英国という、およそ観光には無縁の時期だ。

飛行機がヒースローに降り立ったのは16時頃だったが、すでに日は落ち真っ暗だった。高緯度の英国の冬の日は短い。11月ともなると、日の出は8時過ぎ、日没は16時前になる。しかも天気が悪く日照時間が極端に少ない。厚い雲の間から太陽が現れたとしても、日の光はとても弱弱しいのが英国の冬なのだ。

そんな英国でびっくりしたのは室内の暗さ。滞在したのは19世紀に建てられた小ホテルだったが、窓は小さく、鉄線の入った古ガラスで外の光はほとんど入らない。照明の照度も暗く、本を読むには手元のブックライトが必須だった。出張先のラボは窓の大きな近代的なオフィスビルだったが、蛍光灯もそんなに明るくはなく、窓の外のどんよりとした空と相まって薄暗い印象しか残っていない。これは夏に訪れた際もそうだった。

もちろん街も明るくはない。滞在した英国中部の小さな街。商店は夕刻の5時にはCLOSED。街灯はあるが、行き交う人々の顔が判別できないほどの暗さ。それは週末、ロンドンに遊びにいったときもそうだった。リージェントストリートなど目抜き通りには、クリスマスの電飾看板が光っているし、有名なSANYOのサイネージもあったけれど、決して明るい街ではなかった。日本と比べて全体的に照度は低かった。

室内では煌々と蛍光灯が点り、街はネオンで彩られる日本と比べ、英国はずいぶんと暗い国だなあというのが私のファースト・インプレッションだった。でも当時の日本がバブル景気の頃で、ずいぶんと浮ついていたので、対照的に落ち着いた大人の国という感じがして好ましく思った。

英国の冬はそれほど寒くはない(ここ数年、毎冬大寒波がきているけど)。北海道より高緯度にありながら、暖流のために、イングランドであれば東京と同程度の寒さだ。家々はセントラルヒーティング完備で、室内はとても暖かい。寒さ対策は万全なのだ。

さて、はじめての英国出張を経験して、海外旅行の耐性がついたため、今度はプライベートでの海外旅行を楽しみたくなった。折りしもパソコン業界では香港ブームが起こり、編集者である夫も香港本を編集していた。そこで香港に行くことにしたのだ。中国返還前であった。

プライベートで訪れた5月の香港は、暑くて明るかった。太陽ががんがん照りつけ、参ってしまうくらいの暑さと湿気。でもホテルやショッピングモールの冷房は寒いほど。夜ともなれば目抜き通りの彌敦道(ネイザン・ロード)のネオンは煌々とともり、まさに不夜城の赴きであった。

とびかう広東語、騒々しい女人街、煌々と明るい電脳中心。ずいぶんと騒がしい国だなあと思った。でも明るく、元気でごはんの美味しい国なので大好きになった。

高緯度の英国は、日の光が弱く、冬は日照時間が極端に少なく、また明るい時間が5時間くらいしかない。人々の目の色は薄い。そんな環境には暗く、しかしあたたかな照明(暖炉も照明代わりだ)がとてもあっている。寒さ対策もセントラルヒーティングで万全だ。

低緯度の香港は、日の光が強く、日照時間は長い。気温も湿度も高く、人々の目の色は濃い。明るい照明と快適な空調は必須の世界だ。

さて中緯度の日本はどうだろう。夏は香港より暑く、冬は英国より寒い。雨季があり、日照時間はそこそこだが、太陽の光は強く明るい。震災以降、駅や公共施設の照明は落とされ、まるで欧州の様で落ち着いていて良いじゃないかという声も聞く。しかし、私はあえていいたい。ここはアジアだ。眼の色も肌の色も薄い白人の国ではなく、褐色の眼とクリーム色の肌を持つ黄色人種の国なのだと。

もちろんエネルギー危機の日本は香港やシンガポールのように潤沢にエネルギーを消費して都市を維持するわけにはいかない。外光や夜間の余剰電力をうまく利用して、ただ単なる欧州の模倣ではない、中緯度の日本にあった照明や空調を作っていくべきだと思う。

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ソフトバンクのCMにシンガポールを懐かしむ

じめじめ梅雨がつづくね~。会社でもいよいよスーパークールビズがはじまったよ!通常のクールビズに加えてポロシャツ・チノパンOK。まだまだ普通のシャツが多いけどそのうちポロシャツ増えてくるのかにゃ?

シンガポールはよかったにゃあ面白かったにゃあまた行きたいにゃあと思っていたら!のわんとTVにマリーナベイ・サンズが!SMAPのSoftBankのCMがマリーナベイ・サンズのSKYPARKなのだっ!

SMAP in Singapole

ほーんとこんな感じなのよ~すごいのよ~みんなもシンガポールに是非!最後にでてくるマーライオンお父さんがかわええ!

■シンガポール落穂ひろい

クラークキーにフーターズがっ!ちょうどスコールに見舞われた時で、お店から川辺のテラスにきれいな店員さんたちがカサをさしてお料理をはこんでいたんだけど、「そこは濡れスケタンクトップでセクシーにいくべきだろう!」と夫が怒ってました。そんなことしたら店員さんかぜひいちゃうよ!

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シンガポール旅行記:写真追加しました


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3ヶ月目に思うこと(メモ)

今日は6月11日。東日本大震災からもう3ヶ月もたってしまったんだなあと思うとともに、まだ3ヶ月しかたっていないのかとも思う。被災された方々のご苦労はまだ続いているし、何よりも福島第一原発事故の状況は一進一退で光明すら見えていない。震災後の日本を強くリードすべき政府もあの体たらくで一向に腰が定まらず、一国民 - 有権者として被災地に、世界に、申し訳ない思いで一杯だ。

ところで私は震災後から、ずっと村上春樹先生の言葉が聞きたかった。震災直後、村上龍先生や坂本龍一先生など、世界に向けて意見を発信した著名人は多かったが、村上先生は一向に口を開くことはなかった。世界に対して多大な影響力のある先生のことだから慎重に発表時期を選んでいるのかなとも思った(もちろんその他の理由である可能性も高い)。でもそれはきっと「卵と壁」のように含蓄に富んだステートメントになるだろう、未だ暗闇の中にある震災後の私たちのこれからを照らす灯になればいいなと思っていた。

震災から3ヶ月たって発信されたそのステートメントは意外性に溢れていた。

村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(上)

カタルーニャ国際賞スピーチの一報を聞いたとき、私はまず海外のニュースサイトを探した。当然そのスピーチは英語だと思ったからだ。そして動画のニュースを見てびっくりした。

村上春樹さん 原発政策を批判

日本語だった。日本語でしゃべる村上先生の映像を見たのはもう何十年ぶりだろう…先生シャイだからほとんどメディアへの顔出しはないのだ。スペインは英語圏ではないとはいえ、このような場でのスピーチは英語で行うのが普通であろう。それをあえて日本語で行ったということは、これは村上先生の受賞に対するサンクススピーチであると同時に、日本人に対するステートメントなのかとも思った。

日本人なら誰でも理解できるような、メタファーもない平易で誠実なスピーチの主旨は多くのメディアで報じられている様な原発政策への批判や政府・東電の断罪では無く、自己反省であった。

広島の原爆死没者慰霊碑に刻まれた「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから」 - 核という圧倒的な力の前では人はすべて加害者であり被害者である - 核の力を引き出し、その行使を防げなかった我々全てが加害者であり、それを厳しく見つめなおさない限り、「過ちは繰り返され続ける」と訴えているのだ。

今回、福島で起こったことは私たちの過ちの結果だ。戦後、日本が瓦礫の中から復興し、経済大国になるためにとった政策が間違っていたと私は未だ思わない(戦前の日本の植民地政策が間違っていたと思わないように→正しかったと思っているわけではないよ)。ただただ政府の、東電のリスク管理の甘さを見過ごしてきた自身の迂闊さに臍をかむだけだ。

高度成長期を、バブルを、リーマンショック後の加速したGlobal化を経験し、世界の先端を走っていると思っていたら、私たちはふたたび、あの終戦時の瓦礫の街に引き戻されてしまった。国民のリテラシーは高く、勤勉で、進取の気概に富んでいる。しかし資源に乏しい極東の小国、日本が世界から搾取されず、パワーゲームに勝利し、繁栄を維持するために築き上げたロードマップからいつの間にか大切なものが抜け落ちていた、それは確かに結果論であろう。しかし、何か大きな力が働いて、走り続ける私たちの襟首をつかんで引き戻した - それはまぎれもない事実なのだ。

政府を、東電に腹をたて、断罪することは容易い。しかし「私たちは騙されていた、被害者なのだ」で終わってしまっては数多ある陰謀論と同じだ。その穴だらけの政策を、計画を許したのは他の誰でもない私たちだ。私たちが「強い日本」を甘受するために、リスク策定の甘さを"積極的"に許したのだ。忘れてはいけない。私たちは加害者だ。私は何よりも自分自身に猛烈に腹をたてている。

今後日本という国のBCP(Business Continuity Planning)を策定する際に、どのリスクを最重要視しなければいけないのか - この震災で明白になったと私は考えている。今後、日本およびその周辺地域の地殻変動は非常に活発化していくだろう。マグニチュード7以上クラスの地震が常に起こることを想定した国づくりを考えていかなければいけないのだ。今度こそ、過ちをくりかえさぬよう、核を使わないエネルギーの開発を、日本の中心命題に据えていかなくてはいけないと思う。

p.s.

日本のみならず海外で高く評価される村上春樹先生の作品。私は学生時代、「羊をめぐる冒険」を読んで大きな感銘を受け、ファンとなった。殺伐としたある種暴力的な世界観を持つ村上作品を私は愛しているが、その根底には日本人固有の「無常感」があり、時にその情緒が重ったるく感じられる時もある。ただ、きっとそれは狙ってのことなのだろう。作品はフィクション性が高いが、オウム事件の影響が色濃い「神の子供たちはみな踊る」「1Q84」もある。今回の大震災もいずれ作品に反映されるのだろうか。

【参考】エルサレム賞受賞スピーチ 日本語訳

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つれづれ水無月:梅雨入りだよ!

ううーん、熱帯のシンガポールから帰ったら日本は梅雨入りしてた~。寒い~!でもオフィスは空調絞ってるから暑い~。USB扇風機で暑さをしのぐ今日この頃です。

シンガポール落穂ひろい

■MRT(地下鉄)は快適。構内も地下鉄の中も冷房完備、おまけに携帯も通じて便利便利。地下鉄のターミナル駅はもれなくショッピングセンターにリンクしててほぼ地上にでることなく目的地にいける。最初シンガポールの街を歩いたとき、外に人気があんまり無かったんだけど、理由はすぐにわかった。地下街がものすごく発達してるのだ。地下街とショッピングセンターを歩くことで地上に出る必要は無い。冷房もきいてて快適。すっごい人だよ!

■日本食はものすごい展開しててびっくり。回転寿司にラーメン屋さん、お弁当やさん。パン屋さんはアンデルセン。今川焼きにたこ焼きにお好み焼きと粉ものも充実!大戸屋もあったよ!1人鉄板焼き屋さんもあって、あれ日本でも展開すれば面白いのになあと思いました(すでにしてたらご容赦)

萌え寿司?キャラが可愛い回転寿司屋さんのオープニング予告。おいなりさんキャラがいいにゃあ。

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日本食専門フードコート:SHOKUDO

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大阪専門フードコートも!

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■そうそう、これを買ったんだ。東日本大震災チャリティ同人誌「pray for Japan」

講談社の漫画家さんたちが中心になって作ったチャリティ同人誌に二ノ宮先生も描いてるよ!千秋先輩の寝相は最悪で、いつもベッドからけり落とされたりしてるけど、のだめはいつも先輩と一緒に寝たいのです。だって寝顔がとってもかわいいから(らぶ)…というのだめでなきゃ「けっ、のろけてるんじゃねーよ!」といいたいくらいのラブ大全開のお話ですよん。千秋の寝顔がかわいーんだ!

■ラジオでふと聴いて、その場でiTuneで購入してヘビロテしてる英国バンドColdplayの「Every Teardrop Is A Waterfall 」。昨夜6/3(金) グリニッジ標準時0時(日本時間20時)に英国を除く世界で一挙配信開始(英国は6/5から)。素晴らしい曲。歌詞(公式)もキャッチーでよいなあ。次のe-カラで歌おうっと。 公式がYoutubeで公開しているのも素晴らしい。

好きな歌詞。嘘訳はnya

MAYBE I'M IN THE BLACK, MAYBE I'M ON MY KNEES
MAYBE I'M IN THE GAP BETWEEN THE TWO TRAPEZES
BUT MY HEART IS BEATING AND MY PULSES START
CATHEDRALS IN MY HEART

暗闇の中で跪いているような。空中ブランコの狭間にいるような(心許ない気分)。
でも僕の心臓は鼓動を刻んでる。脈動を始めてる  - 大伽藍は心のうちにある。

■仁はちゃんと見てるけど、感想がおいつかない~。そろそろまとめないとラスとスパートが~。

■そして新感線「髑髏城の七人」ですよ!昨日東京公演のFC先行開始して、全週末申し込んだけど当たる気がしねええ!どうやって確保すんべえ。しかし、S席12,500円は高いにゃあ。


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ちょっとシンガポール旅行記:目次

2011年5月のシンガポール旅行記目次です。

5/25(水) : ちょっとシンガポール旅行記:羽田で!国際線で!

5/26(木) : ちょっとシンガポール旅行記:初日から充実!

5/27(金) : ちょっとシンガポール旅行記:肉骨茶にはまる

5/28(土) : ちょっとシンガポール旅行記:象に乗る!

5/29(日) : ちょっとシンガポール旅行記:さよならシンガポール

追記 : ちょっとシンガポール旅行記:シンガポールでつぶやく

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ちょっとシンガポール旅行記:シンガポールでつぶやく

さて今回の旅行では、私はシンガポールでいつもと同じようにiPhoneでてきとーにヘタな写真とってTwicPicにあげて、Twitterでつぶやいてた。ちょっと昔を知っていれば夢のような話だよね。それもこれも、Softbankの海外パケットし放題がつかえたからなのだ。これすげー便利!トクベツな手続きいらないし!孫さんありがとー。

1.空港に降りたら、iPhoneの電源をいれて、設定からキャリアを手動で選択。各国で使えるキャリアはここで事前に確認できる。シンガポールは、M1とSingTel、空港ですぐにつながったのはSingTelだったのでそのまま設定。データローミングをオンにしておく。
2. すぐにSoftbankより確認メールが届く。"海外パケットし放題対象の【SingTel】に接続されました"。これで安心

あとは日本にいるときと同じように、普通にWebブラウズしたり、メール送受信可能!いやあラクチンラクチン。しかも!日本では地下鉄走ってるときはネットつながらないけれど、SingTelはMRTで走ってるときもがんがん使える。日本より便利~!孫さんもっとがんばってください~。

あ、シンガポールでは圧倒的にスマホ持ってる人が多かった。iPhoneとあと多分サムソンのGalaxy、ノキアのキーボードついてるやつ、ブラックベリーも見かけました。もうMRTの中でも、歩いてるときもスマホでメールやTwitter、FaceBook。すげえ!

日本に戻って、MySoftBankみたら、ちゃんとパケットし放題適用されてました。ひと安心!一日1480円(6/30まで。通常は1980円)で日本と同じように使えるのは本当に嬉しかったなあ。

Cost

■つぶやき記録

5/25(水)
5/26(木)
5/27(金)
5/28(土)
5/29(日)

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