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ドラマ「JIN -仁-」第二回 短感

小学生の頃、NHKで放送してたアチャラカ時代劇「天下堂々」が大好きだったんだ。江戸末期の天保年間を舞台にして、歴史上の有名人がばんばん登場して史実も描いてるけど、基本なんでもありのぶっとんだ内容。すっげー面白くって毎週楽しみに見てた。主人公の蘭学者佐倉英介を演じるのは篠田三郎さん。正義感に溢れた切れ者設定だけどちょっと抜けたところもあって優しくてハンサムで大好きだった。ヒロインは秋吉久美子さん。凛として綺麗だったなあ。幕末の刺客平手造酒役の村野武範さんがニヒルで格好よかったのだ~。幕末も近い天保年間のお話だけど、そこにはあきらかに現代が色濃く投影されていて、非常に面白かった。もう40年近い前のテレビドラマだけどね。考えてみれば人は大昔から、いにしえの時代を(当時の)現代の価値観で俯瞰するお話を作ってた。仁もそのバリエーション。「天下堂々」の正当な後継者なんだなあと思ってるよ。

てなわけで(なんのわけだ)仁の第二回は例の牢屋シーンが怖くって後半音消して見ちゃったよう。昨年の大河「龍馬伝」も以蔵の拷問シーンが延々続いたあたりで挫折した。痛いの嫌やねん!(なぜ関西弁)

・佐久間象山は知らなくても皇女和宮は知ってたのか仁先生。有吉先生の「和宮様御留」を読んだのかにゃ?これと「華岡青洲の妻」は有吉先生の歴史二大名作だよん。とても面白いので是非是非!(私は女の一生大河浪漫「紀ノ川」も好き~)
・それにしても仁先生の歴史音痴って、2期でいきなりでてきた設定じゃね?オフィシャル・ガイドブックで石丸Pが、仁先生を歴史音痴にすることで、視聴者と同じ視点にたたせて物語をわかりやすくするとおっしゃってましたが、それって作り手の傲慢じゃね?わからない名前や出来事でも興味を持てば、いまはネットだってなんだってあるんだから自分で調べるよ~。
・でも、思わず「皇女和宮~?!」って叫んでしまい、松本先生に口を押さえられてじたばたするという仁先生の気持ちはよくわかる。私だって同じ立場なら叫ぶと思う。幕末のアイドルだもんな皇女和宮。
・2年間も仁友堂のメンバーにお給料払ってなかったのかよ!経営者失格だな仁先生!ってか咲ちゃん着物やかんざし質にいれてるの気づけよ!新しいお着物買ってもらって喜んでるんじゃねえよ!
・ゲスト出演の村上もとか先生ご夫妻は冒頭の安道名津買ってるお客さんかな?(と思ったら手術道具を買いに行った帰りの橋の袂で仁先生の後ろがご夫妻のようです!) ご自分が作られた作品世界に登場するのは作者冥利につきるよねえ。ま、話は別物ですが。
・仁先生のナレーションが多い~。大沢さんの優しいお声は大好きだけど、ナニモカモ説明するのはどうも話としては未熟な感じがしてなあ。これはのだめドラマでも思ったんで、日本ドラマの特徴なんだろうな。
・長屋を追い出されて行き場のない野風さんを仁友堂に連れ帰る仁先生。咲ちゃんが野風さんが仁友堂にいるのを見て何よりもまず癌の再発を心配するのは本当によい子だなあ。
・はるかちゃん咲ちゃんの凛とした美しさも良いが、中谷さん野風の所作は本当に優雅で美しい。二人ともきっちりと江戸の時代の人になっているのはさすがだにゃ。で、ほややん仁先生は思いっきり現代人で鈍感で軟弱だけどな!(除く手術時)
・神戸の海軍操練所が幕府の命で閉鎖になってしまう。行き場の無い長州藩士を憂う勝先生と龍馬(このあたりは昨年の「龍馬伝」でも書いてたね)。龍馬は仁先生を思う。「わしらの故郷には陸も海も続いちゅう。帰れんちゅうがはまっと違うがよ」。
・皇女和宮への安道名津献上の影で進行する陰謀。多紀先生は原作どおり仁先生の最大の味方でいてほしいなあ。実在の人物をいくらなんでも皇女暗殺を図るワルモノにはしないだろうしミスリードだと思いたい。
・和宮暗殺の罪で投獄される仁先生と咲ちゃん。ええっと痛いの嫌いなのでこのあたりは音消して遠目にみてました。来週、ちゃんと解決するまでは怖くてみれにゃい~。
・でも、牢獄でリンチされ、命の危険が迫ったとき、仁先生は「このまま死ねば戻れるのかな」と現代の風景を思い浮かべる。でもそれよりも大切な咲ちゃんへの思いに気がつく!やっとかよ~(泣く)
・咲ちゃんの切ない思いは届くのか!野風さんは、身売りして(1話ででてきた鼈甲のかんざしプレゼントした流龍(ルロン)さんかな?)仁先生を助けるお金を工面するのか。来週は拷問タイムでどきどきです。どうか短めにお願いします~。そんでもって今回は龍馬分が足りなかったので来週は多めにお願いします(切望)! ああはやく仁先生のほややん笑顔が見たいよ~。

てなわけでオフィシャル・ガイドブックも読みました。キャスト・インタビューが充実に加えて石丸P、脚本森下さん、演出平川さんと村上もとか先生のインタビューもあって充実の1冊!ですよん。

感想まとめました。

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