Twitterで楽しく70年代少女マンガ談義
Twiterは楽しいねえ。ゆる~く気軽につぶやけるのがいちばんだ。著名人の方々もたくさんTweetされていて、ファンとしては大好きな人々のTweetに日常を垣間見ることができてうれしい限り。お年を召して、ネットなんか無縁と思われていた先生方も盛んにTweetされていて、含蓄深いお言葉がきけるのが素晴らしい(内海佳子師匠とか、笹野高史さん(Macヲタとは!)とか横尾忠則先生とか…たくさんたくさん!)
そして大好きな劇団☆新感線の中島かずきさんもTwitterしておられるのだ。ファンとしてはもちろん即フォローして、日々のつぶやきを拝見させていただいていたよ。
そしたら先週の夜に、かずきさんがお仕事関係でご自分の読まれてきた少女漫画についてつぶやかれていたんだ。かずきさんと私はほぼ同世代。読んできた少女マンガはほぼ同じ。もちろんそんな人はたくさんいる。みんなで楽しい少女マンガ談義になったんだ。
かずきさんの発言中心のまとめTweetはこちら。Web AERAのエッセイにもかかれているよ。
私は著名人がTwitterをやってるからといって気軽に話しかけるのはどうかなあと思ってるけど、こんな話題がでると思わずリプライしちゃったりして。まあミーハーなんで許してつかあさい!
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でもでも本当にかずきさんと私の読んできた少女漫画は一致しているなあ。小学生の頃、「ベルサイユのばら」がリアルタイム連載されている週刊マーガレットに端を発して、りぼん、別冊マーガレットと読み進み、中学時代に花とゆめ創刊、高校時代にぶーけ、LaLaの創刊に立ち会って、もっともっと下ってプチ・フラワー(現Flowers)の創刊から読んでた。
で一連のTweetでいろいろ喚起されたんだ。
高橋亮子先生の「つらいぜ!ボクちゃん」は当時演劇部だったので、めちゃくちゃ感情移入して読んだなあ、とか一条ゆかり先生の「デザイナー」のラストは大ショックで、「こいきな奴ら」には熱狂したなあ(パイが好き。その後の「有閑倶楽部」はいわずもがな)とか、大矢ちき先生の「雪割草」のグイドに心から惚れたなあ(ラストの「俺はもう二度と滑らん、金輪際な」の台詞に魂撃ち抜かれた)とか、かずき先生!土田よし子先生の「つる姫じゃーっ!」も「わたしはしじみ」のキャラもそらでかけますよ!とか、清原なつの先生の「花岡ちゃんの夏休み」は、まわりの理系男子にめちゃくちゃ受けよかったなあとか、水樹和佳先生の「樹魔・伝説」と佐藤史生先生の「金星樹」は当時の日本SF界を震感させたなあとか萩尾望都先生の「百億の昼と千億の夜」(@週刊チャンピオン!)の阿修羅王に萌えたなあとか大島弓子先生の最高傑作はやっぱり「F式蘭丸」と「夏の終わりのト短調」でも「バナナブレッドのプティング」は若いころ読んだので本当に影響されたなあとかとか猫十字社「黒のもんもん組」は凄かったけどなぜかいまもうちの書斎に残ってるのは「小さなお茶会」なんだよなあとか。
本当にいろいろ大好きな少女漫画の思い出があふれてとまらなくなったよ!高校時代、クラスメートのみんなとLaLa連載の山岸涼子先生の「日処所の天子」にはまって、放課後、みんなで(当時)発売日前日に入荷してた神保町の高岡書店に買いにいったなあ。高岡書店はマニアックな同人誌なんかも置いていたので、そこでふくやまけいこ先生の「ふくやまジックブック」を買ったなあ。「漫画の手帖」や「東京おとなクラブ」もここで手にいれてたよ。
いずれも30年以上前の話。いやー昔話は面白いね!年寄りの証拠だな!
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