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2010年10月

「鋼鉄番長」休演に思うこと(追記あり)

演劇は生物。生身の役者、スタッフ、そして観客。全く同じコンディションで演じられることは二度と無い。一期一会。記録ビデオには残らない空気。舞台から押し寄せる圧力。だから劇場に足を運ぶ。しびれるような感動にまた出会いたいからね。

でもライブだからこそリスクも大きいことはよくわかってる。役者の怪我や病気、観客のトラブル、天候や地震、装置の故障など阻害要因は多い。そう考えれば、舞台の幕が開いて、何事もなく芝居が進行し、幕が降りるというのは本当に幸せで大変なことなんだと思う。

今年で創立30年の新感線もそりゃあいろいろアクシデントがあった。聖子さん怪我で降板(忠臣蔵ブートレク)、客席異臭騒ぎで舞台中断(野獣郎見参)、会場押さえられず幻の公演に(サイバー・パンクラチオン)、鳥居さん怪我で降板(西遊記)、主役が逮捕で中断(…大江戸ロケット)、逆木さん怪我で降板(吉原御免状)。

新感線は体をはった劇団だから、役者さんは本当に大変(役者さんに怪我をさせないようにがんばるスタッフも!)粟根さんも髑髏城でぎっくり腰やってるし、成志さんもSHIROHでアキレス腱やっちゃってた。みんな満身創痍。でもそこから宝石のように輝く数々の名作が生まれたのだから、それはかけがえのない名誉の負傷なのだと思う。

だから成志さんの怪我とじゅんさんの不調で「鋼鉄番長」が、25日まで中断してしまうのは致し方ないこと。お二人にはまずしっかりと怪我を直していただき、じゅんさんは完治して可能なら舞台を再開してほしい(不可なら…どうか無理しないで)。お二人のご快癒を心からお祈りしています。

興行主のヴィレッジ細川社長、いのうえさん、スタッフの皆様ご心労をお察し申し上げます。今後の恙無い興行を祈念しております。

10/27追記

劇団☆新感線公演「鋼鉄番長」お知らせとお詫び

東京公演は橋本じゅんに代わりまして、三宅弘城氏が『兜剛鉄』を演じることとなりました。しかしながら、再開を目指すにあたり27日から29日に行う予定の4公演を中止にせざるを得ない状況となりました。公演を楽しみにして頂いておりましたファンの皆様、そして関係者の皆様には、たび重なる降板、代役での上演、上演の中止と、多大なるご迷惑とご心配をお掛けする事を、大変申し訳なく改めて深くお詫び申し上げます。現在、カンパニー一同新たなる再開に向けて努力をいたしております。どうか、再開まで今しばらくお待ち頂きますようにお願い申し上げます。

のわんと!鉄腕イワンが…いやいやグル魂の石鹸が…あれ?アンケのダメだしで巨大化するほとんど三宅マンの三宅アニキが代演ですってよ奥さん!すげえええ、最高の助っ人!さすが轟天のピンチを救う鉄腕イワンだあ。三宅さんだったら、「七人の恋人」で田辺さんとも共演してるし(学園ものだし)、髑髏城で坂井まきちゃんとも…と思ったらあれはアオだったあ。まきちゃんはアカだもんねえ。

本当によくぞ出てくれたよ三宅さん(グル魂のライブは大丈夫なのか!) じゅんさんも安心して治療に専念だ!お稽古超超がんばってるカンパニーの皆様(右近さんとまきちゃんのツイートと、聖子さんのブログ…涙)もどうかお体おいといください~。

来週観に行きます!楽しみで仕方ない~♪そして大楽12月17日は福岡まで観に行くからね!もう飛行機もホテルも押さえたよ~。大楽押さえておいて本当に良かったなあ。

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シティボーイズミックスPRESENTS「10月突然大豆のごとく」感想(ネタバレあり)

年に一度のお楽しみ。還暦を迎えたおじさまたちのゆる~いコント。でも毎年ゴールデンウィークあたりにやる公演が今年は無かったのであきらめていたら「10月突然!」公演のお知らせが!喜んでチケとって出かけましたよオペラシティの新国立劇場中劇場へ。

池尻ジャンクションができてから、新国立劇場は三茶の世田谷パブリックシアターに次いで「車で行くと近い劇場」になっています。ドアツードアで30分。近っ!

今年は中村ゆうじさん(54才。三度目の離婚をなさったことをアフタートークで大竹さんにバクロされていました。お盛んですなあ)に加えて若手漫才コンビの「ザ・ギース」と「ラバーガール」。この2組知らなかったのですが、何度も賞をとられている実力派の方々なのですな。実際うまくってバツグンの安定性。大昔、くりぃむしちゅーの有田さんと上田さんが「空飛ぶ雲の上団五郎一座」で舞台に立った時、あまりのうまさに「やっぱ芸人さんて演技もうまいんだ~」とすっかり尊敬したけどそんな感じ。

むしろだめだめなのはきたろうさんと斉木さんだ…いやそれを期待して観に行ってるところもあるんだけどさあ。今回も期待にたがわぬだめだめさ。斉木さんはセリフでてこなくって、大竹さんに教えてもらってるし、きたろうさんはあろうことか漫才コンビのセリフを間違えて相方のラバーガールの飛永さんをあわてさせていましたよ。

あとはネタバレ含むんでたたみます。観劇前の方はご注意ください。あ、今年もWOWOWの収録日にあたってしまった。なぜかあたる機会多し。

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連休は横浜を見下ろす

いろいろ懸案が片付いて、ひさびさに仕事の宿題のない週末(嘘、ちょっとある)。連休は羽をのばしたよん。といっても横浜限定(行動半径セマイ)。新しい発見があったのだ!

金曜の午後は半休をとった。ま、例によって会議がはいっちゃって会社を出たのは3時だけど。横浜で夫と待ち合わせて恒例の横浜赤レンガ倉庫のオクトーバーフェスト

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毎年いってるんだけど週末はそりゃもう殺人的な混雑で、ソーセージ買うのにも長蛇の列。でも金曜の夕方にいったなら程よい混雑。ドイツバンドのライブもやってて、老若男女楽しく盛り上がってたよ。ビールもソーセージも行列なくてすいすい買えたし、来年も何とか平日にやりくりして来よう。

17日までやっているのでお近くの方は是非!

16時ころから飲み始めたので、おなかいっぱいになってもまだ夕暮れ。ふと思い立って大観覧車コスモクロックに乗ってみたよ。首都圏に住んで50年(まじ)。はじめてのった~。

夕暮れの横浜港も夜景のみなとみらいも最高に素敵!

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ランドマークとクイーンズスクエア。

土曜日は大雨だったけど、日曜の午後は晴れたので再び横浜。こちらも恒例世界の食祭り「ワールド・フェスタ横浜」。もう人がてんこもり、たいへんだったけど世界の食を食べまくったよ!

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大鍋パエリヤはみんなのあこがれ!

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プロヴァンス風キッシュ(フランス)あーんどパエリヤ&生ハム(スペイン)。ワインワイン!

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スーダンがとばしてた!ワニにダチョウっすよ!

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で、ダチョウのケバブ(ちょっと固めだけどおいしい!)とクスクス。トマトのスープがあつあつうまうま。

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ペルーの楽団の人たちと楽しく歌う。

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そして本日の圧巻!ロシアの生腸詰「カルバサ」サンド!ぷりぷり熱々ジューシーでめちゃくちゃおいしい~。はじめて食べた生腸詰のおいしさ! サンドを1個買ったんだけど夫と争うように食べて、その場でお店に戻って生のカルバサを買ってしまいました。(クーラーボックス持参)。冷凍しておいて焼いて食べるんだ!まじうま!

コスモクロックで味をしめたので、ポートタワーにも上ったよ!

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人がXXのような山下公園。

ポートタワーにコスモクロック。よく知っているように見えた横浜も意外と穴場があるよねー。次は氷川丸とランドマークタワーだ!

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ドラマ「10年先も君に恋して」第五話「愛のから騒ぎ?」感想

夫がいった。「そうか、わかった!最終回のラスト。仲直りした30博と里花の前にいきなり60博があらわれて、『君たちの子供がたいへんなんだ。すぐ来てくれ!』ってタイムマシンに乗って未来へ行くんだ!」ってそれ何のBTTF?

うわわん、火曜の放映からだいぶん時間が過ぎちゃった。誤解と仕事が理由のすれちがいが重なって、とうとう里花に愛想をつかす30博。「もう終わりにしよう」のシーンは痛くて切なくてとても録画を見返せないよう。

博にふられて、研究室に現れて教授と隼人くんと40博を前に逆ギレする里花はかわいいけど、やっぱ30博のキャパの狭さ同様、いろいろ未熟な娘さんなんだなあということがよくわかる。カンペキな人間なんていない。若いならなおさら。恋も仕事もいっぱいいっぱいな時は特にお互いの心のボタンのかけちがいなんて起こって当然なのだ。問題はそこからどうリカバーするかだよね。里花ちゃんはそのリカバーが致命的にヘタなんだねえ。

(「お前何やってんだよ40にもなって」と40博を叩く隼人くんは、全国うっちーファンの気持ちを代弁してくれてるよなあ。しっかりしてくれいうっちー!)

傷心を隠し、30博のために用意した食材を使って弟くんとマリコちゃんと亜美ちゃんにごちそうをふるまう彼女。妙なハイテンションな里花を心配するみんな。とうとう切れちゃったマリコちゃんに「無理すんなよ」とほっぺぺチンとされて、コドモみたいにわんわん泣く里花ちゃんは最高にかわいいなあ。ふられたら心ゆくまでわんわん泣いて、気持ちが収まるのを待つしかないよねえ。失恋の薬は時間だって誰のコトバだっけ?

傷ついた姉を思いやる弟くんに責められる40博。30博に里花の浮気は誤解だったとあやまる隼人くん。30博にタイムマシンの研究をはじめたことを明かす教授。教授の動機は、研究にかまけてとうとう死に目にも会えなかった妻に会いたかったからだったのだ(涙)。

教授はさらに説く。

「人類いかに叡智を尽くしても過去は変えられない」
「だから時間は尊い」

「でもね、円山くん、博くん、未来は変えられるよ。いくらでも変えられるんだ」

博くんは30博だけど、円山くんは40博だね。教授は、30博と同時にダクトを通して隠れ家(?)の40博にも語りかけているのだ。編集長も含め、みんなが30博と里花の恋を応援してる。いい人たちだなあ(涙)

しかし急転直下、(心をいれかえた?)40博のミッションで30博と里花が仲直りしたのは、まさにマンガ的手法で笑っちゃったよ。「本の重さでアパートの床が抜けて、里花が動けなくなってる~」という弟くんの嘘メッセージにだまされて里花のアパートに駆けつける博ですってよ!里花は里花でこれも弟くんに「彼女の誕生日だからケーキを焼いて」とだまされてケーキを焼く準備をしているんだよ。

博の誕生日ケーキをつくりながら語り合う二人。気まずさからぽつりぽつりとコトバを紡ぎあう二人の会話はリアリティがあるなあ。

「わたしたちきっとまたケンカするね」
「また傷つけちゃうけど」「お互いにね」
「怖かった」「僕だって怖かった。怖くて憎らしかった」

- 好きだから憎むんだ。好きで好きでたまらないのに

それは人類の普遍。心の不思議。大好きなのに愛しているのに、その深さゆえに相手を傷つけてしまう。そして"相手を傷つけてしまったこと"でより深く自分も傷つく負のスパイラル。でも本当に愛しているのならそこから一歩踏み出さなきゃね!博も里花もお互いの未熟と互いの大切さを認識したみたいだよ!

そして仲直りのでこちゅーでこちゅー(大切なことなので2回いいました)。わあい30と26なのにまるで中学生みたいだよ♪かわいくってかわいくって二人が愛しくてたまらない!

「里花が本の下敷きになったら助ける。おじいちゃんになっても。君がおばあちゃんになっても、きっと助ける」は博のかわいいプロポーズだねえ。

博と里花の仲直りをのぞいて(のぞくな!) 喜ぶ弟くんとマリ子ちゃん。公園の滑り台の上でVサインの40博がいい味だしてるよ。でもいいのか?

次回いよいよ最終回。現在の博と里花は仲直りしたけど、未来の博と里花はどうなっちゃうのか!教授の「未来はいくらでも変えられるんだ」がヒントかな?みな少しづつ成長して、幸せになってるといいね!

最終回は拡大48分スペシャルだって。がんばれ~。


~「10年先も君に恋して」再放送予定~

総合 10月3日(日)<2日土曜深夜です>

午前2:05~第4回「恋の犠牲者?」
午前2:49~第5回「愛のから騒ぎ」

※関西地方は別番組となります。

公式サイト

第4回感想
1~3回感想

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「Panty & Stocking with Garterbelt」第一話短感

グレンラガンのスタッフが3年ぶりに集結してビッチでクレイジーなカートゥーンアニメをつくったよ!公式の予告をみたらたいへんにクレイジーそうだったので、とても期待して第一回目を観た。

うーん意外にフツー。15分1話で、1回に2話収録。短いのも道理。地上と天のハザマのダテンシティを襲う人々の欲望につけこむゴーストを退治するのが二人の落ちこぼれ天使パンティとストッキング。ゴーストが出現して、ガーターベルト神父がパンティ(たいてい男とベッドにしけこんでる)とストッキング(たいていスイーツをたべている)を呼び出して、変身して闘って退治しておしまい。シンプル!

エログロナンセンステイストにしてるけど、もうちょっとはじけたものを期待してたんでちょっと拍子抜けした。でもこんな絵柄で作画はものすごいクオリティ。#2のデスレースなんて、作監すしお先生がいい感じに狂っててものすげえ。今石監督以下才能と情熱のムダヅカイって気がするけど、まあそれが連綿と続いたガイナさんの歴史だからなあ。

#1の変身シーンで突然頭身伸びた2人に夫は「がっかりだよ!」と叫んでいました。ポールダンスでストリップ風に変身する二人はいいなあ。武器(エモノ)はパンティ(銃に変形)とストッキング(ソードに変形)だからね。脱いで変身!なわけだ。変身バンクにするのか無駄に使い捨てなのか。

パンティのビッチ属性(すきあらば男をベッドにひっぱりこんで毎回XX発はヤってる)はいいけど、それと比較してストッキングの性格付けはまだ弱いかも。それもまあおいおい。次回もみるよ!

公式サイト

グレンラガン感想

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