のだめ関連出版物
わあいマイ連休終了カウントダウンで忘れてたアーティクルをアップです。
オトナファミ最新号の二ノ宮先生ロングインタビューは、連載終了後の先生の所感で読み応えがあるよん。デビューからのだめを書くまでの先生の足跡。二ノ宮先生は基本、うんちくコメディなんだよね。特に天ファミは面白かったなあ。(私は「よっぱ研」は読んでないのだ~)。綿密な取材をベースに構成された破天荒なストーリーは一貫して変わらない。のだめに関するインタビュー抜粋。以下たたみマス。
・「のだめ」は読者が納得してくれるような映像化じゃなければやらないほうがいいという信念だけは守った。
・アニメと映画から雅之エピを外したのは先生の意向。映画は前編が千秋、後編がのだめという流れになっており、そこに雅之エピがからむと千秋に比重がかかってしまうから。スタッフが責められているのをみて悪いことをしたなと思った。
・私が妥協したらファンが怒るっていうのを「のだめ」ではじめて感じたが、それにあまり振り回されず好きなものを最後まで描こうと思った。
・ラストにいたるまでのストーリー、どうなって欲しいかは最初から決めていた。ただし最終回自体は流れにまかせて描いた。
・自分が楽しくないものは描かない。
■
映像化にあたって、のだめ物語の大きな要素である雅之エピソードを外したのは、二ノ宮先生の意向であった。アナリゼ4回目でも語ったように、のだめ物語のカウンターパートとして、千秋のシンプルな成功物語がある。その千秋の物語に陰影と深みを与えている雅之エピが無くなるとどうなるか-残るのは平凡なサクセス・ストーリー(しかし、カタルシスはある)なのだ。これがドラマSPと映画の前項編の構成のパターン化の原因なのだろう。
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コメント
こんにちは。
ここに書くべきではない手前味噌コメントなのは重々承知の上で報告させて下さいませ。
長男の初任給プレゼントが届いたんですが、なんと、ドラマのDVDBOXだったのです。
リアルタイムではなく去年の再放送で見ただけの私はすっげー嬉しくって飛び上がらんばかりというのはまさにこれです。
親には無関心かと思いきや、そーっと送ってくるなんて 「のだめ、のだめ」と騒いでみるもんですねえ。
調子に乗って映画前編もおねだりしたら絶対毒づかれるのでそれは止めときます。
投稿: とまとん | 2010.05.20 18:33
おお、とまとんさん、コメントありがとうございます!
ご子息の初任給プレゼントでのだめBOX!なんてお優しいお母様思いのお子様なんでしょう。良かったですねえ!
がっつりのだめドラマみてくださいね~。
投稿: nya | 2010.05.23 21:46