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映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」五回目感想

ふわあ、やっと週末に時間ができたので、ウィークリーのだめ1/10ぶりの再開です。3週間も空いてる間に、ロードショーのファーストラン期間は終わり、大ヒットでロングラン決定したよ!めでたい~。主要シネコンで回数は減ったけどやってるし、単館にも展開されているという選択肢の増えたしやわせな状態。やってる限りは観にいくよってことで、今回は単館!小さいながら音響が評判(THXだし)の渋谷シアターTSUTAYAで観て来たよ!

行ってびっくり。渋谷円山町にあるこの単館シアターコンプレックスビルにはなんとユーロスペースがはいってましたよ奥さん!懐かしいなあ。まだユーロスペースが桜丘にあった25年前に、夫とクローネンバーグのビデオドローム観たなあと懐かしく思い出されましたよん。

そんなシアターTSUTAYAはおしゃれでシンプルなつくりながら設備も良いし椅子のすわり心地の良いとても素敵な映画館。お客さんは若いカップル中心で4,50人くらいはいってたから立派なもんだ。音はほんとーに良かったです。おすすめですよ~。音に厚みと力ががあって1812に聴き入ってしまった。素晴らしい!

今回新規に気がついたこと。結構あるじゃん!
・ピアノに励むフランクの部屋にエヴァのフィギュア。ナルトもあったね。
・某所で話題になってる樹里ちゃんの靴の滑り止めゴム問題は…正直あまり気になりませんでした。
・裏軒のメニュー。峰の後ろに「焼きたてパンはじめました」と「ウッチャーハン」「餃子パスタ」「四川風サンド」
・千秋の読むデプリースト先生の記事は佐久間が書いている

それから今日のお客さん、テオとポールの登場シーンで笑ってた。なだぎさんとチャドは若い人にはお馴染みのお笑い芸人さんだからねえ。

あ、そうそう、はいりさんRuiママのスタイルは優ちゃんRuiより良いんだよねー!はいりさんはすらっと長身で細くて足が長くてモデル体型なのだ。大人計画の舞台「ニンゲン御破算」でセクシーなイブニングドレス着て「Fly me to the moon」を歌ったはいりさんの美しさにうっとりしたことを思い出しましたよ。

後編予告の詳細を思い出すままに順不同
・「せんぱいのこと嫌いになりそうで」の背景が子供の絵や色紙の飾られたまさに幼稚園。
・アパルトマンの中庭で携帯で話す千秋とそれに続く千秋がシーツにくるまったのだめを抱きしめるシーンはつぶれ肉まんハロウィンのだめか?!
・ドアをあけてバーンと満面の笑みではいってくるのだめはラヴェルのピアノ協奏曲ト短調を発見したときのだね

さてさて、来週はどこの映画館に行こうかなあ。品川プリンスシネマのプレミアスクリーンがいいみたい。来週もやってみたら行って見ようっと。

P.S.これも某所で話題になった「オール讀物」2月号の長部日出雄先生のエッセイ「紙ヒコーキ通信」ののだめ評。買って読みましたよ!せ、先生!昨年暮に映画初見でのだめをお好きになられて即原作全23巻購入一気読みですか!しかも映画リピですか!それ75才の著名文学者のなさることじゃあありませんよう!ただののだめヲタの行動ですよう…すっ素晴らしいです!

"前略。近年これほど人を喰って、野放図な面白さと楽しさに溢れ、一見アチャラカ風に軽く見えながら、やがて紆余曲折を経てクライマックスに到達すると、まさに劇的としかいいようのない怒濤の感動で、観る者の感官を全身的に震撼させる映画はない。"

という前編への大絶賛ではじまり、

"おそらくぼくは号泣を堪えきれない予感がする。ぼくは生まれて初めて、映画館へ行くのにタオルを用意しなければなるまい"

と後編への期待で終わるのだめ賛歌エッセイ。3ページと短いものではありますが読むと感動しますよ~。素晴らしいお言葉をありがとうございました。先生も後編は全国ののだめファンといっしょに泣いて笑いましょう!それまでお体おいといください~。

映画第四回目感想

映画第三回目感想

映画第二回目感想

映画第一回目感想

ドラマ・SPの感想まとめました。

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コメント

はじめまして
いつもお邪魔していたのですが…
今日勇気を振り絞って コメしてみました(^^♪

3回見たのですが う~ん今日も行きたい気分です!
でも札幌はメインの映画館が 普通のハコになってしまい
あの すばらしい音で見ることが出来なく…とっても残念です(T_T)
3回目が普通の音響で…
あんなに違うとは…あごが外れそうでしたw(゚o゚)w
音響って大事なんだなあ…と しみじみ…

お体ご自愛なさってくださいね…病院は疲れますよね…

これからも ブログ楽しみにしています!!
アナリーゼ感動の嵐ですから!!ぜひっ アップが待ち遠しいです(*^-^)

投稿: ほくをん | 2010.01.31 10:13

ほくをんさん、はじめまして!コメントありがとうございます。

札幌からこんな辺境のブログにお越しいただいてありがとうございます。そしてお気遣いまでありがとうございます

おお、ほくをんさんは3回リピですか!普通の映画館でも十分に音響は考えられていると思うんですけど、やっぱりTHXなどの特殊音響で聞いてしまうと…。降るようなオーケストラの音に身を浸す感動が忘れられません。こんな気分ははじめてです。あ、また行きたくなっちゃった!来週も音響の良い映画館にかかってるといいなあ。

アナリゼもがんばりますので是非またいらしてくださいね!

投稿: nya | 2010.01.31 11:25

Nyaさま、初めまして!
のだめ関連を検索していて、このサイトにたどりつき、それ以来のだめに関することはもちろん、その他諸々も、いつも面白く読ませていただいています。
のだめは、ドラマから入り、コミック、実写・アニメとものDVD購入、果ては生まれて初めてコミック雑誌の購入ととことんはまってしまい、作品に出てきた楽曲も、通して聴きたいと、急にCDが増えて周りにも薦めている60代です。
Nyaさまの、のだめに関すること以外も楽しみで、お気に入りに登録し、毎日ここに入り込んでいます。今度始まった、アナリゼもふんふんそうかと感心したり、気付かなかった自分を反省しつつ楽しんでいます。Nyaさまの文章が好きで、自分では表現できないことを書いてあることに、納得したり、感心したり、とにかく楽しんでいます。
お仕事、大変そうですが、これからも長く続けられることを願っています。めったに書込みができないと思いますが、必ず読んでいます。よろしく・・・

投稿: たまたろ | 2010.01.31 22:03

たまたろさん、はじめまして!コメントありがとうございます。

こんな辺境のブログにようこそお越しくださいました!おおたまたろさんは先輩ですね!50の声を聞きながら全然未熟でへっぽこな私ですが、どうぞご指導ご鞭撻の程、よろしくおねがいいたします。

ふふふ~たまたろさんも変態の森仲間ですね~。のだめは本当に楽しいです!原作はオペラ編、アニメはフィナーレ、実写は映画前編、そして春には後編!とのだめ祭り絶賛開催中デスよ!

私のヨコシマな妄想アナリゼもお気にいっていただけて幸いです。もうへっぽこ文書でお恥ずかしいです。

これからもヌル~くユル~く続けていく所存ですので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: nya | 2010.01.31 22:19

nyaさま、はじめまして。私もご挨拶させてください!

年末のヨーロッパ編の再放送を初めて見てからすっかりハマってしまいました。
こんなに面白くて切なくて感動する作品は久しぶりで、何で今まで気がつかなかったんだろうって反省してます。
今はコミック、アニメ、ドラマと時間の許す限り「のだめの勉強」(笑)をしています。
こちらのサイトは本当に参考になりますね。
nyaさまの文章を拝読して、笑ったり感心したりと何度も楽しませていただいています。

先週ようやく映画に辿り着きました。平日の午前中にも拘らず、ほぼ満席でビックリでした~ 恐るべし、のだめ人気!
私はもうリピ出来そうもないので、こちらでまた復習をしています。後編、楽しみですね。

アナリゼも楽しみにしています。無理せず、ゆるゆると更新してくださいね♪

投稿: R&S | 2010.02.01 16:01

R&Sさん、はじめまして!コメントありがとうございます。

こんな辺境のブログにようこそお越しくださいました。

おお、R&Sさんは年末のSP再放送でのだめをご覧になったのですね!変態の森にようこそ!私のへっぽこ感想もお気に入っていただけて嬉しいです。

映画はもうすぐ後編ですよ!楽しみですね~。アナリゼもがんばりますので、どうぞまたいらしてくださいね!

投稿: nya | 2010.02.01 22:44

はじめまして。
のだめにハマって、少し前から出入りさせていただいてます♪
ドラマから入ったのですが、友人から漫画も借りて繰り返し読みました!
ドラマも毎日のように見てます…。

ところでいきなり質問なんですが、のだめと千秋がモーツァルトの2台ピアノを合わせてるときに、千秋が「ずっと気になっていたんだ こいつのピアノ」というセリフがありますが、この「ずっと」はどこからだと思われますか?
大学で聞いてからだと時間的に「ずっと」ではないような気がして。
私は以前から隣の部屋から聞こえてくる、のだめのピアノが気になってたんだろうな~と思うのですが、どうでしょうか?

アナリゼも楽しみにしてます!

投稿: うりぼー | 2010.02.02 00:22

うりぼーさん、はじめまして!コメントありがとうございます!

こんな辺境のブログにようこそおこしくださいました。変態の森仲間ですね~よろしくお願いいたします!

>ずっと気になっていたんだ こいつのピアノ
を、1巻ですね。う~ん、ただ終盤の展開を考えても、のだめと千秋の物語のはじまりは「ゴミの中で美しく響くピアノ・ソナタ"清掃"」で、そこからさかのぼって「大学で聴いたデタラメだけどうまい"悲愴"」ですね。私はここからでいいと思いますよ。

投稿: nya | 2010.02.02 05:15

連日すいません。富山はスゴイ雪です。温暖化したとはいえ、昨日まで何もなかったのに朝起きたらいきなり30センチとかって本当参ります。さて、このブログに集う皆様はみんなのだめ仲間、との前提の上で、あえて細かい事言って恐縮ですが、千秋は大学で最初のベト悲愴は聴いたが彩子に呼び止められ、のだめの演奏とは目撃してません。(まだのだめを知らない。アニメは練習室の窓からのだめを目撃してるが)次に、のだめのゴミ部屋で目覚めた時、「これはあの時のベートーベンのピアノソナタ」と言ってるので清掃ではなくやはり悲愴でしょう。あんな物悲しい曲を、のだめはカプリチオーソカンタービレで弾いていたから可笑しいのですよ。清掃は千秋が思わずゴミ掃除をしてしまい、綺麗になった部屋でのだめが作曲した曲ですよね。聴いてみたいー。従って、本当はずっと気になってたんだ、とは、ゴミ部屋で、あの大学での悲愴がのだめだったのか、と気づいてから、という意味で、ちょっと解釈が違うけど結論はnyaさんと同じで、最初に大学でのだめの悲愴を聴いて(その時は誰だか知らなかったが)から、というのが正解だと思います。「違う、デタラメだけど間違ってるんじゃない、すごいうまい!なんだこれ?」と思ってからずっと気になってた、て事デスよ。

投稿: y_ida | 2010.02.03 22:43

y_idaさん、コメントありがとうございます。

富山の雪はどうですか~。まだまだ続きそうですね。どうぞお体おいといください。

さてさて、そりゃそうですよねえ。あの朝のだめが弾いていたのは大学で聞いた悲愴(not悲惨)ですね。どうもあのゴミ部屋で弾いてるのはのだめオリジナルの"清掃"みたいな思い込みがあってすっかり間違えてました~。ご指摘ありがとうございます!

投稿: nya | 2010.02.04 23:15

はじめまして。前から楽しく拝見させていただいたのですが初めてコメントします。
年末に一度見て先日2回目を見に行ったのですが人生初の衝撃的な体験をしました。
その日はメンズデー(わたくし男性です)だったのですがなんと観客が私一人!!そんな田舎じゃないんですよ(東京まで電車で20分以内の都市です)
なのに一人。。。
貸切だぁ~って喜んだのは一瞬でした。
広い映画館に一人っていうのはかえって落ち着かないことを実感しました(笑)
でも「なかなか得ることのできない経験デス(ミルヒー風)」と自分に言い聞かせ変態の森のところで一緒に踊ったり立ちあがって拍手したりといろいろやってみました。
私は原作から入った者なんですがドラマ版、映画版を見る時は原作を半分忘れて見るようにしています。
「あれは削ったか」って思いながら見るより「そう繋げたか、うまいね」って見たほうが楽しいですから。
たぶん3回目も見に行きますが今度は友達と見に行きます。それなら絶対一人にはなりませんからね(笑)

投稿: kei | 2010.02.06 14:13

keiさん、はじめまして!コメントありがとうございます!

こんな辺境のブログにようこそお越しくださいました。

の、のわあんと映画館にひとり!貴重な体験をなさいましたねえ。東京から20分なんて首都圏ばりばりじゃあないですか!それでも踊ったり拍手したり素晴らしく前向きに鑑賞されたkeiさんを尊敬します!

そしてそして、映画の見方に関してのkeiさんのお言葉に目を開かされた思いです。あれも削った入れて欲しかったとみるより、まず目の前の作品をきちんと観なればいけませんよねえ。見習います!

ではでは3回目はお友達と是非!私も6回目観にいきますよ~。

投稿: nya | 2010.02.06 17:14

またまた失礼します。映画後編待ちど惜しいです。そろそろ雑誌に記事が出るかと本屋に行くと、ありました。この映画がすごい 別冊15ぺージ。そしてその中に、衝撃の武内監督の言葉がーーーーーーー。千秋とルイの共演シーンで***しているような雰囲気でと優に言つたとありました。そこまであのシーンはハードでしたか。浮気は浮気でも精神的プラトニックだと原作では読んだんですけど。なのに主役の2人は純愛ーーーーby玉木。興奮しすぎ反省.前編再上映決定。6回目行ってきます。

投稿: fuzibitai | 2010.03.28 23:19

fuzibitaiさん、コメントありがとうございます!

**まずはお詫びを。コメントの一部を編集させていただきました。勝手にガイドラインを設けて申し訳ありませんが、私のブログトップのメッセージをいま一度お読みいただければ幸いです**

はい~、勿論「この映画がすごい」2010年05月号の別冊のだめ特集は読みましたよ~。なかなかに刺激的でしたね。私自身はfuzibitaiさんと同じ読み方をしていたので、ちょっと??と思ったことも事実ですが、実写はいつも過剰表現をしていますからね(玉木千秋よく泣くし)。舞台上ではたしかに千秋とRuiは恋をしていますのでその解釈もありでしょう。もちろんだからといって直接的な表現ではなく、あくまでも観念的なシーンにしてくるのだと思っていますよ。

前編復習上映嬉しいですね!私も1回くらいは行っておきたいなあ。

投稿: nya | 2010.03.28 23:52

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