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【のだめフィナーレ祭だ~!】二ノ宮先生インタビュー@「THE BEST MANGA 2010─このマンガを読め! 」

年の瀬のお約束、「このマンガを読め!」本年版に掲載された、のだめ完結記念二ノ宮先生ロングインタビュー。インタビューアはいしかわじゅん先生。辛口評論で知られるいしかわ先生だがBSマンガ夜話でのだめをとりあげた回で熱く語っておられた通り、のだめの大ファンなんだよね。だからインタビューも和やかかつツボをついていて面白い。以下ポイント。

・最初に「この人たちはどうすべきか」を考えるところからストーリーは始まっている
・話がここで終わることは当初からの計画。編集部からの延ばせという圧力は無かった。
・「天才ファミリー・カンパニー」で失敗した点を「のだめ」できちんと描かなければと思った。
・読者の意見は耳に届くが、それには左右されない。いくらこういうシーンが読みたいと言われても描けない物は描けない。
・海外に行ってより千秋とのだめの話になった。主軸は二人の話。

我が意を得たりという内容でよかったなあ。のだめ23巻の感想でも書いたけれど、のだめの終盤の展開や最終回の描き方にいろいろな意見があるのは知っている。どんな読み方をするのも読者の自由だけど、自分の思い通りの展開にならないからといって作者を貶めるのはどうかと思うよ。表現の問題点を論じるならともかく、出産したからとか映画になったから…云々はいかがなものか。これは今まさに佳境に入っているドラマのJINにも言えるんだけどね。ま、そういう反響が多ければ多いほど、その物語の吸引力が凄いってことなんですが。余談でした。

あ、そうそう「このマンガがすごい!」の凄いところは、ベスト10作品の一話を再収録してるってとこなのだ!すっげー。(森薫先生の「乙嫁語り」はコメントのみ)。谷口ジロー先生の「センセイの鞄」は初見だったのですが圧倒されました!谷口ワールドに川上弘美先生の原作がきちんと乗っかっていて、淡く切ないツキコさんとセンセイのお話が過不足なく伝わってくるところがすごい!「センセイの鞄」ファンも「孤独のグルメ」ファンも是非読みましょう!単行本買います~。


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「アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

二ノ宮先生のインタビュー読みたさに、お取り寄せしました。(昨日到着)
こういう本があること、一般書店に置いてないことも知りませんでした。
分厚いっ!!と思ったらほぼマンガ、でもこれはとてもいいですね。
「面白い!」っていう書評だけでなく、中身をチラ見出来るのは「もっと読みたい」に繋がっていきますもんね。
(「のだめ」も本屋さんで1巻だけ読んでいいのがあって、私はそこからスタートしましたから)

前から気になってた作品、え~~~面白いかな、これ~!?な作品等など、私の中で一番ヒットしたのは「男の一生」(変換できずスミマセン)。これだけは、もう今すぐにでも読みたくなり、先ほど探しに行ってきました。
なぜか2巻が一冊だけあり、1・3巻はまたお取り寄せ。生殺し状態です…
ランキングに入った作品のコーナーがあり、あれもこれも並べらてるのに、なぜ無いのか…(泣)

「THE BEST MANNGA2010」いい本ですね!
余計なPR一切なし。マンガだからと言って子供目線でも無く、沢山売れてる本でもなく、媚びてもいない。
大人のための文学って感じです。
いい時代に生まれてよかったなぁ、私。

投稿: まろん | 2010.01.08 13:01

まろんさん、コメントありがとうございます!

THE BEST MANGA2010お読みになられたのですね!なかなか読み応えのあるよい総括本でしたね~。

「娚の一生」私も大好きです~。このブログ内でも書評しておりますよ。連載はFlowers今月号で終わりましたので、3月には最終巻の3巻が発行予定です。

投稿: nya | 2010.01.09 14:46

何度もすみません。
予約を入れた書店より電話が入り、出版社へ問い合わせたところ「1巻は増刷する予定がなく、月末までに問い合わせが多いようなら増刷する」「3巻は3月発売予定」とのことで、お取り寄せ破棄となってしまいました。
なんなんでしょうか~これ。
2巻オビには「このマンがを読め!2010」(フリースタイル)第5位/「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編第6位、「祝!W受賞!!」ってなってて、そんなにすごいなら(いやホントすごいですよ!)問い合わせ待たずにとっとと増刷してくれ~~~っ!!
で、ダメもとで、せめて市内の本屋さん一周はしとこうと思って行った1件目に、なんと1巻が2冊もあったのですよー!
うはー、神様ありがとう!(嬉泣!)

というわけで1・2巻読破です。
素敵ですねぇ…初老眼鏡男子。
海江田先生だからこそ、そして西先生だからこその素敵さなんですよね。
こんな独特で素敵な世界、ドラマ化など絶対してほしくないです。
Nyaさんの書かれた書評、勿論読みました。
第3巻発売の3月が待ち遠しいのですけど、Nyaさんは既に最後までご存知なんですよね?
知りたくないけど教えてください…
このお話、つぐみと海江田先生、勿論ハッピーエンドですよね?

投稿: まろん | 2010.01.12 00:19

おお、まろんさん、コメントありがとうございます!

1巻が増刷無しなんてありえないと思いますよ~少なくとも3巻がでるタイミングでは増刷かかるはずでしょう。1巻がでて、しばらくして口コミで面白さが広がって、でも増刷されずに半年くらい品薄だったんですよ。その間知る人ぞ知る…という感じになってしまってました。

でもお手にいれられて良かったです。はい~もちろんハッピーエンドですが、3巻読まれたらちょっと唖然とされるかもです。誰もが期待するようなハッピーエンドかというと…。

えっと西先生の著作の特徴として、"常人の想像の域を超えた設定・展開・話の締め方"というのがありまして…今回はまさにそれです。私は最終回に至る展開を見て「やられた~」と思いました。もちろん面白さは掛け値なしなのでどうぞ楽しみにしてらしてください。


投稿: nya | 2010.01.12 04:49

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