ドラマ「JIN -仁-」第三回 短感
コロリ編後半もやっぱり面白かったよ!
大好きだったのだめドラマと違ってどんどん原作を改変・再構成していくドラマ版仁。それを不快に思わないのは、やっぱり村上もとか先生の原作をきちんと消化してリスペクトしてその魅力を損なっていないからだと思うんだ。もちろん今のところはだけどね。これから始まる吉原野風編、変に恋のサヤアテなんか持ち出して扱い誤ったら手のひら返しするよっ!(やだねー原作厨は)
てなわけで、わかりやすい伏線と物分りのよい緒方先生と幕府に働きかける勝先生と鬼のようにはやい輸液セット大量生産(まじか!)でコロリにかかって死線を彷徨うもあっという間に助かってしまう仁先生。タエさんの死(戸田さーん…(;ω;))で、歴史改変の誤差のフレキシブルな修正力を実感し、いまできることをすることで医療の針を少しでもすすめ、未来を助けることができるなら、と覚悟を決める仁先生の感情の流れはとても自然だった。龍馬もあっという間に勝先生に心酔しちゃうし、おさえるべきところはおさえ、すっとばすところはすっとばす、その緩急はとても好みです。
でもなあ、仁先生泣きすぎ、もうちょっと落ち着こうよ!ちょんまげも結ったしお医者さんお着物も仕立ててもらっていよいよ南方先生本腰入れて江戸の医療に取り組み始めるよ!まずは吉原編。きっとペニシリンもあっという間に量産だね!(いいのか!?)
仁に出会って自分の行く道を定めることができたうっちー龍馬は相変わらずステキだけど、今回はそれに加えて武田緒方先生とコヒさん勝先生の魅力がバクハツですよ!2人ともいいですよ!勝先生はこれからどんどんでてくるだろうから楽しみ~。
あ、これは不満。BGMがうるさいです。最近の日本ドラマ全てにいえることなんだけど、盛り上がりシーン、ナキのシーンであんなにBGMでっかい音量でかけなくてもいいじゃん。「ここが泣きですよ~」「お話のキモですよ~」と明示するって視聴者をすごく馬鹿にしてると思います。素晴らしい脚本演出と役者さんの演技で十二分にわかるのだからもうちょっと視聴者を信じて欲しいなあ。でも、MISIAちゃんの主題歌はとても好きですよ。
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コメント
Nyaさん、こんばんは~。
私も「JIN-仁」見てます。いや~、面白い!とても良く出来たストーリーでグイグイひき込まれてしまいます。
原作物だったんですねえ。Nyaさんのお話だと微妙に違う部分があるようですね。
ドラマが終わったら原作読んでみようかな。
綾瀬はるかちゃん、いい女優さんになりましたね。可憐だけど、芯が通って凛とした姿に存在感を感じます。
大沢さん、ほんと泣き過ぎですよね(笑)。でもなぜか涙がよく似合うと思うのはなぜでしょうw
来週が楽しみだなあ。久しぶりにはまりそうです。
別スレになっちゃって申し訳ないのですが、「のだめカンタービレ最終楽章」の最新予告見ました!
本当に重かったです~。
Nyaさんのブログを見る前まで、てっきり私のPCが安物だからと思い込んでいたのですが、みんな一気にアクセスしていたんですねえ。なるほど~。
朝晩だいぶ冷えてきましたが、体調にはくれぐれも気をつけてくださいませ。。。
投稿: とと | 2009.10.26 23:06
ととさん、コメントありがとうございます!
おお、ととさんもJINお好きなんですね!素晴らしいドラマにまた出会えてよかったです~。そうそう、綾瀬はるかちゃん、可愛らしくも1本芯の通った良い女優さんですね。大沢さんも原作とはちょっと違って、涙脆くて、ちょびっと頼りない、親近感の持てるご自分の仁先生を演じてらして好感度アップです。
のだめ映画の予告編、すごい!映画館のスクリーンで早くみたいですねえ。
お心遣いありがとうございます。あっという間に11月になってしまってびっくりです。ととさんもご自愛くださいませ~。
投稿: nya | 2009.11.01 10:37