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【葉月のだめ祭りその4】「のだめカンタービレ」感想 Lesson 134

いやあ8月はのだめ三昧で嬉しかったなあ。先週のCXTVの「めざましテレビ」では、のだめ映画初出し映像もゲットできて超ラッキー。何より嬉しかったのは大好きなヤギシーンがあったこと。 市場でRuiと一緒にいた千秋にヤキモチやいたのだめが千秋に抱きついて首筋に噛み付くあのシーン。もちろん特撮で千秋に投げ飛ばされたのだめ人形が空とんでましたよ。素晴らしい~。

…なあんてそんな時代もあったのねえと思いたくなる二人のドラスティックな変化を楽しむのだめファイナルアプローチ。千秋はのだめへの覚悟が足りず、のだめは音楽への覚悟が足りない。しかし雅之との和解(というより理解だけどね)を経て精神的に安定し、さらにブラジルのサンバに頭をやられてついに千秋は覚悟をきめた!

「音楽をあきらめたのだめでもいいから傍にいたい。彼女の逃げとわかっていても彼女のプロポーズを受けよう!(ヲイ!)」

そしてのだめは自分の音楽から逃げて「幼稚園の先生」というミニマムなドリーム世界に浸る(コラ!)。

って…千秋!のだめ!そこへちょっと座りなさい!といいたくもなるくらいヘタレてしまった二人。二人ともすっげー間違えてるよっ! でもこれはもちろん華やかなグランドフィナーレに至る最後のタメなのだ。

千秋はどんな覚悟を見せるのか!そしてそれにのだめは応えることができるのか!うわあ楽しい。こんなラストへのアプローチをだれが予想したろう。しかし今回物語は大団円に向かって一挙に収束するよ~。

例によって私の感想はネタバレには躊躇がありませんので、単行本派の方はご注意くださいませ~。あ、それに加えてヘンな断言やら予想やらが入ってますけど、あくまで私の世迷言なんでホンキにしちゃいやですよ~。

楽譜屋さんで子供のための楽譜を探すのだめ。子供コーナーなのかな。女の子はママに「わたしこれが弾きたい」と子供向けバルトークの楽譜を差し出し、男の子は大きな楽器を抱えて通り過ぎる。楽しそうにそれを見るのだめ。アパルトマンに帰れば子供達のためにピアノを弾く。

シューマン<子供の情景>の「十分幸せ」

それはのだめの心象風景。子供達のために好きなピアノを思い切り弾く。子供達と戯れながら幸せをかみ締めるのだめの心をよぎるのは、千秋の三善家での言葉

"おまえに「先生」はむいてないよ"

偽りの幸せに警告する心のスーパーバイザー(nya的解釈)千秋から目を背け「そんなこつなか!!」と叫ぶのだめは部屋から飛び出し、居合わせたユンロンを驚かせる。

「ごめんくだサイ」と他人行儀で挨拶して去ろうとするのだめの後姿にユンロンの怒りが爆発する。

「……いい加減にしろヨ!!幼稚園ごっことか」
「なにやってんだよ!?あんなに頑張ったのに」 「チャンスだって手に入れたのに!才能だってあるのに!!」
「サインなんて貰うんじゃなかったヨ!!」

逃げ出すのだめを青ざめて見送るユンロン。階上からそれを見るフランクとターニャは「今日はおごるよ」と彼を慰める。

のだめのパリでの長い長い奮闘を知り、彼女の才能の開花を喜んだ仲間達は今ののだめを悲しんでいる。特に夢破れたユンロンは自分が掴み取ることのできなかった果実を手にし、それを投げ捨てようとする彼女の態度はひどい裏切りのように感じているのだろう。(ユンロンは本当にいいやつだなあ)

そんな仲間から目を背け、自分だけのミニマルな夢に没頭しているのだめ。それが逃避なのは彼女自身がいちばんよくわかっているのだろうね。

場面は変わってヤドヴィの部屋。のだめの楽譜をパソコンに入力する彼女。子供用の曲を「こんな感じ?」とジャジーにアレンジして弾くヤドヴィに、自分の曲が人にアレンジされて弾かれるのも楽しいと語るのだめ。

しかし、作曲科のヤドヴィは勝手にアレンジされるのは嫌だと言う。

「のだめはいいデス」「自分も人の曲よくアレンジしちゃうし」
だから学校で昔からずっと怒られていたのだと語る。

「のだめはだから窮屈なんだ?」と得心顔のヤドヴィ。

「モーツアルトやベートヴェンの頃、18世紀みたいに作曲家が演奏者だったり即興演奏も普通だった時代とか、演奏者の主観的な解釈や編曲が受け入れられてた19世紀の終わり頃だったら、のだめはよかったのかもね」
「レコードやCDなんかもなかったから お客さんもその時々の演奏ライヴを楽しんでたし」

そんなヤドヴィに、「何で今はこんなに窮屈なんですかね」と怒るのだめ。

「勝手にこうだって決めつけたり」(叩いたり)「評論とかもいろいろとあたまにくるんですヨ!!」 (Ruiのこととか…Ruiのこととか)

のだめはRuiがスランプ時に酷評されたことを、まるで自分の痛みのように感じていたのだ。自分は楽しくピアノを弾いていたいだけなのに、それが公的なものになった途端、他人が自分を評価し、論じ始める。それは彼女にとって耐え難いことなのだろう。

L130でオクレ先生がミルヒーに「あの子は音楽は好きでも」「基本的にこの業界が嫌いです」と言った理由がこれ。音楽家として生きていく覚悟が全く無いのだ。

しかしのだめだって本当は「悪いことばっかじゃないってわかってるけど…」と理解している。エジプトで出逢った自分のファン。見知らぬ世界中の人々がのだめの音楽に触れ、それに魅了される。すさまじいまでの彼女の音楽のパワー。観客の喜びを感じ、その反応と賞賛に更に洗練されていく自分の音楽の力に早く気がつけばいいのになあ。

しかしのだめは逃避し続けている。ヤドヴィに向かって「自分の曲だったら自由にできるし……」「作曲はいいですよね」と自分の作った「納豆巻き」の歌についてとうとうと語るのだめ(ヲイ)

この曲は日本のTV番組「子供のうた」に応募しようと思っていると言うのだめにわたしも応募したいとタイコつきの曲を作り始めるヤドヴィ。ヤドヴィや子供達と楽しく歌うのだめ。

嘘つきシャルロッテ(仏題)」作詞・作曲/ヤドヴィ 和訳/のだめ →ってパリの子供達日本語で歌ってるんかい!

♪ナンチャッテシャルロッテ~ ハミガキ! シタシタ♪ ベンキョハ? シタシタ♪
カタズケ! シタシタ~ UFO? キタキタ~♪ 

そんなのだめの様子をドアの外から伺う千秋。

"やっぱりこれでいいんだ
いつまでも無理してつらい道を行かせなくても
あいつが本当に好きな道を選んで
オレはそれを受け入れて

あいつのピアノだって 一緒にいればこうしてオレは聴ける
普通のことだ 何の問題もない"

千秋の諦念の表情

しかし、それを破るヤドヴィの怒鳴り声。のだめは間違えすぎ、ちゃんと楽譜を見ろってね。

「ちょっと難しいからって」「ピアノ科のくせに!」(そこまで間違えるんかい)

子供達からも「のだめヘタクソ!」「むずかしいのはダメなんだ」「ガッカリ」とのだめ株大暴落でストップ安(笑)

そんなみんなに、「のだめ先生やる時はやるんですヨ!?」と表情のかわるのだめに「スーパーサイヤ人」とびっくりする子供達。

ピアノの前に座りなおし、目を閉じ、おもむろに弾きはじめたのは

<ベートーヴェンのピアノソナタ 第31番>

ヤドヴィの表情が変わる。
ドアをノックしようとしていた千秋の手がとまる
子供達も魅了されるのだめの天上の音楽。

千秋は涙を流しながら思う。

"それでもオレはやっぱり
何度でもあいつを あの舞台に連れて行きたいと思うんだ 
このピアノを聴くたびに"

おそらく終盤屈指の名場面であろうこのシーンは、日本でのだめが千秋のブラームスの1番を聴いたシーンと対応する。千秋の心の傷を知り、しかしその傷をそのままにしておけば、千秋は外国にでることなく、自分も傍にいることができる。自己の恋のエゴのため一旦は、その解消手段(懐中時計ね)を封印したのだめ。しかし千秋の素晴らしい音楽に触れ、「この人は世界に羽ばたかなければいけない」と思い直し、その背を押す。

同様に千秋も、のだめが傷つくのがしのびなく「自分だけが聴くことができれば」と一旦は決意する。しかし彼女のピアノを聴き、その音楽は千秋の傍でなく世界に響かせなければ - と思い至るのだ。

のだめと千秋、互いが互いの音楽の天使であることを象徴する二つのシーンの呼応に感じ入ってしまった。二ノ宮先生、見事すぎです!

部屋に飛び込む千秋。蒼白な顔で振り返るのだめに告げる。
「オレと一緒に協奏曲(コンチェルト)やろう!!」

ついに来ましたよこの時が!のだめと千秋の日本での出会いから(作品世界で)7年余、彼らの長い長い苦闘がついに結実するのか!

あ、でももっともこのまま二人のコンチェルト→フィナーレにストレートに至るとは思ってないけどね。なにしろのだめは(わかってるくせに)覚悟が無い。そんなのだめ自身と音楽にメロメロな千秋。前回、いち個人として「音楽抜きののだめ」を愛していることを自覚した千秋。そして今回は、そののだめの「音楽」とともにありたいと願う音楽家としての千秋がいるのだ。そのラブコールに答えるには、のだめは「千秋抜きの音楽」と真剣に向き合わないといけないだろう。

さてこの場面に続くのは「大川ハグ」の再来か!それとも「ぼへキス」か(こっちの方が確率高いかな?)!はたまたぜんぜん予想もつかないシーンなのか!

次回は1回お休みの9/25、1ヵ月後が楽しみだ~早く~つぎ~。

P.S.のだめ映画情報は、千秋マルレ奮闘記シーン。マルレ(スロヴァキアのブルノ・フィルハーモニー交響楽団が担当)の練習を二階席から見守る柔ちゃんのだめとテオ(テオの扮装がヘン)。ということは千秋がのだめにカンタービレの語源を語るシーンに続くんだね。千秋が自分の音楽を確立しようと奮闘し、のだめはその千秋の音楽を浴びるように吸収していた時代。この頃の二人も大好きだ。楽しみだなあ。

過去感想まとめました。

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コメント

待ってました!Nya様!!
昨日から何度ここを覗いて まだか?まだか?の私・・・
前回からの 何度目かののだめ 一気読み!持ちろん CDつき!
もーーー脳内は のダメであふれかえりそう!


終結に向けて すごいですよね。一話一話に話が濃い!
ユンロンの切なさ。ターニャとフランクの優しさ。へたれの千秋の素直さ。もーーー胸急ンで生活が立ち行かないぐらい。それにつけても 千秋の涙には・・・抑えていたものがあふれたようで 重みがあります。


このままエンドはありえないけど・・・ミルヒーの あの時計・・・気になります。ミルヒーは千秋が持っているのは知らないはず。次のミルヒーの公演はニナとだし ニナとのだめは再会するのか?ひょっとしたらミルヒー 死んじゃうの?やだーーーとか 次に向けて妄想は膨らむばかり。
だって読めば読むほど 本当に コマの一つにも無駄が無いですもの。

計算されつくした無駄の無さと 直接書き込まない想像力を駆使して楽しむ脚本というか作風。ここに来て 何度も一気読みしていますが 新たな発見がありますね。今 連載している時にそう・・・生きててよかった!

投稿: りんりん | 2009.08.25 08:44

朝早く ありがとうございます!
ニナか〜 忘れてた(^^ゞのだめと どうからむかな〜楽しみ!
映画情報もありがとうございます! む!ブルノフィルなんですか!? 10月の演奏会チケット 既にgetしてあります!モルダウ、ラフマニノフピアノコンチェルト2番、ドヴォルザーク9番なんですョ〜

投稿: よしお | 2009.08.25 09:58

 Nyaさま、すごい!!もう感想が上がっている。(同じ関東圏内のはずなのに)

 来ましたね~。本当に、やっとここまで辿り着いたのかとしみじみ感じちゃいました。
>そのラブコールに答えるには、「千秋抜きの音楽」と真剣に向き合わないといけないのだめ。
 ふむふむ。なるほど~。
のだめも逃避している事を自覚しているんですよね。
でも、のだめらしい選択をしてくれると思いますので楽しみです(まったく検討が付きませんが)。
今回の千秋の涙は深いものを感じました。この二人には長い歴史があるんですものね。フラッシュバックで蘇ってきますよ。
あと、子供達が、キラキラした表情でのだめのピアノに聴き入っている描写もよかったな~。

そうそう、映画。
つい先日、子供達の付き添いで見た映画の予告の中で「のだめ」がありました。
そうなんですよ、ヤギシーン。スクリーンで見ました。「うわ~、原作の実写版だ~。」って感動してしまいました。黒い半袖ポロシャツの玉木千秋も見れたし…そんなに期待していなかったハズだったのですが(ぼそ)、楽しみになっちゃいました。(実写版ロックオンも期待しているんですが…にこっ)

投稿: 茶々 | 2009.08.25 11:14

Nya様、初めまして!1年以上前から読ませて頂いてます。とうとうとうカミングアウトしてしまいました。
今回の千秋の涙に感動、一緒に泣いてしまいました。二ノ宮先生、本当に素晴らしいですね。
話の流れもそうですが、のだめがどんどん綺麗になってる気がします。
そしてこちらを覗いて更に深い読みに感動してます。一緒に飲みながら語り合いたい気分デスよ!またお邪魔させて下さいね。ひとまず携帯よりご連絡。

投稿: Youママ | 2009.08.25 15:56

いつもありがとうございます。
のだめがベートーベン弾きはじめ、千秋の涙・・・ あのシーンでは本当に私の周りで曲が流れました。
何度呼んでも涙が出ます。
やっとのだめと千秋が本誌上1年半くらいぶりに会えましたねheart04 嬉しくて

しばらく二人の掛け合いが見られなくて寂しいときは「マルレ奮闘」近辺を読んで癒されてました。
テオ・・・印刷が荒くてわかりづらいですが、変 。。。です

投稿: ayaka | 2009.08.25 16:15

Nya様、初めまして♪
いつも、すばらしい感想、ワクワクしながら拝見させていただいて
おりました(*><*)

今回の千秋の涙・・・ページをめくった瞬間、
自分まで泣きました。

のだめ、あともう少しだよー!がんばってー!!と
エールを送りたいw
本当、あと少しなんだけどなぁ・・・

次回の展開がものすごく気になりますw
のだめも覚悟さえできれば、つちのこパワー!!!(?)で!
千秋も、しっかりのだめを受け止めてくれますように☆

次回のNya様の感想、ワクワク待っております(*^^*)
またお邪魔させてくだサイ☆

投稿: Leo | 2009.08.25 17:56

Nya様

昨日のだめコミック8巻買いました。よかった!!Nya様の千秋の涙と呼応すると指摘されたのだめの涙がのっている巻です。これで私も今までの軌跡の全貌がわかりました。

若い二人の天才がお互いの音楽の奥底にある魂を彼らが奏でる音楽により一瞬で理解しあい、またその魂が抱えている傷をお互いが少しずつ見せ合って(あるいは見てしまって)、お互いが少しずつ相手の傷を癒そうとし、なおかつ自分で乗り越えようとしているのですね。がんばれ~と応援したくなるのはこれですね。そしてその魂はお互いがお互いを呼び合って強力に結びつこうとしているのですね。しかし、傷を抱えたままでは結びつけないのです。

千秋の魂の傷のひとつが『飛行機恐怖症』でそれをのだめが催眠術で「大丈夫」、「神様がよんでるから、行かなきゃ」と呼びかけて千秋を後押ししたことを考えると、のだめの傷の『批判および強制恐怖症』を千秋が何らかの魔法をのだめにかけて、私は「大丈夫」「神様がよんでるから、行かなきゃ」とのだめ自身が気づく番がやってくるんですね。楽しみです。千秋の魔法はどんな魔法になるんでしょう。

この二人の落涙滂沱の呼応を鋭く指摘されたNya様の慧眼に感激です。またいつものように見事なconflict solver的簡潔すっきり文章、そしてそれを包むユーモアと笑いのオブラート文章本当に読んでて楽しく興味深い感想です。ありがとうございます。しかも早いUP。感謝します。

私もいい加減図書館に頼らず、(この頃は貸出中ばかりで図書館にない)ハロウィンまでに全巻購入したいです。またの感想楽しみにしています。でも、9月末まで、、、待てない気分です。

投稿: oba3 | 2009.08.26 12:00

SFの紀伊国屋でやっと22巻getしました。子どもが寝静まるのを待って、待って、やっと一人きりで読みました。このサイトで先はわかっているのですが、早く続きが読みたいです!!

投稿: まっしー | 2009.08.26 14:45

いつもありがとうございます!
単行本派なので本誌は買ってないですが、
nya様のコメント読んでいるだけで涙が出てくる今回でした。

のだめ、千秋、ユンロンそのほかみんながんばれ〜。

投稿: のだめらぶ | 2009.08.26 21:30

お初におめもじいたします。いつもNya様や皆様のコメントを楽しく読ませて頂いてます。
今回ばかりは、あふれる想いを伝えたくて、お邪魔いたしました。
千秋の涙のシーン、あれはブラームス1番を聴いたのだめの涙のシーンに対応し、『それでもオレはやっぱり』のモノローグは、前回の『何度も思ったことがある』を受けてのものですよね。
それを思いながら読むと、なお一層あの涙が胸を打ちます・・・
計算しつくされたストーリーにまたまた感動、本当に無駄なシーンがない!二ノ宮先生スゴい!
来月まで待ち遠しくてなりません。
次回もまたNya様の温かくって鋭い考察を楽しみにしてます!

投稿: mari | 2009.08.27 18:21

お仕事が忙しくて大変なのに、朝いちの感想Up、ありがとうございます!
のだめ作品を愛するNya様の心にいつも共感したり、解釈の面白さに驚いたり、皆様の感想も読めて、この場は本当に楽しいですねー
返事だって、お忙しいのは分かってますので、どうかお気になさらずに。

ここで31番の登場! 絶妙ですね!!
千秋とRuiとの共演(しかも夢の曲)が決まってから ずっと31番を弾いていますが、徐々に絶望へと向かってゆき、ミルヒーの前では3楽章を弾きこなし・・・
のだめの心情がリンクしてて、大澤先生の選曲はいつもながら素晴らしい!

今回のだめが演奏したのは きっと第1楽章じゃないかと思うのですが、今までの辛いエピソードのお陰で この可愛らしさが一層際立っているような気がします。
ずっと苦悩し続け、自分なりに覚悟を決めた千秋、「これでいいんだ」と自分を納得させたはずなのに、「それでもオレはやっぱり--」と思わせてしまう のだめの音・・・
読者も一緒に同じ気持ちを味わってますから、千秋とともに涙し、感動し・・・この見開きは宝物ですね、本当に素晴らしい名場面です。

このシーンを描くために今までがあったのでしょうね。
この先、更に、このシーンすらも布石にすぎないと思わせる展開がきっと待ってるはず。
あと何回?と思うとつらいのですけど、のだめの31番4楽章フーガに相当する場面をどうしても見たいです。

やはり千秋との協奏曲は実現するのですよね!?
そのためにのだめは千秋と共にパリに来たのだから・・・
見れないかもと危惧していたのに、どうやら見ることができそうで本当に嬉しいんです。
しかしながらクラシック・コメディですから・・・どんなひねりがあるのかな~?

投稿: まろん | 2009.08.28 00:40

Nya様

こんばんは!
いつも楽しく拝見させていただいております。

L134の展開を当ブログで拝見し、いつもは単行本派なのですが、千秋の涙(!?)見たさにGetしてしまいましたよ…。

本当に胸を打つシーンでした。

個人的には、やっぱりコンチェルトやってほしいです。
曲はベタだけど、ラフマ2番で…。
この曲で、のだめは自分の心底にある音楽への魂に目覚めたと思うのです。
そして、のだめと千秋が一緒に演奏したのもこの曲。
その時は、千秋もピアノでのだめも自由に弾いていたけれど、今の二人が共演できたら、きっとのだめもまた何かに目覚めるのではないのでしょうか?

おそらくコンチェルトに至るまではひと悶着あるでしょうが、それは二ノ宮先生の手腕を期待して(笑)

また、感想を楽しみにしています。

投稿: よしかりまま | 2009.08.28 23:26

sunりんりん様、コメントありがとうございます。

ほんとうにファイナルに向けて一話一話が印象的ですね。ミルヒーは大丈夫だと思いますよ~。のだめとの共演で生きるパワーを得てツヤツヤになってるではありませんか。

私はパリ編からののだめ読者なので、日本編をリアルタイムに体験できなかったのがとても残念と思っております。だから余計にのだめ物語のファイナルを体験できることが嬉しいです。物語に一喜一憂できるって素晴らしいですね。

sunよしおさん、コメントありがとうございます。

を!ブルノフィル10月に来日ですね。もうチケット確保されているなんて素晴らしい。チェコ国立ですから、ドヴォルザーク素晴らしそうですね~。しかもラフマの2番!....しかしブルノフィルにマルレ再生前のボロボレロなんてできるんでしょうか?どーするのか見物ですね!

sun茶々さん、コメントありがとうございます。

ふふふ、クオリティ無視で速さに命をかけております~。そう、のだめと千秋には長い長い歴史があります。落ちこぼれ&ヤサグレ音大生として出会ってから幾星霜。ともに成長した二人はとうとうこんなところまで来てしまいました。終盤、二人がその関係性をどこまで深められるか楽しみです。

茶々さんは映画館の音響であの特報を観られたのですね。うらやまし~。映画はなにしろ千秋のマルレ奮闘記からフィナーレまでの膨大なストーリーを2本に納めるのですからどうしたって齟齬がでてくると思うので私もそんなに期待はしていません。でも個々のシーンに関しては大いに期待をしております。もちろん!ロックオンシーンだって谷原さんがノリノリで演じてくれるに違いありませんよ!

投稿: nya | 2009.08.29 10:38

はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいてまして、Nyaさんの深い考察から、いろいろと気づかなかった点にも目が行きより深く「のだめ」の世界を堪能してます。

前回あたりまで悩めるヘタレだった千秋がのだめのピアノを聴いてしかも彼女の苦しみもわかってる上で結論をだしたあの言葉は彼ののだめに対する率直な本音なんでしょうね。
以前のサンマロリサイタルで彼女のピアノを聴いたときに予感し、ロンドンでミルヒーとの共演でも聴いて、しかも彼女の苦しみがわかってる上であの31番のピアノを聴き、「それでも…」と言う1シーンにのだめに対して千秋なりのあらゆる覚悟と深い愛情とそして数年にもわたる二人の歴史が凝縮されてる気がしました。

またのだめは周りから見たら一見逃げではあるものの大川と違う点はもう一つの夢であった子供にかかわるという仕事の疑似体験を通してピアノを続けていたり、同じ立場で演奏家志望の仲間たちではなく、演奏される側で逆の立場の作曲家志望のヤドヴィと接点をもち別の視点から考えることでのだめの音楽に対する覚悟ができないでいる本質的な悩み(=現代のクラシック業界では楽譜通りの演奏がもてはやされ、自分の感じた音楽を自由に表現出来ない閉塞感と嫌悪感というもやもや)に対する答えを探してる気がするのですが、ここで折り合いがつけばあとは彼女自身で最終決断を下してフィナーレへと一直線なんでしょうね。

素の部分では誰にも相談できず1人抱え込んで悩むのだめがもどかしいけど、まあ千秋が彼女のすべてを受け止める覚悟ができたからいい方に向かうような気がします。それにしても、コンチェルトコールの返事は一筋縄ではいかない気がしますが(ボヘられてもあきらめないで互いの本音をぶつけ合ってほしいです)、一体どんな曲がくるのか次の展開が楽しみです。

投稿: まゆぽん | 2009.08.29 19:26

chickYouママさん、はじめまして!コメントありがとうございます。

こんな辺境のブログにようこそお越しくださいました。

のだめも花も恥じらうお年頃。恋に音楽に磨かれてどんどんキレイになっていきますね~。ま、ホタルのときはアレですが。

私のはただのへっぽこ妄想ですが、是非是非Youママさんと飲みながらのだめ語りをしたいです~。どうぞまたいらしてくださいね!

chick ayaka さん、コメントありがとうございます。

そう!千秋とのだめ、本誌では1年半ぶりくらいの再会なんですよ~。長かったですね~。その間は、私も過去話を読んで癒されてました。マルレ奮闘記のあたり、大好きです!

そして実写テオ。へんだ~。竹中ミルヒーの仲間ですかね?

chickLeoさん、はじめまして!コメントありがとうございます。

こんな辺境のブログにようこそお越しくださいました。へっぽこ感想、お褒めいただき恐縮です。へんてこ妄想ばかりでお恥ずかしいです。

最近の展開はどきどきはらはらでもう大変ですね。のだめも本当は素晴らしい自分の音楽を持っているのですから覚悟さえきめれば、つちのこパワー!で世界中を魅了するに違いありませんよ。そして千秋はうけとめる…というか、頑張ってついていけって感じで。

最終回まであと少し(なのかな?)、どうぞまたいらしてくださいね。


投稿: nya | 2009.08.30 00:23

こんにちは、今回も見ごたえ満載の会でした。

のだめの世界って人を妬んだりドロドロした所ってあまり無いですね。
のだめの演奏を聴いてアパルトマンメンバーとか見る目が違ってきちゃったりするんじゃないか?とか思ったらそうでもなく皆のだめの活躍を喜んでくれてるんですもの。

肝心ののだめはまだまだ逃避モードですね。。
昔からこれがやりたかったことですからね、有名になるとか大それた事を考えなくて、本人の意思にかかわらず凄い才能を持ってしまったため
凄い人から意識されたりした為嫌いな世界を強要される羽目になるなんてちょっと気の毒な感じしますが彼女は幼稚園の先生よりこっちの方が適正ですからしょうがないですね。

千秋の方は紫外線にやられて音楽抜きののだめを好きだと言う自覚して今回はのだめのピアノで正気に戻りましたね。
もう、のだめのこと好き過ぎてどうしようって感じです^^

コンチェルトラブコールどうなる事やら。。。
今回はボヘ展開になるかもしれないですけどいつかはやるんでしょうね。
もう、目が離せません!

投稿: あみーゆ | 2009.08.30 00:52

penguinoba3さん、いつもコメントありがとうございます!

おお、ついに8巻をお手にいれられたのですね!私も今回、8巻とともに読みましたよ。8巻は絶望から希望へのブラ1、神様が呼んでる、北海道、のだめコンクール挑戦!と名シーン満載の巻であるとともに、パリ編全般の伏線が張られているキーの巻でもあることを今回再認識しました。5年も前から二ノ宮先生は今日の構想を考えられていたのでしょう。素晴らしい作者、作品に出会えて本当に幸せです。

私の慧眼なんてとてもとても(妄想で濁ってマス)。oba3さんの感想のほうが素敵です。いつも楽しみにコメント読んでます。のだめの催眠術に相当する千秋マジックはなんでしょう。9/25が楽しみですね!

penguinおお、マッシーさん、SFからコメントありがとうございます!

SFの紀伊国屋で22巻を!本当にいまはタイムリーに世界で最新刊を読めるのですね~。しかも読んだらすぐ23巻読みたくなっちゃうようなはらはらの展開ですからねえ。

penguinのだめらぶさん、コメントありがとうございます!

ふふふ今回のKissは永久保存版ですよ~。大判千秋の涙を是非お手元に。そしてほんとうにユンロンを応援したくなるよな回でした。ターニャもフランクもいい人だ~。

penguinmariさん、はじめまして!コメントありがとうございます。

こんな辺境のブログにようこそお越しくださいました。

今回の展開は本当に素晴らしく、かつ8巻とあわせて読むことで、二ノ宮先生の計算されたストーリーテリングに酔いました。こんな初期から今日の二人を考えられていたとは!

来月が楽しみですね!どうぞまたいらしてくださいね!


投稿: nya | 2009.08.30 01:16

fishまろんさん、コメントありがとうございます!

そして暖かいお心遣いありがとうございます。本日のブログにも書きましたら、つらい1週間でしたので皆様のコメントに本当に心癒されておりました。いまの私の生きる力です(わりとマジです)

ながくつらい31番も、この展開のために用意されていたのですね。早く歓喜のフーガが見たいです。どんな躍動感、開放感に溢れたものになるのか楽しみで仕方がありません。

二人のコンチェルトは私はあって欲しいと思います。どんな形になるかは二ノ宮先生のお心しだいでしょうけれど。それも楽しみですね!

fishよしかりままさん、コメントありがとうございます!

おお、よしかりままさんも本誌購入されたのですね!大判千秋の涙は永久保存版ですね。

コンチェルト、実現して欲しいですね~。ラフマの2番になるのかどうかは二ノ宮先生の構想次第だと思いますが、きっと納得のいく曲をだしていただけるでしょう。楽しみですね~。

fishまゆぽんさん、はじめまして!コメントありがとうございます。

こんな辺境のブログにようこそお越しくださいました。へっぽこ感想お褒めいただき恐縮です。ヨコシマ妄想ばかりなので、どうぞ話半分に読んでやってくださいませ~。

悩めるヘタレ…まさにその通りですね。しかしそんなヘタレ千秋ものだめのベト31を聴いて肝が据わりましたな。この先はひとつしっかりのだめを支えてやっていただきたいものです。

のだめ幼稚園の先生疑似体験は、自分の夢をリセットするためのものなのでしょう。立ち位置と方向性を定めてしまえば、のだめはどこまでも音楽の世界を拡げて行けるだけの力を持っていますからね。

まゆぽんさんの感想も深くて素晴らしいです。どうぞまたいらしてくださいね。

fishあみーゆさん、コメントありがとうございます!

のだめ世界の人たちは、気持ちの良い人ばかりなので読後感がとても良いです。特にアパルトマンのメンバーは素晴らしい。ユンロンもターニャもフランクも大好きです。あ、ヤドヴィもね。

のだめの逃避モードいつまで続くんだ~とちょっとフラストしてましたが、千秋との再会で開放の予感。幼稚園の先生はあきらかに向いてませんからねえ。

千秋はのだめラブを隠しもしませんね。なんせプロポーズを「受け」ようですから。もうご主人大好きわんこ状態です。これから最終回まではもう1ページたりとも目の離せない展開になることでしょう!はやく次回が読みたいですね!

投稿: nya | 2009.08.30 02:02

今回の感想を読んで、早く絵が見たくて見たくてたまりません。単行本の最初の頃の千秋とは全然違う人になってますね。。。(笑)二人の成長がうれしいかぎりです。22巻をこちらに送ってもらう予定です。どこまで読めるのか楽しみです。この二人、どっちの方向に行っちゃうんだろうと思ってましたが、なんだかドキドキしてきました。最後、どうなるんでしょう・・・。ハッピーエンドであることは確かです・・よね。

投稿: さくら | 2009.08.31 20:36

Nyaさんこんにちは。
お仕事お疲れ様です。

ついに夢のコンチェルトが?!
二人の愛を奏でるにぴったりの曲は・・・?
勝手に妄想しまくってますが、個人的にはチャイコフスキーの1番やってもらいらいなぁ~、なんて・・・。

一ヵ月後が待ち遠しいデス!!

投稿: うめきち | 2009.09.01 15:03

sunおお、海外組のさくらさん、コメントありがとうございます!

今回は絵ですよ~♪ 22巻とともに是非今号のKissをお手元に!本当に俺様千秋はどこにいっちゃったんだ~って感じですよね。のだめ好きすぎてヘンになってますよ。

私はハッピーエンドを確信しています。きっと気持ちの良いラストになりますよ~。楽しみですね。

sunうめきちさん、コメントありがとうございます!

お気遣いありがとうございます。チャイコの一番は華やかでいいですよね~。私も大好きです。

ふふふ、9月になりましたからね。1ヶ月切りましたよ。楽しみ楽しみ!

投稿: nya | 2009.09.03 05:14

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