« チラシあれこれ | トップページ | ねこまる »

映画「K-20 怪人二十面相・伝」感想

巷で評判の「K-20」を観てきたよっ!いやあ封切前は全然期待してなかったんだけど、予告編が面白そうだったし、観た人の評判も良いので、本日さくっと近くのシネコンで観たら、すっごい楽しい冒険活劇映画だったよ!いいねーこういうの大好き。同行の夫も「まあふつーだな(これで最大限のほめ言葉)」と喜んでたよ。

■ストーリー
時は1949年。舞台は第二次世界大戦を回避したパラレル世界。華族制度がいまだ残り、貧富の差著しく、一部の特権階級が富を独占している帝都に、金持ちだけを狙って盗みを働く怪人二十面相が出没。 ナゾの男に陥れられ、怪人二十面相に仕立て上げられ、世間から追われる身となったサーカス団の曲芸師・遠藤平吉(金城 武)は、富豪の令嬢・羽柴葉子(松たか子)や 名探偵・明智小五郎(仲村トオル)らを巻き込み、怪人二十面相に戦いを挑むことを決意する。

ネタバレありの感想なのでたたみます~。

■感想
冒頭、パラレル帝都が俯瞰でたち現れるさまに背筋がぞくぞくしちゃったよ。凝りまくったオープニングアニメーションは楽しい冒険活劇の始まりだっ!って感じですっごいわくわくするし。いきなりテスラコイルがでてきたんでもう嬉しくってにこにこしちゃう。スチームパンクならぬテスラ(?)パンクだもんね!レトロフィーチャー好きにはたまらない。源治(國村隼)さんの作るメカはすっげー格好いいし、オートジャイロや街頭テレビ、陸軍のアノ装置などなど凝りまくったガジェットも素晴らしい。もちろんBDバッジもでてきて往年の少年探偵団ファンの心もわしづかみだよ!

佐藤嗣麻子監督は、昔今市子先生の「僕は旅をする」をSMAPドラマにした際の見事な手腕(原作の雰囲気を全く壊さず主人公を男女逆転させた)を観て以来、とても信頼しているのだけど、今回は本当に素晴らしかった。

しかし本当にみんなカリ城好きだよなあ。ウェディングドレスで登場するヒロインとか、超兵器で世界征服しようとする○○とか。もちろんそれをダメというわけじゃなくってさ。宮崎リスペクトのハリウッド映画(スカイ・キャプテンとかね)も多く出ているので、今の日本の映画技術でここまで出来るということを世界に知らしめておくのはいいことだと思うのです。センスだってこっちの方がずーっといいって!

金城くんのヤマカシアクション(「パルクール」というんですね)も凄かった。正直金城君は日本語の台詞がいまいちで登場時は「子役より大根ってどうよ」と思ったんだけど、あのアクション観ちゃったらもう何もいえない。流石は世界の金城くん!素晴らしかったです。

あ、小林少年役の本郷奏多くんも良かった~。世の中にはあんな美少年がいるんですね。切れ者でちょっと兵器フェチはいっている小林少年を好演してました。

「怪人二十面相・伝」のタイトルの意味は最後になってわかりました(原作未読)!難点を言えば、ストーリー上投げっぱなしのサーカス団の人たちを怪人二十面相と葉子お嬢様のその後とともに描いて欲しかったなあ。エンディング・ロールでスチール写真をぱぱぱっと出すくらいで十分なんで。それがあったら名作認定しても良いと夫が言っております(えらそう)。

もひとつ注文を言えば演技のトーンはみんな松さんに合わせたらよかったのにと思いました。多少マンガちっくにね。舞台レベルくらいに誇張していてちょーど良いのだ。松さんはお嬢様にしては年齢が?という声もあるようですが、あの作品世界にはとてもよく合ってたよ。逆に仲村さんはちょっと大人しめかな(平吉が変装している明智はすっげーコミカルで素敵!)。夫は唐沢さんがやったらどうだろう?といってた。でもほら二十世紀少年でお忙しそうだし~。

まあとにかく楽しい冒険活劇に出会えて本当にうれしいよ!DVDがでたら買おうっと!

公式サイト

p.s. クレジットされてる方々のちょい役っぷりがすげー!助手役の要潤くんは正味3分くらいじゃない?鹿賀さん、大滝さん、コヒさんはまあ良いとして、串田先生は冒頭の八木博士(あ、八木アンテナの八木博士なんだ!テスラだから...って今気がついたよ)、木野花先生はメイド頭だね。嶋田さんはカマっぽいデザイナー、松重さんは牢屋で出会った囚人だ!

|

« チラシあれこれ | トップページ | ねこまる »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33364/43786601

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「K-20 怪人二十面相・伝」感想:

« チラシあれこれ | トップページ | ねこまる »