「五右衛門ロック」大千秋楽感想だよっ!
まず、日曜の新幹線。スタッフ、出演者の方々を含めて、東京着が月曜未明となった方々にお見舞い申し上げます。熱海~小田原間がまた運転取りやめになっていたとは~。家に帰ってニュース見て吃驚したよ!
■
さてさて大阪に遠征するのは、2006年7月の「メタル・マクベス」大千秋楽以来、2年ぶりだなあ。新感線稀代の看板役者古ちん主演のベタな音楽活劇はもうなんだかめちゃめちゃ面白くって大ハマリ。楽しいお祭りの打ち上げを目に焼き付けておこうと、チケットなんとか手に入れて、新幹線の予約もして万全の準備で大千秋楽にのぞんだのさ。
しっかし大阪のお客さんはアツかったなあ。東京での観劇と、あきらかにのりが違うのよ。今回もまず開演前に舞台上手上のバンドブースの司さんたちが、下手側のブースや客席最後部の音響スタッフさんたちと手を振り合ってたら、それに気が付いた客席みんなが手をふりはじめちゃって大もりあがり(私ももちろん振ったよ)!
そして客電落ちのジューダス!私は新感線の公演でジューダスでの手拍子を初めて体験しました!過去さまざまな公演で大阪遠征をして、あまりののりのよさに関東の田舎モンの私はついてけない~と思ったこともあったけど、この五右衛門ロックには最高に大阪ののりが合うね。いや~大好き、大阪舞台!
■以下、シーン変更&日ネタ部分をオモムクままに羅列(もう記憶がうすれてる)
なぜかホッタル族シーンの記憶ががんがんと…
・ホッタル族のダンスシーンで、カルマ王子がホッタル族と「クックロビン音頭」を踊ってたよ!森山くんのクックロビン音頭は美しかった~。
・さとみちゃん子供がホッタル族を脅かして逃げるシーン。左門字が礫を投げておしおきをするシーンも追加かな?
・ホッタル族と訣別のシーンで、左門字がギターを渡されるシーンは東京にはなかったね。ギターを握りしめて立ち尽くす左門字の無念のシーンが胸を打つ。そして最後の五右衛門を追いかけるシーンでは、たらいに旗とギターをたてて追いかけてくるのだっ!
あと鉱山シーン
・インガとダンサー航士君のダンス後のからみ。インガが航士君に抱きついてじゃれて(?)航士君が舞台袖に逃げ出す。その際に、インガのメガホン型マイクをもってハケなきゃいけないのに、持って行かなかったからインガが「これ持っていってよ~」と袖まで追いかけて、やっと持っていってもらう。
・サンボちゃんとメタルくんの業務連絡「僕たちは本日付で総務部へ異動となりました。君たちはいつまでも肉体労働をやっていてください」だったかな
そしてラスト
・クガイとホッタル族が海に沈んでいくシーン。コマの二重セリなしでどうやって表現するんだと思っていたら、椅子ごとクガイ王を吊っていたよ!というよりありゃクレーンかな。
あ、そうそう
・今回上手通路脇でさまざまなお方が私の横を走り抜けていきました。で、慈英さんペドロの衣装。かぼちゃパンツの柄がモノグラムだった!あんなパチモン生地どっからみつけてくるんだ衣装さん!
■カーテンコール!
何せ大楽ですからね、最初のカーテンコールから観客席は総立ちだ!古ちんが「お煎餅配るよ!」っていって、その後恒例の注意。「三階席、落ちないように注意してねっ!落ちて死ぬのはあなただけじゃありません!下の人も巻き込みますっ!今、うちの足自慢(笑)のアクションクラブが走ってるからねっ!まもなくそちらに到着します!」 「あっ、二階席も油断しないようにっ!手すりが低いからね!こっちからみると落ちそうでこわいよっ!」
私は一階上手のほぼ最前だったんだけど、ふりかえると、一階はもちろん二階も三階も総立ちで、たしかに雪崩落ちてきそうで怖かったよ。江口さんとかがそれをみながら「すごいなー」といっていたのがわかった。
そしてお煎餅まき!上手は森山くんが端っこまで走ってきて細かくまいてくれました。私の横を逆木さんが風のように走り抜けて行きました。私はマリちゃんの投げたお煎餅を一枚ゲット!
その後は、冠君の歌で「五右衛門ロック」大合唱!大盛り上がりで拳突き上げの出演者&観客!
さらにカーテンコール!何回かのカーテンコールの後、古ちんと北大路さんが登場して、北大路さんがでっかい指でサムズアップ。大阪のカテコでははやってたそうですね。もう観客はお茶目な王様に大喜びですよ!
その後、また古ちんと松雪さんと聖子さんとマリちゃんの4人でサムズアップ!
古ちんの「また遊ぼうな~!」の掛け声に「遊ぼうね~!」と答えて楽しいお祭りは終わったよ!ほんとうに新感線好きでよかったな~。大阪ののりも大好きだ!またくるからね!
(そして新幹線遅れ記に続く、新感線に感動した後は、新幹線に苦労するとわ~)
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コメント
Nyaさん はじめまして
関西在住のkeiと申します。
「五右衛門ロック」の大千秋楽について誰かブログに
書いていないかなぁと散歩していました☆
どの公演でも大阪公演のノリは他ときっと違う、カーテンコールも
という気持ちが

きっと1,2回多いのでは?とよく実感しています(笑)
終演のアナウンスを手拍子でかき消すこともよく・・・
舞台に立つ側の人間を楽しませなければ
関西では少し強いのかもしれませんね
私も新感線、後藤ひろひとetc色々観てます。あとCONVOY
投稿: kei | 2008.08.28 00:16
keiさん、はじめまして!コメントありがとうございます。
こんな辺境のブログにようこそお越しくださいました!関西からのお越し、非常に嬉しいです!
>舞台に立つ側の人間を楽しませなければ
まさにまさに!です。舞台との一体感が素晴らしいですよねえ。大阪生まれの新感線は大阪で見てこそと思います。
を、keiさんも大王お好きですか!ベントラー楽しみですねえ。私はねずみさんのCONVOYは映像でしかみたことないんですよ。迫力でしょうねえ。
それでは、是非またお越しくださいね!
投稿: nya | 2008.08.28 22:41
nyaさん、こんばんは。
詳細な感想、ありがとうございました!
嗚呼、観に行きたかったです。。。でも、この記事を読ませていただいて、想像してニヤニヤさせていただいてます〜♪
>>ホッタル族と訣別のシーンで、左門字がギターを渡されるシーンは東京にはなかったね。
確かに、なかったですね。
でも、こんなのあったら更に涙腺が弛んで大変な事になってしまいます。
本当に早くDVDで、何度でも観たいですわぁ。
投稿: 恵 | 2008.08.28 23:36
恵さん、コメントありがとうございます!
書いてるうちに記憶がどんどん薄れていって、拙いレポートですみません。
左門字の訣別シーンよかったですよ。無念の表情に思わず目頭が熱くなりました。
もうCD聞きまくりですよ。はやくDVDでないかなあ。
ではでは、またいらしてくださいね~。
投稿: nya | 2008.08.30 11:33