秋深しってほど季節感ないや
日経朝刊の「私の履歴書」の筆者の交代で月の替わったのを知る今日この頃のnyaです。10月のスタンフォード大の青木名誉教授のお話はすげーおもしろかったなあ。だってもんのすごいイベントの多い人生なんだよ。東大在学中、学生運動華やかなりし頃、マルクス経済学に傾倒してブントの英雄に祀り上げられた先生は、やがてその活動に嫌気がさして、180度方針転換! 一躍世界の注目する近代経済学の気鋭の学者になったのだ。もーどんだけ天才なんだって感じー。
30年程前スタンフォード大に教授として招聘された際、同時期に助教授として赴任した米国人女性。気鋭で美人な彼女の卒論がトロツキーということで学生運動やってた青木先生と話が弾んだ。彼女の名前はライス - 今日の米国国務長官である - ってゆーエピソードには心が踊ったよ。スケールでけーでけー。
今月から始まった野村證券の田淵節也会長のお話も面白い。いきなり青木先生にジャブかましてるしね。ノーベル賞に現在最も近いゲーム理論の立役者の近代経済学者と戦後40年日本証券界に君臨した清濁併せ呑む帝王とのガチンコ勝負、見てみたい~きゃ~(ミーハー)。
でも田淵会長の履歴書もとんでもないエピソードがでてきそうでwktkしてます。ナベツネとか故宮沢元首相の履歴書とかほんと凄かったもんなあ。天国も地獄も見てきた勝負師たちのお話はやっぱ面白いや!
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コメント
派手な人生ですなぁ。
うちのご学友は、せいぜいお笑い芸人として「爆笑オンエアバトル」に出たくらいですよ。それも数年前。今はどうしてるかな~?
よーし、その先生を見ならって、まずは学生運動から始めてみるか。<オイ
その前に学生にならなきゃ!?
投稿: やすべろ | 2007.11.02 11:21
やすべろさん、コメントありがとうございます。
あー、私も地味な人生で、イベント多い人生がうらやましい。まあそれだけ生命力が旺盛ってことなんだと思いますが~。
投稿: nya | 2007.11.02 23:13
初コメント失礼します。
しばらく前にグレンラガンで流れてきた者です。
>日経朝刊の「私の履歴書」
面白いですよね、アレ。
ナベツネのは微妙な自慢臭もありましたが、それを含めても
「激動の時代を生き抜いた男たち」の物語は一件の価値ありです。
私的に、一番欠かさず読んだのはしばらく前の小松左京。
エピソードの一つ一つが素敵でした・・。
投稿: 榎本海月 | 2007.11.05 22:56
榎本さん、始めまして!コメントありがとうございます。
私の履歴書面白いですよね~。功なり名を遂げてかつ生き残った人たちのお話は本当に魅力的です。ナベツネはその自慢話も含めて、ザッツナベツネ!って感じで強烈でした。若き小松御大が日本アパッチ族をものしてSF作家として世にでるクダリはわくわくしましたし、山口淑子先生の李香蘭物語も波乱万丈を絵に描いたような人生も素敵でした。
島精機の島三兄弟に萌えたり、北杜夫せんせいのgdgdにはらはらしたり、通勤電車のお楽しみになってます~。
また遊びにいらしてくださいね~。これからもよろしくおねがいたします。
投稿: nya | 2007.11.06 01:02