« ネムレナイヨル | トップページ | つれづれにゃるままに5.0 »

アニメ「天元突破グレンラガン」第26話 怒涛の展開に魂持ってかれたよ!感想

たくさんの期待とちょっぴりの不安。心地よい緊張感でブラウン管(うちまだ液晶じゃないんで)の前に座る日曜午前8:30。それから30分は怒涛の展開に魂さらわれて次回予告で我に返れば泣いている自分に気がついた。

最高だよ!かずきさんガイナさん、最高にアツいお話をどうもありがとう...ってあと1回残ってますから~!!

ガイナさんのアニメはまだアマチュア時代のDAICONⅢのオープニングアニメからおおむねみてるんだけど、実はいちばんのお気に入りは比較的近作のフリクリ。当時のスタッフが若手中心だったということもあって、イキオイと進取の気概が感じられ、ピローズのセンスの良い音楽も相まって素晴らしい効果をあげていた。その若手スタッフが制作したグレンラガンにもそんな熱気とイキオイが感じられてほんとうに嬉しいな。あ、もちろんカレカノも大好きだよ~。

例によって私の感想はネタバレには躊躇がありませんので、未見の方はご注意くださいませ~。また私の感想は劇団☆新感線の座付作家の中島かずきさんが脚本を書いたアニメという観点に基づいております。いよいよ物語も残すところあと2話。かずきさんとガイナさんが私達をどこまでつれてってくれるのかわくわくしていマス。

以下ファーストインプレッション。フィックスは今週かけて録画みかえしながらゆっくり書きマス。最初の感想だけで語るのは勿体無いくらいのよい出来だ~(涙)

さていよいよ物語も大詰め。冒頭アンスパ艦がまわりの惑星わしづかみにしてがんがん投げつけてくるのにちょっと噴いた。対するシモンはそんな攻撃意にも介さないってもはやどれだけ強さとスケールがインフレーションしてるのかわけわからん。アンスパは通常攻撃が意味をなさないと悟って確立変動弾の攻撃に切り替える。まあつまり弾があたる可能性の未来を自動選択するって感じですか。このあたりはヌルい設定ですが所詮演劇者の考えるSFなんで許してくださいよ。

アンチスパイラルは説く。闇雲に進化し、肥大し、最期には宇宙を滅ぼす螺旋の力。それがスパイラルネメシスだと。これは全くその通りで進化して滅びるのが現行宇宙の理だ。強大な螺旋力を持つシモンやロージェノムはそれを実感として知っている。しかし、とシモンは反論する。「まだ見ぬ明日に怯えていまを後悔したくねえ」。ニアを救い宇宙を護るのだと。

敵が確立変動弾でくるならこちらも同じ方法で戦うまでだとロージェノムは時間軸を拡張して攻撃することの出来るメールシュトローム砲(これも螺旋だね)を用意する。ってプランク定数までいじっちゃうんですか!(小松左京の短編に大阪の繁華街でよっぱらったサラリーマンがプランク定数いじっちゃって宇宙がタイヘンなことにっつーのがあったなあ)。こんなすげー武器もっててどうして前回負けたんですか螺旋王!

「エンジンの中で宇宙が生まれそうなイキオイよ~」というリーロンの台詞はAKIRAだと夫が主張しております。

アンスパの作り出す干渉から逃れるも新たな攻撃により多元宇宙に放り込まれるシモンと大グレン団の面々。唯一正気のロージェノムとブータの前に姿をあらわすアンチスパイラル。ゾンザイなキャラ造詣が不気味感をかもしだしていい感じ(カオナシ?)。螺旋王とアンチスパイラルの会話って要するになるしーと上川さんの会話なのだ~二人ともリアルにいい男だからなあ。でもビジュアルはカオナシとパンチ効いたお義父さん。この落差に強烈に萌える~(腐)!

アンスパはロージェノムの問い「なぜここまでまわりくどいやりかたをする」に対して「正体不明の螺旋力を感じてね」「解析に穴があっては台無しだ」と答える。正体不明な螺旋力 - それは前回から効力を発揮し始めた螺旋力の塊ブータ。固体成長エネルギーを種の進化エネルギーに変換させ何と人型に変化する。そしてその姿はおおかたの予想通りアバンタイトルの副官の姿なのでありました。しかし何故ウルトラマン模様?

しかし変身したブータもアンスパの攻撃にはかなわず螺旋王ともども多元宇宙にとりこまれてしまうのでありました。これじゃブータの変身した意味ないやん...(ちょいと不満)

さて多元宇宙に放り込まれた大グレン団の面々のそれぞれの世界。少年シモンは姑息な泥棒カミナのバシリとなっていて、まあそれなりに満足な模様。しかしナニカが足りない。あるはずのナニカがない。胸に手をやりそのナニカをつかむ仕草。こそ泥を見つかって獣人に土下座してあやまるカミナ。後ろにはニアのはいっていた棺桶。その上にあらわれる懐かしい姿。

「どうしたシモン?」「無くしたのかドリル?」

かつてカミナは言った。「お前が迷ったら俺が必ず殴りに来る。だから安心しろ」と。多元宇宙に拘束されたシモンを助けに来たのは、彼自身が追いかけてきたその背中を持つ男だ。多元宇宙の罠から逃れ、大人の姿に戻ったシモンと肩を並べるカミナ。「いつの間にか背え抜かれちまったな」「ほんとだ」と穏やかに笑いあう二人の姿に胸しめつけられた。カミナの前ではシモンは年相応(でも21歳と17歳なんだよね)の表情で優しく笑っているのが切ない。ああ、8話からずっと二人のこんな姿をどれくらい切望したことか!

「もう行くよ」と出立を告げるシモンに、「こんどこそ本当にあばよだ」と送るカミナと先に行ってしまった大グレン団のみんな。シモンは自分の胸を指して言う。「あばよじゃない。一緒だろう」と。8話でカミナはシモンに「あばよ、ダチ公」と別れを告げたけれど、シモンはカミナに別れを告げない。なぜならいつも一緒だからだ。だから彼の出立の言葉は「行くぜ!ダチ公」だ。彼らに二度と別れは訪れない - これは案外重要なポイントかもしれない。

ところで旅立つシモンの周りの光の柱にさまざまな多元宇宙が映っていますが(リーロン..)、どうみてもトップ1のノリコとお姉さまなシモンとロシウがいたような気がします。地上波はいまいち録画の質が良くないので再来週のBS版で確認しよう。

一方ヨーコはバウンティ・ハンターになったりミス・リットナーになったりヨマコ先生になったり、気障にきめたキタンと結婚式してたりと様々な可能性を楽しんでいたようですが、どれもちがうとテレビのスイッチを切る。電源の落ちたスクリーンに映るのは現行宇宙のヨーコの顔。顔をあげればそこはカミナと最後にキスをしたあの場所。多元宇宙の彼女の可能性を観せていたのはテレビを持っていたカミナという演出はすごく哀しくてすごく納得する。ヨーコの中のカミナは何も語らずただ促すだけというのもいいね。

パンやさんのダヤッカとギミダリ。電力工事技師のリーロンアーテンガバル。アナウンサーシベラ。女教師レイテさんに螺旋王校長先生(もしくは授業参観の父兄)はグレン学園かな?ぐっすりと眠るテッカン(隣に寝てるのはシベラ - ああ、だからギミダリ以外の次世代組で唯一こっちに来たのか~)。多元宇宙の皆を垣間見るのはとても楽しかったけど、最後に泣かされたのがヴィラルの宇宙。美しい妻と可愛い娘。穏やかで子煩悩なパパヴィラル。獣人として生まれ戦闘の中に生き子孫を残せない彼のささやかな夢の儚さ美しさにもう泣けて泣けて。ヴィラルさんだけにはこの平和な夢の中にいてほしかったと心から思いましたよ。そんなヴィラルさんも、精悍な顔をとりもどしてシモンに合流。一気に囚われのニアのもとへ。

シモンの助けを信じるニアはしかし用済みとばかりアンスパに消されそうになる。その刹那指輪が大きく脈動を初めそこから現れたのは - グレンラガン。「待たせたなニア」最終回に続く!

最終回予告口上「めぐる銀河のその果ての、青く輝く小さな星の、小さな男の大きな話。語りつくせば日がまた昇る

「いよっ待ってました中島屋!」って大向こうから掛け声かけたくなっちゃう新感線いのうえ歌舞伎っぷりがステキ!ああ、新感線もガイナさんも両方好きで本当に良かった!これは演劇とアニメの幸福なコラボレーションだ。終わっちゃうのは本当に寂しいけれど、最後にかずきさんとガイナさんがもっとすごい世界を見せてくれそうでほんとうにわくわくしてるよ!

ところで最終回のタイトルは「天の光はすべて星」。ガイナさんSFタイトルシリーズはFredric Brownの古典「The Lights in the Sky Are Stars」からだ。ブラウンは小学生のときいちばん最初に好きになったSF作家で、もちろん著書は全部家にあるよ。さて書斎から発掘してくるかハヤカワ版。

公式ページ

過去感想目次
(目次独立させました)

|

« ネムレナイヨル | トップページ | つれづれにゃるままに5.0 »

「アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

今回は言葉が要らないくらい、感動した!涙が出た!もうそれに尽きますよね・・・
カミナが好きで見続け、カミナが死んでもカミナの意思を継いだ大グレン団を見続けてきた。
CMのあとの絵が今回は兄貴で、もしかして兄貴が出てくれるかと期待した。情けない兄貴が出て獣人には敵わないとか獣人に命乞いをしてる兄貴をこんな兄貴を見せられるならこのまま出ないで欲しかったと思ってたら本物の兄貴が・・・もう言葉にならない感動だったよ
言ってることも兄貴らしい無茶の中に優しさがあって、いつまでたっても兄貴は兄貴だった。本当にシモンを気にかけてるんだ・・・シモンが羨ましい
先週の星型サングラスもカミナのサングラスの形からの変形だし今回はシモンが兄貴より背が高くなったのを言ってたし、シモンがカミナを超えたという意味なんだろうけど、自分はカミナが好きだ~
昨日の夕方、手乗り文鳥を売ってるのを見て気に入り、一晩悩んだ末に今朝から鳥かごを引っ張り出して洗い、手乗り文鳥を買いに行きました。名前候補に「ブー太」もあったんですが、売り切れてました;;昨日の夕方に見て今朝すぐに行ったのに~(泣)

投稿: くれよん | 2007.09.24 12:06

くれよんさん、コメントありがとうございます!

26話すごかったですねえ。昨日から何回も見返してます~。アニキの復活よかったです!本当に泣きました。

ところでくれよんさんのコメントは、コメントというより感想として完成しているので、公式ブログの感想に書かれてはいかがでしょうか?みんなアツく語り合ってますよ。

投稿: nya | 2007.09.24 14:04

業務連絡です。

昨日コメントをいただきましたが、ご自身でおっしゃられているように『スレ内容と微妙にずれてる』ためにコメント非公開とさせていただきます。また、ここは掲示板のスレッドではありません。あくまでもブログであることをご承知おきいただければ幸いです。

いただいたアドレスにメールいたしましたが、不達で戻ってまいりましたのでコメントでお知らせすることをご容赦ください。

投稿: nya | 2007.09.26 04:59

お久しぶりです nyaさん。いよいよ来週で終わりなんですね。たぶん オレ 泣くのかな?涙 流すのかな? また しょこたんの カップリングの曲 聞けるのかな? ひとつ 気がかりなのは アンスパの実体って どんな 形態なんでしょうかということ。まさか、あの カオナシが……?なワケないでしょう(笑)♪♪ 結局 最後は 超銀河〜 でもなく アーク〜 でもなく グレンラガンで決着をつけるんですね。最後のシモンのきめゼリフ 期待しているのですワタクシ。 “穴を掘るなら天を突く! 墓穴掘っても掘り続け、突き抜けたなら オレの勝ち!!” これを越える きめゼリフ 頼むぜシモンっ!!

投稿: ツフィー | 2007.09.26 09:50

ツフィーさん、コメントありがとうございます。

すごいですねー、あと数日で最終回なんて信じられませんよ~。アンスパさんの正体とか、スパイラルネメシスの顛末とか、シモンの行く末とかちゃんと風呂敷畳めるのかな~だいじょぶかな~でも楽しみだな~なんて思ってますよん。

ま、いずれにせよ最後の30分はすっげー密度になること間違いなしですね!!

投稿: nya | 2007.09.26 20:29

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33364/16541049

この記事へのトラックバック一覧です: アニメ「天元突破グレンラガン」第26話 怒涛の展開に魂持ってかれたよ!感想:

» 「天元突破グレンラガン」第26話 感想 [GM log]
リアルタイムで見れなかったためちょっと感想を書くのが遅くなってしまった、第26話「いくぜ ダチ公」。よく意味のわからない言葉多数出現!ダヤッカじゃないが「頼むからわかるように言ってくれ!」(笑)もう理屈抜きで見るしかない!? 25話最後の口上からスタート。アン...... [続きを読む]

受信: 2007.09.23 17:19

« ネムレナイヨル | トップページ | つれづれにゃるままに5.0 »