英国逍遥2007 : 螺旋の塔を昇る(ヨーク観光)
あっという間に英国滞在も4日目だ。早いね。てなわけで本日は古都ヨーク観光。英国で二番目に大きいヨーク大聖堂を見るのがお目当てだけど、なんせ2000年以上前、ローマ時代からの北の主要都市で歴史建造物にはことかかない。
まず城壁。ヨークは城壁都市なのだ!
もちろん登れます。みんなでてくてく歩く。せまいのですれちがいがたいへん。
ヨークに残る一番古い町並み。シャンブルズ。ディケンズのデビッド・カッパーフィールドにでてくる世界みたい。
14世紀の商工団体会館。Marchant and Adventurer's Hall。、古さと重さで建物が歪んでるのがたまらない!
ヨークのお城はもう残ってないけれど、その一部。13世紀に建てられたクリフォードタワーは残っている。監視の塔かと思ってたら、ちゃんと広間があって王様もいたのだった!
今は床も屋根も落ちちゃって中空の塔となっているけどね。
そしていよいよ英国で二番目に大きいヨーク大聖堂!ちなみに一番大きいのはカンタベリ大聖堂でこれは数年前に観光済み。何気にカテドラルファンのNyaであった。入場料は全部込み(Do Everything)で10ポンド。ヨーク大聖堂の見学の他に、地下の宝物庫とセントラル・タワー入場がつくのであった。
受付のお姉さんに「セントラル・タワーは295段の階段を歩いて登るんだけど大丈夫?」と聞かれて「そりゃあチャレンジャブルだけどやります!」といったら「ツアーは30分おきなので、もうすぐ次のツアーが始まるわよ」と指差された先には行列が!あわてて並ぶ。なぜ30分おき?といった謎はすぐにとけますた。狭いのだ!ひとひとり通るのがやっとの狭い塔の螺旋階段をえんえんと登るのだ~。でもまあ手すりがついてるし、けっこうなお年寄りものぼっていたのでそんなに苦しいほどじゃあないけどね。足がぱんぱんになりますが(;-;) 登ってるとき後ろで夫が「こ、これが螺旋の力か!」とかタイムリーなグレラガネタをいいやがりましたよ。
295段の苦行のご褒美はヨークの町を360度みはらす景観と目の前に迫る大伽藍!
ここで私も一発、大聖堂のてっぺんで「わが旗艦カテドラル・テラ!」とグレラガネタを叫んどきました。
そしててくてく螺旋階段を下って大聖堂へ。ちょうど聖歌隊が練習していました。荘厳な大聖堂の伽藍、響くパイプオルガンと賛美歌。日ごろの邪念が払われるような美しいひとときでした。
ヨークすばらしいです。また来たい!
■
夜はデボンシャー・アームスのメインダイニング。この分厚いのはお宿自慢のワインリスト。すげー!でもめんどくさいのでソムリエさんには辛口のシャルドネ、フランス産でリーズナブルなのをもってきてくれい!とお願いする。
スターター。グリッシーニにチーズとジェノバ・ペーストとチャツネをつけて食べる。スバイシー・アーモンドとオリーブ。もちもちっとしたポテトとホタテのフライ。チャツネにドライトマトを混ぜたソースが簡単にできそうで美味しくて夫は帰ったら早速作ってみようと言っていたよ。
アミューズ。下からイセエビのジュレ。蟹肉。蟹のスフレ。いわゆる海の幸のお菓子仕立てってやつですな。うめー!
夫スターター。うさぎのスモーク。やわらか~。ソースはなんだっけ?
私メイン。スモークしたSEABASSとえびのムース、キャビア。真ん中のピーマンのゼリーが羊羹みたいでなんとも素敵な味わい。目に美しく、美味しい。そしてお腹にも優しい。これが新英国料理...って先生どうみてもイタリア料理です。メニューはフランス語ですが!
夫メイン。Cornish BRILL(ヒラメの仲間らしいですよ)。この黒いまん丸はなんだっけ?後で確認します。
デセール(私だけ)。ティラミス。ふつーに美味しい。
いやー、すんげー美味しかったです。今回泊まったホテルのメインダイニングはみなそれなりに美味しかったので、満足です~。
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