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爆笑西部(?)劇「ひーはー」感想

「YEEHAA」それは、西部劇でカウボーイ達が馬で牛を追いかける時に叫ぶ掛け声「ひーはー!」。発音は「ひー!」と後ろ上げ気味に叫んで、一度ためて「はー!」と落とす。

気鋭の脚本家にして怪優の後藤大王に、関西一の理論派役者川下Docの二人が演劇ユニット「Piper」を結成したのがもう10年も前なんだって。そこへすぐに関西一の美丈夫山内僧正が加わって、さらにずっと下ってパワーマイム腹筋さんと米米クラブの竹下さんが加わった。記念すべき10年目にして第六回公演は、大王の「別にアメリカでもなきゃあ西部でもないけど」西部劇だ!

例によってこの項盛大にネタバレしているのでまだお芝居見てない人はご注意くださいませ。ってか皆下北沢本多劇場に見に行け~。8月12日までやってるよ!

そこは、日本の田舎に立てられた一軒のステーキ・レストラン。まるで西部劇に登場するような設えのその店は、しかしあまりに辺鄙な場所に立てられているがために開店休業状態。店主が渡米した後を守る店主の友人の三人の家族。そう、大王の爆笑スリラー「スプーキーハウス」に登場したお調子者のみづほ(楠見さん)・気弱なひろゆき(山内僧正)・悪魔のコドモたま子(平田あっち)の三人組だ。

そこへ手紙が届く。「米国の友人が訪ねるからもてなしてやってね」と。ステーキ・レストランなんかやっちゃあいない三人は大慌てで開店準備を始める。

そこへ訪ねてくるさまざまな人たち

1.ステーキ・レストランで西部劇オフをやろうとするmixiの西部劇コミュ友達(Docと片桐さん)
2.音楽イベントに呼んだク○ード・チ○リ(実名ありか!)を事故で死なせてしまい大慌てなイベント・プロモーターの二人組(竹下さんと水野美紀ちゃん)
3.酔っ払ったみづほの書いた手紙「ダンナを殺してほしい」を間に受けひろゆきを殺しにやってくる外人部隊傭兵元木(腹筋さん)
4.軍を脱走した元木を追いかけてきたモノワスレの激しい上官(大王)

こんな人たちが、それぞれの存在を知らずに、スレチガイ、鉢合わせのドリフのコントまがいのどたばたを繰り広げる。前作「スプーキーハウス」はちょいとスリラーだったけど、同じ文法で西部劇をやるわけだ。まさに大王のドリフ!

ただすっごい面白いんだけど、スプーキーハウスと完全に重なってるんだよね。ラストの収集のつけ方も同じなので目新しさはなっしんぐ。まあドリフとか吉本新喜劇とかと同じといえば同じなんだろうけど、まさに大王の才気無駄遣いって感じで惜しいと思ったのもまた事実。

あとヒロイン水野美紀ちゃんは、いつも思うのだけどすげー真面目なんですよ。舞台が大好きで非常に真摯に演じていることはわかるんだけど、余裕がないってゆーか。そのあたりが「開放弦」ではいい感じに役にはまっていたんだけど、「ひーはー」のような周りがみな実力ある舞台で遊ぶタイプの小劇場役者さんたちだとちとつらい。「スプーキーハウス」の篠原ともえちゃんや「ガマザリ」の瀬戸カトリーヌちゃんなんかが若いのにきちんと大王の舞台にはまっていたので余計に美紀ちゃんの真面目さぶりが浮いてた感じがした。

まあでも舞台が大好きってことは伝わってくるのでこれからもがんばってください。あとの役者さんはまあいつもどおりで。片桐さんはかっこかわいいなあ。大好きだMacのCM!(アレ?)


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