アニメ「天元突破グレンラガン」第九話気をしっかり持って感想
ああ、アニキのいないOPみたらぶわっとこみあげるものがあって、「ううう今回絶対鬱展開だよ。綾波が死んじゃったときのシンちゃんみたいなシモンは見たくないよう」と嘆いてたら夫に「じゃあみなけりゃいいじゃん」といわれてぽんとひざをうったのさ。日曜朝のこの時間帯は常ならばNHK「経済羅針盤」→テレ朝「題名の無い音楽会」って流れでテレビをみてたんだ。てなわけで経済羅針盤みてますた。オーケーストアの正直カードすごかった~。
でも後から録画でみたらやっぱり面白かったので感想書きます。うんぜんぜん悪い流れじゃないヨ。
例によって私の感想はネタバレには躊躇がありませんので、未見の方はご注意くださいませ~。 また私の感想は劇団☆新感線の座付作家の中島かずきさんが脚本を書いたアニメという観点に基づいています。
bしかしまじ展開はやいよな。ためを全く作らずにこれでもかこれでもかって新しいガジェットを繰り出す方式はまさしく新感線芝居の中島脚本。それに目を奪われてるうちに物語が大きくうねりだす。このドライブ感がだせるかだせないかが中島脚本の成功失敗の分かれ道(と私は思ってるんだけど)。さてグレンラガンはどっちかな?
冒頭のアニキの短いバイオグラフィに涙で前がみえないうちに螺旋王と四天王が揃い踏みしちゃったよ。チミルフやられて3人だけど...ってこの前の「朧の森に棲む鬼」かよ!(そういうギャグがあったのよ) 螺旋王って名前があったんだねえロージェノム。どうやら獣人は友達いない(笑)螺旋王がつくりだしたものらしいけど、螺旋王自身は人間みたい。これもまたひとつのお約束だけど、螺旋王=悪ではないことは確か。第一部人間側の団結で第二部螺旋王との戦いと和解で第三部さらなる敵との戦いとみたけどどうかしら。
一方カミナを失ったグレン団は意気消沈。シモンは形相変わるほど憔悴するも、逃げモードというより逆切れモード。戦闘時、アニキの影にしばられてグレンラガン(ロシウが搭乗)を暴走させたあげく戦線離脱してしまう。アムロやシンちゃんと違って戦いから逃げるわけではないのがちょっと意外でした。戦線離脱もコントロールできなくなったあげくだもんね(ゲ○が透過光って明日のジョー?)
シモンが迷い込んだ谷底で、敵ガンメンが廃棄(?)したカプセルから萌え新ヒロインニア登場。ニアの名前はアニの反転?台詞のいちいちがアニキの台詞との類似もしくは反転になってるのがすごいけど、狙いはまだいまいちわからない。というか螺旋王の娘ってことが早々にあかされるのに、なぜ谷底に廃棄されていたのか?他の獣人同様に螺旋王に創造されたのか?としたら、谷底に転がっていたたくさんのカプセルにはみなニア(もしくは失敗作?)がはいっていたのか?それってどこのアヤナミ?
カミナを失っていっぱいいっぱいになっても皆を護ろうとするヨーコは凛々しいし、前向きなロシウや熱血キタン、冷静なリーロン、包容力のあるダヤッカは頼もしい。シモンもやさぐれてはいるけれど、基本前向きで期待が持てる。まだまだ物語としてのポテンシャルを失っていなくて本当によかったな。来週もみようそうしよう。
今週のびっくり:エンドクレジットみてはじめて螺旋王の声をなるしーこと池田成志さん(新感線準劇団員)があてていることに気がついた。なるしーすまなんだ~。なるしーは声も良いけどすっげーハンサムでかっこいいんだよ!新感線の夏のおポンチ公演「犬顔家の一族の陰謀」楽しみにしてるよん。
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