アニメ「天元突破グレンラガン」第八話悲しみの感想
わあん、大方の予想通りやっぱアニキさよならの回になっちゃった。怒涛のBパートに目が釘付けで思わずラストはじーんときてしまったなあ。くそううまいなあ。やっぱり!
例によって私の感想はネタバレには躊躇がありませんので、未見の方はご注意くださいませ~。 また私の感想は劇団☆新感線の座付作家の中島かずきさんが脚本を書いたアニメという観点に基づいています。
てなわけでちびっとラブコメはいったAパートはともかく、怒涛のBパートが終わって、ラストにタイトルコール「あばよ、ダチ公」がでるまでひとつも目が離せない回だった。戦い直前ヨーコからのキスにカミナが応えて「戻ったら10倍返しだ」というとーってもわかりやすいフラグにああ、やっぱりカミナ死んじゃうんだなあと鬱気分になってしまったよ。そのシーンを偶然見てしまい、ヨーコを憎からず思っていたシモンは大ショック。これまたわかりやすいフラグで...まあ何がいいたいかというと、テンプレなお話でも脚本と演出とキャラの力でいくらでも面白くできるってことで。それがかずき脚本の特徴でもあったりします。大衆向け芝居はわかりやすくなきゃだわね。
ラスト、カミナを失って暴走するシモンに、瀕死の状態から「おちおち寝てもいられないか」と立ち上がるカミナ。もうこのあたりから涙で前がみえません。最後の合体から螺旋王の四天王が一人チミルフ率いるガンメン群を圧倒的なパワーで倒し、最後に「いいかシモン、忘れるな。お前を信じろ。俺が信じるお前でもない。お前が信じる俺でもない。お前を信じるお前を信じろ」という言葉を残して燃え尽きるカミナ。
怒涛の物量作戦(GAINAX総力を結集したものすごい作画)と奇跡の復活劇にかっこいい見得と泣ける最後 - なんだか新感線の芝居1本見た気分だよ。この寂寞感!ここはテレビの前じゃなくて演舞場の闇の中なんじゃないか!カミナ~カーテンコールはどうした~(涙)
完全に死体のこしてるし、こりゃあ生き返る余地はなさそうだなあ。ああ来週からどんな展開になるのか...それにしても喪失感が大きすぎて考えるのも億劫だよう(;-;)
今月の涙台詞 てんこもり:
ヴィラル「はかったなあ!」カミナ「ああ、はかったよ!俺たちの運と男の度量をな!」
カミナ「お前が迷ったら俺が必ず殴りに来る。だから安心しろ」
カミナ「お前のドリルは天と地と明日を貫くドリルじゃないか!」
カミナ「無茶で無謀と笑われようと/意地が支えの喧嘩道!」シモン「壁があったら殴って壊す/道が無ければこの手で作る!」カミナとシモン「心のマグマが炎と燃ゆる/超絶合体グレンラガン!」シモン「俺を!」カミナとシモン「俺たちを/誰だと思ってやがる!」
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