アニメ版「のだめ」のテンション低い感想
深夜アニメなので一応HDDに録画して観ましたが....まあ、アニメとドラマでは予算は2桁、いやひょっとして3桁くらい違うんでしょうから比較するのは間違ってると思うけど、アニメ作品単体と見てもちとつらいものがあるなあ。
OPがキャラブックの絵をそのまま使っていたし、歌も可愛かったのでちょっと期待したら本編がかなりつらかった。千秋が原作後期の千秋絵なんですよ。原作のだめも連載して5年でキャラもそれなりに洗練されてきて、それが学生時代の21歳の千秋やのだめと、現在(作品では2005年設定)の25才の4年の成長とシンクロしてる。のだめはともかく、千秋なんてオトナになったら三白眼の悪人面(美形でお色気設定はそのままよ)になっちゃった。で、アニメはその絵でキャラデザしてるもんだからなんだかなって感じ。のだめはかわいめになってるんだから千秋ももうちょっとかわいいデザインにしてほしかったな。
ストーリーもそのままなぞっただけなので新味がない。まあ、これは今後脚本や演出の解釈がでてくるのかもしれないので保留だけど、アニメというより紙芝居で、肝心要の演奏シーンが動かないのが致命的。ピアノを弾いている止め絵にのだめオーケストラのLive音源をかぶせるくらいなら、原作本よみながらBGMを流したほうがまだましかなって感じ。
とまあ、私にとっては魅力の無い初回だったので、おそらくもう観ないと思います。今後、この方向性が改善されるとは思いがたいので。
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