「のだめカンタービレ」感想 Lesson 102
ふわあ、「楽しいドラマの時間」が終わっちゃってちょっと鬱。原作は続いてるのが心の支えデス。マンガ柱の二ノ宮先生のドラマスタッフへの感謝の言葉に感激。奇跡の様なコラボだったよねえ。
表紙の良妻エプロンも初々しいのだめが、年相応の美人モードなのがまた眼福で。
さてさて前回のラスト。引越し準備に余念がない千秋のもとを訪れたのは、母征子さん。
「のだめちゃんと何かあったの?」と詰め寄る征子さんは完全に嫁の味方。母の詰問にぶっきらぼうな「べつに」ではぐらかす千秋は、すっかり年相応の息子の顔だ。
さて今回はそんな千秋母子話を背景に、ひさびさアニメオタクのフランクが主役の回。フランクは最近はもっぱら室内楽を中心に学んでいる。高名なヴァイオリンの先生に見込まれて彼のクラスで伴奏アシスタントをすることも多く、それはそれで順調なんだけど、伴奏なかりでちょっとフラストしているのも事実。
そんなフランクの前に現れるのが同級生の孫Rui。同じくオクレール先生につけなかった彼女だが、なんと彼女お得意のごり押し(プレゼント攻撃?)でオクレール先生の個人レッスンを受けていると聞き、正攻法しか考えていなかったフランクはショックを受ける。
場面は変わって夕刻のアパルトマン。マダム征子との再会を喜ぶターニャとフランク。ムッシュー長田を交えて千秋の送別会が開かれていた。(タダ飯が食えるとあって満面笑顔のユンロンが可愛らしい)。しかしそれはどう見てもマダム征子の歓迎会。引越しの荷造りに追われる千秋に気遣いを見せるのはフランクだけ。彼は気が優しく穏やかな好青年なのだ(ヲタクだけどな)
そこへ帰ってくるのは、サロンコンサートのレッスンでちょっと蛍化したのだめ。再会を喜び合う征子とのだめだが
「お義母様!」に千秋がつっこまないのが凄い。蛍化を心配する征子に「ベルサイユ宮殿には風呂もトイレもないんですよ」とワケわからない論理で答えるのだめを風呂に放り込む千秋。変わりのない二人の仲の良い様子に征子さんも一安心。
さてここでのだめ千秋アパルトマン初日にちらっとだけ顔をみせた謎の眠り姫が満を持して登場だ。征子さんに呼ばれてやってきたのは、のだめと見まごうばかりに蛍化した少女ヤドヴィガ。彼女は作曲専攻で、持ってきた楽器は電子楽器テルミン。彼女の作曲したテルミンとピアノの小品集を初見であわせるフランクにみんなは感心。ヤドヴィも可愛らしい笑顔をみせる。皆の賞賛に、フランクはいま学んでいる室内楽や伴奏がちゃんと自分の身になっていることを知り焦ることはないと納得する。
翌朝、テオをだまして呼び寄せて引越しを手伝わせる(Lesson100のリベンジだね)千秋を見ながら、征子さんとムッシュー長田の会話。千秋の部屋は(特別だから)のだめ使ってもらうという征子さんの入れ込みっぷりにムッシューはちょっとアキレ顔。ムッシューの「真一はやっぱり雅之に似てるよ」という発言は音楽に集中したいために独立する千秋と家をでた雅之が重なるのだろう。
征子さんに「のだめちゃんとうまくやんなさいよ」「あの子はあなたの天使なんだから」と説教される千秋ってほんとうになんだかヘタレ。嫁を大切に実母に諭されるバカ息子? まあがんばれ。天使と聞いて千秋の頭にうかぶ「あへへー」といいながら飛んでる天使のだめ(複数)が激プリティよ。
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