ドラマ「のだめカンタービレ」第五話感想
ああこの年になってユウウツな月曜日が待ち遠しくなる日が来るなんて。なんだか生きててよかったなあ(ほろり)。ドラマの「のだめ」に出会えて嬉しいよ。私のなかですっかり漫画の千秋様とのだめは玉木&上野ペアだ。ミルヒー含めていまのところ配役に外れがないってすごいなあ。
てなわけで前半のヤマ場の学園祭がやってきたよ。今回は前回以上に名シーン満載なんで楽しみにしていたし、期待通りのアウトプットで嬉しかった。でもなぜ「みそ字」じゃないんだよ。スクリーンセイバーの出来も安くてこれにはフラスト。
エリーゼは正直微妙。雰囲気抜群で冒頭のドイツ語台詞もよかったのになあ。大体日本語をしゃべらせる必然性無いでしょう。秋吉さん学長とともに二大台詞棒読みで作品世界から浮いていた感じなのが残念無念。あ、でも学長ミーナとミルヒーの若い頃エピソードは素敵だった。回想ミルヒーがちゃんと外人なのに大うけしたよ。
それにしても玉木君の完璧千秋様っぷりに拍車がかかってる。他人に厳しいがそれ以上に自分に厳しい。どSなのに面倒見がよくって優しくてちょっとヘタレで長身美形で色っぽい。そんな孤高の俺様千秋をあますところなく演じてるってどうよ。樹里ちゃんのだめとともによくぞ見つけたりって感じだね。
のだめ餌付けの呪文御飯おいしそう~(これがパリ留学まで続いてるのがすごい)。のだめの御飯心配するところの甘い顔が超ステキ。直後ののだめぶちかましシーンとの落差を出すためと分かっててもトキメキますな。本当にこんな千秋様を篭絡(ウェルカム変態の森~)できたのだめは超果報者だと思うよ。
千秋ラフマ練習にのだめ着ぐるみ制作のインサートが原作どおりのイメージですごい。真澄ちゃんポリニャック夫人風ドレスとマングース(ハブつき)超キュート。マングースのエピソード省いたのは沖縄への配慮?そしてクライマックスその1、Sオケ和風ビッグバンド。ピアニカバージョン最高!原作のシーンを見て頭に鳴らしてたラプソディインブルーを軽く凌駕してた。全員たすきがけには唸った(まじに演奏するには必要だね!)。みんな楽しそうでステキ。大河内くんナイス指揮デスよ。
のだめの覚醒への伏線。ミルヒーの「いまのままでは、千秋といっしょにはいられないよ」と懐中時計のプレゼント。これは日本編の要のシーンなのでちゃんと描いてくれてよかった。そして同様の重要シーン「さあ、楽しい音楽の時間デス」も期待通りの出来。千秋がシュトレーゼマンの真の意味での弟子となる瞬間だからね。千秋様のタキシードは美しいなあ。ミッチー佐久間ってオネエキャラかよ!そして出番少ないポエムがないっ!まあいいや、きっとこれから千秋にからむし、ミッチーだからはずれはないだろう。ポエムはちゃんと書かないと失望するからね。
でもクライマックスその2に不満。のだめ演奏の途中から会場に駆け込む - これはどうしたって納得いかない。ちゃんとのだめが最初からラフマ聞いてないと耳コピの意味がないやん!のだめが焦って走るシーンをいれたかったんだろうけどここは間に合わせなきゃ。肝心要のシーンだけにこれも残念。
その後の千秋ラフマは満足。「いやだなあ、もうすぐ終わりだ」の独白は的確。その後のミルヒーと千秋が楽屋のソファで疲労困憊しながらもエールを交わすシーンもイメージどおりで感銘(向きは逆)
さて来週はR☆Sオケ結成。千秋に触発されたのだめホタルの墓と渾身のラフマ連弾。千秋もとカノ彩子さん覚醒シーンもありそうな感じで超期待。このエピソードは本当に好きなんだ。オーボエ武士くろきんと鬼畜チェロ菊池君はそろそろ登場かなあ。あーもう来週が待ち遠しいよう。
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