ドラマ「のだめカンタービレ」第六話感想
わあ待ち焦がれた一週間。お仕事は依然シビアな状況だけど今日は仕事中も夜が来るのが待ち遠しくってにこにこしちゃったよ。てなわけでリアルタイムから遅れること2時間、録画でやっと見ることのできた6話も期待にたがわぬ出来でよかったなあ。原作厨だけど毎回ハードルをかる~くクリアしてくれて嬉しいったらありゃしない。
今回も名シーン連発。ポエム男佐久間ミッチー最高!、渾身のラフマ連弾、スーパーひとし君にガリ寿司、そして武士くろきんに鬼畜菊池君の再現度の高さに悶絶。それに加えてナイスオリジナル登場沙悟浄木村君。ルックスも言動もまさに漫画そのもの。役者さんは橋爪遼さんという橋爪功さんの息子さんなのですが、ぐぐるでイメ検すると素顔がぜんぜん違うのだ。お父さんに似てるし!さすがはプロだね~。
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冒頭ミルヒーの「音楽に正面から向き合わないと、本当に心から音楽を楽しめませんよ」。これは日本編後半の、のだめ大覚醒につながる肝の台詞なのだ。イメージどおりで良かったんだけど、このシーンがあるならば先週「このままでは千秋といっしょにいられないよ」シーンで時計を渡す必要なかったんじゃないかな?ちと矛盾。
彩子さんは今回声楽開眼しなかったなあ。ドアギギギはやりすぎでしょう。もっとクールなキャラですよ。そんな才能のあるクールビューティにぽんぽんと忌憚の無い批判をぶつけてプライドずたずたにする千秋ってばやっぱり天然俺様。高校生千秋と彩子さんカワユス。彩子さんの開眼エピソードは来週に期待かな。そしてのだめ、お風呂はいらなすぎてハエのたかる月9ヒロインって...好きだあ。千秋がその臭さに心底イヤそうな顔をしてお風呂に追いやったその次の瞬間には、のだめのためにリゾットつくってあげてるわけですよ。そして「がぼ~」と嫌がるのだめに「とにかく喰え!」と無理やりリゾットを食べさせようとするわけですよ。もうなんだかツンデレ最高峰。このシチュに乙女は萌えるわけですな。さすがにとうがたっても少女漫画だよなあ。
そして今回の目玉超絶技巧ラフマのピアコン連弾。ちゃんとのだめが憑かれたように鬼速弾きしてるのがよかったなあ。時折交錯する二人の視線が挑戦的で楽しそうで本当に演奏しているようだった(いや心情的にはまさに弾いていたわけですが)、天才は天才を知る。音に遊び疲れ童女のように眠るのだめを「こいつ..どうすればいいんだ」と途方に暮れたように見る千秋 - でも大丈夫、千秋ののだめへの想いはやがて奔流となり二人を更なる音楽の高みに押し上げていくから。
名場面でした。私はドラマの「のだめ」が本当に大好きだ。
Sオケ解散コンパはみんな楽しそうでよかったなあ。居酒屋のメニューに噴いた。真澄ちゃんの真心届けシーンもあれでいいと思うよ。カラオケと太鼓の達人できなくてくやしがる千秋がかわいい。鈴木姉妹のシンクロ泣き→発奮もべりキュート。カラオケトイレでの彩子さんとのだめの遭遇もいいな。「かがやさいこ~」→ばしっ→のだめトイレの床にはりつく流れが最高。彩子さんのショールの扱いもちゃんとツボを押さえてて原作厨も安心だ。千秋がのだめをぶんぶん振り回しながら「おまえくびれね~」と笑うソシアルダンスシーンは見たかったところであるが、ここまでやると役者さんの体がもたないでしょう。
来週はいよいよ新オケ発進。予告編の清良&峰の「ケッコーン」(..ということは「リコーン」もあるんだな)、千秋「オーボエ協奏曲やろうか」くろきん「いいよ」(渋っ!)、「俺はハリセンを捨てた」などなど、どれもこれも原作を見事に再現してるシーンばかりで超期待。でも雰囲気三善家はなさそうなんだよなあ。あの一家すごい好きなんだけどなあ。パリ編やるならこの一家は抑えておかないとなあ...って予算的にできないよパリ編、いやいや人気がでたらCXお得意の映画にできちゃうかも、でも登場人物がほとんど外国人だから絶対に難しいよな、でも玉木千秋と上野のだめの「ポン・ヌフ橋の決闘(特撮つき)」は見たい見たい是非見たい。(ぐるぐる)
てなわけでまた月曜を待ち焦がれる一週間がはじまっちゃったよ。のだめ欠乏症~。もっと「ぎゃぼ~」を~。
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おまけ:エピ予想添削 - []は順番違い、( )は新規追加
6.(戸締りはしっかり)、(クラブサンドとエスプレッソ)、[佐久間千秋に何をしたいか問う]、のだめホタルの墓、渾身のラフマ連弾→彩子完全失恋→開眼、千秋真澄卒業、Sオケ解散、苦悩千秋のガリ寿司、R☆S結成、くろきんと菊池(と沙悟浄)登場、ハリセンのだめの指導講師に
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