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王立劇場「The Worst of...」感想

さてさて大王の演劇以外の活動ユニット「王立劇場」の東京公演だよ。メンバーは大王常連メンバー+吉本関係+その他もろもろ多種多彩。いずれにせよ芸達者な役者さんやコメディアンがリラックスして大王のぬる~いコントを演じてる、このユルさかげんがたまらない。

原宿のラフォーレミュージアムは「空飛ぶ雲の上団五郎一座」以来だけど、ここただのハコにパイプ椅子並べただけなんで会場に段差が無くてちょいと見づらい。もうちょっと普通のコヤでやって欲しいけど、まあチケ代安いからいいか~。

雲の上のときはもっとひどくてベンチにひたすらつめこむ最悪パターン、でも横には筒井康隆先生、後ろには別役実先生(渋かっこいい!)という夢のような配置で観たんだけどね。ご老体を硬いベンチに座らせるのはやめましょうよケラさん!超余談。

【作・演出】後藤ひろひと

【出演】石丸謙二郎/内場勝則/川下大洋/後藤ひろひと/須知裕雅(ビッキーズ)/中川貴志(ランディーズ)/ぼんちおさむ

例によってこの項はネタバレにぜーんぜん躊躇がありませんので、観劇前(特に中之島演劇祭で観られる方々)の方は華麗にスルーしてくだされ~。

さてさて最大のネタばれは、あれか大王椎間板ヘルニア。ネタにしてはちょっとリアルすぎるこわばった表情と動作だけど...どうなのかな?スタイルとしてはコントの合間に大王がでてきて解説をするんだけどね。ひじょうに陰鬱な口調でさ。で、うしろでは大道具さんが暗転せずにセット転換。これは予算がないため大王の親戚筋をバイトとして使い一族はみな鳥目なために暗転作業が不可という...あきらかなネタ。

あーあとゲストは豪華なんだけど、とりあえずコントの後に名前だけ紹介して、何も言わせず大道具の手伝いをしてもらうという...キレかけてる僧正の背中がステキ。

以下コントと感想羅列(記憶が定かではないのでタイトルと順番を間違ってたらすみません)

1同窓会 : 同窓会には代役をたてないようにという教訓か、ワーストオブにふさわしいテンション低いコントがたまらない。
2カルチャーセンター : Docは面白いけど落ちはちと教訓的に過ぎないか?カニパイは買いました
3願い : これも半笑い。社会風刺かよ大王!
4オールドスタイル : 往年のサイレント映画のスラップスティックコメディーを模す。見事。石丸さん内場さん達者すぎ。いちばん笑った。大王曰く「これはベストといっても過言ではありませんが、この脚本を書くのはワーストの気分でした」たしかに大変だったろうなあ。
5鹿島が港に浮かんだわけ : Docステキ。ゲストはリッキー・フジさん。リッキーさんは「ホセ中村とギャッフンボーイズ」以来っす。あ、あそこでも石丸さんといっしょでしたな。
6取り残された人々:これもうちょっと洗練したら面白いコントになると思う。トップスのチョコレートケーキ食べたい。
7新田さんの失敗 : 客席から死体役ピックアップ。島じじいみたいにいじれば面白かったのに。あと首なし死体の解釈強引すぎ
8駅メロ : 東京限定。ああ、この駅メロは大阪のと違うのか~。振り付けならびにゲストは"先週横浜アリーナでナントカクラブで踊ってた”Piper竹下さん。石丸さんと竹下さんのダンスは最強。もっと観たい~。石丸さんはその傑出した身体能力(HPのプロフィールを見よ!)でSASUKEに出演しているとは知らなんだ。
9たけくまさん : 唯一の新作。面白いけどこれも落ちが弱い。"老人というよりアンデスのミイラ"みたいなDocがステキ。みんなうまいなあ。
10森くん : ゲストは僧正。このホラーが一転してギャグ(もしくはその逆)が大王の持ち味のひとつだよね。好き。
以下アンコールコント
11都会のやすらぎ:コーラス~!石丸さん・おさむちゃん・Doc歌うまい~。

追記:大王パントマイム2題、ヘルニアのため動きは制限されている。1.犬のくちばしをつまむ 2.ハエでカブトムシを殺す .. 殺したあと絶妙なタイミングでコドモ泣き出し退場。大王「ほんとに殺したんじゃないからね~」と謝る。あれはネタ..じゃないよね。関係者のお子さんかな?

大王の最後のお言葉は"晩節を汚した"松本御大(私もアレは哀しかった)のあの言葉。そして皆で駅メロを踊る。帰りのラフォーレの階段で踊ってる人がいたよん。あー楽しかった。次も東京に来てね!

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1年前のことを書きます。■11月5日 2005年11月5日。 ちょうど1年前に高校卒業以来10年ぶりとなる 同窓会を行いました。 この同窓会、クラス単位ではなく 学年全体で行いました。 参加者は200名弱。 学年全体の約3分の2が集まりました。 もちろん先生も。 この学... [続きを読む]

受信: 2006.11.06 16:54

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