シティボーイズミックス「マンドラゴラの降る沼」感想
年に一度、黄金週間のお楽しみ...がアートスフィアの改装(新名称「銀河劇場」ってどうよ?)にともない、時期もちょっと前倒しのテント公演。もれなく池上本門寺のお坊様のありがたい説話つき!
いやー面白かった。今回6年ぶりに復活したいとうせいこうさんの効果かな。往年の雰囲気を彷彿とさせる出来。会場のせいか、日比谷野音でやった「NOT FOUND」を思い出したなあ。もう笑った笑った。「ちょい悪発電」サイコー!ここ数年、行く度に機嫌が悪くなり、「もう俺を誘うな」といい続けてきた夫(でも連れて行く)も、今年ばかりは大満足のようで、「この調子ならもう少し付き合ってもいいな」と言っていたよ。うーんこれで最大限のほめ言葉。
しかし今日は寒かった。事前のレポなどを読み、これは相当寒いだろうと予測して、ニット帽/マフラー/膝掛毛布という野外スポーツ観戦の格好で行ったのだけど、それでも終わったときは歯の根があわないほど冷え切っていたよ。カイロも配られたんだけどね。これから行く人、特にソワレ観劇の方は真冬なみの防寒対策をお勧めします。春の夜はただえさえ冷えるのに、今年は輪をかけて寒いからね。
あ、今日はWOWOWのカメラがはいってました。ことしは生中継じゃなくて録画なのね。あとひとつかしこくなった「銀粉蝶」さんは「ぎん・ぷんちょう」さんなんですね。
さてことしの会場は蒲田からほど近い池上本門寺。お出かけは車がデフォの我が家。常の公演のアートスフィアならば天王洲アイルの中の駐車場が使えるけれど、何しろお寺さんなので全く駐車場の予測がつかない。ためにはやめに家をでたところ、なんとお寺の駐車場にスムースにとめられちゃって拍子抜け。しかも無料~。ナイス池上本門寺。てなわけで1時間もはやめについちゃったので、まず池上本門寺に参拝(5時前は本堂が空いていた)。今年は初詣もまだだったのでちょうどいいや。無病息災と世界平和。あと今年もいっぱいいお芝居を観れますようにと願ったよ。雰囲気は私の生まれ育った柴又帝釈天に良く似てるので思わず和む春の夕暮れ。
会場はでっかいテント。屋台もちょっとだけどでているあたり、ほんとうに日比谷野音「NOT FOUND」を彷彿とさせるなあ。チョリソとビールを買いました。パンフ(装丁も中身のいい出来...高いけど1800円)を買って会場にはいる。
舞台前三列ほどが桟敷席。チケ取りがんばったんだけどとれなかったので座ってる人にちょっと嫉妬。先行は全て桟敷席に応募して全部はずれ、あきらめて一般売りで取った席なので後ろのほう。真後ろにWOWOWのカメラ。後にその席が大ラッキー席であることを知る。(感想つづく)
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コメント
私が行った2日目(水曜)だけは、どうも暖かかったようです。
池上本門寺は初めてだったので、「東京にもこんな大きなお寺さんが!」とびっくりしました。
まー、自分の中のバカ地図では、蒲田から先はすでに神奈川ですが。
個人的に好きだったネタは、ネガティブシンキングターイムですね。ネガティブなオーラの泉がよかった。
投稿: やすべろ | 2006.04.16 04:42
を、やすべろさん、コメントありがとうございます!
そっか~、水曜日はあたたかかったのですね。いいなあ~。昨日の夜は本当に寒かったです。
池上本門寺はいい雰囲気でしたね。1時間もはやくついてしまって夫は仕事してましたよ。
ネタはおいおい感想で書いていきますが、わたしは「鶴がもんじゅを!」かな?ブラックでよかった。あれはおそらく映像として残らないのではないかと。ネガティブオーラ夫人は日々進化しているようですよ。「昼間の公演とぜんぜんちがうじゃん!」って大竹さんがいってました。
投稿: nya | 2006.04.16 11:19