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2006.01.09

「BIGGEST BIZ 最後の決戦!ハドソン川を越えろ」感想

わあい。超面白かったよう!2時間強笑いっぱなし。大王天才!ドリームチームよ永遠なれ~。

お騒がせ男健三と愉快な仲間達が繰り広げるこのシリーズ。BIG,BIGGERと続いて遂にBIGGESTで完結! そっか、もう初演は6年も前になるのだね..って大王まだ20代だったのか。わっか~い。

物真似を駆使して事態を混乱させる健三(松尾貴志) を中心に、押しが弱くて常に誤解される木太郎(八十田勇一)、シナトラを聞くと性格が変わる語学の天才神崎(大王・後藤ひろひと)、天才ハッカーでヒミツの姿を持つ皿袋(松永玲子)。これにBIGGERから加わった悪の魅力の色男川島(三上市朗)が加わったドリームチーム。

お話はこのドリームチームが口先三寸とアヤしい特技を駆使して大金を儲けて新しい会社を作り、真面目で気弱なイケニエ(BIG/結城(粟根まこと)・BIGGER/加賀(坂田聡)・BIGGEST/堀田(菅原永二))を翻弄しまくって、その新しい会社の社長にマツリあげちゃうってもの。ドリームチームのキャラが強烈でフォーマットもきまってるので観てる方も安心して大笑いできるのだ。

BIG/BIGGERのストーリーと感想はこちら

BIGGESTでは、このドリームチームの強烈なキャラをきわだたせるため、気の弱い堀田の友人に常識人で気の強い摩耶(篠原ともえ<-キュート!)を持ってきたところが新しいかな。このカップルの翻弄されっぷりが見事。強烈なキャラに押される一方の堀田を押し返そうとするんだけどさらに事態を混乱させる摩耶いう役どころがとてもはまってた篠原ともえちゃんはカーテンコールの舞台トークではお馴染みのちょっと不思議ちゃんキャラなんだけど、舞台の上ではしっかりした常識人なのだ!

しかし今回光ってたのはなんといってもカワッシーこと川島三上艦長!BIGGERの敵役から一転してドリームチームの一員に。しかもいちばん頼れちゃう役どころなのでそのかっこよさにくらくらきちゃったよ。別人格もタイムリーでないす!三上艦長はほんとうにかっこいいなあ。

あとは皿袋さんの別人格の扮装でしょう。すっげー!前列でみちゃったのでお色気の直撃をうけましたよ~。胸の谷間とおへそが~セクシーを通り越してなんかすごいものになってます。

ちょっと残念だったのは、新旧社長コンビ。翻弄される役どころはすでにいるわけなので、健三に翻弄された結果の性格破綻者という役どころしか残されていないわけで....粟根さんにしろ坂田さんにしろたいそう達者で華もある役者さん達のあの捨てキャラっぷりに涙。いや粟根ファンとしてあの使い方はあり..というかむしろ萌えなんですが(腐)。

いつもどおり大団円(かな?逃亡生活?)のラスト、舞台からみんなハケていくときに本当にこれでシリーズも終りなんだなあと思ってさびしくなっちゃったよ。ときどきはドリームチームの仲間がなにしてるかなんて別作品でもいいから大王語ってくれないかなあ。ステキな物語をありがとう大王。ではアデュー!

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