この頃のアイルケ
さすがに1ヶ月近く(小説内時間は一晩だけどさ)も死体の傍で嘆き続けたら痛んできちゃった冬香の死体。その変わりようをみて「こんなのは冬香じゃないやい」とだだをこねる菊冶...ってあんたが殺したんだろうが(- -#)。それまでは死体を舐めたりさすったり同衾したりしていたが痛んでしまってはさすがにそれもできず、えっちができない女に用はないとばかりに手離す(ヲイ)決心をした菊爺はようやっと警察に110番したのでありましたつづく(前回のつっこみ)。
菊治は絶対明日は逐電してると思う....。
いやあ生きてるときも死んでるときも女の身体はモノ扱いですよ。これが究極の愛の形なんですかね渡辺先生?しかしエロ描写がえんえん続いていたとき毎朝嬉々として日経新聞読んでいた人たちは、この一ヶ月近く続いた殺人と死体描写をどのようなお気持ちで読んでらっしゃるのでしょうか?朝っぱらから死後硬直だの死斑だの読まされた日にゃあ勤労意欲もわかないでしょうなあ。
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