吉原御免状の前情報など
いよい近づいてきた劇団☆新感線秋公演「吉原御免状」。演劇雑誌にはお稽古場情報や出演者による対談など関連記事が掲載されてうれしい限りだ。るくすたととぷすてとドラマジェニックの三冊。
以降は記事ネタバレを含みますので情報入れたくない方はご注意ください。あと粟根ファンなのでタワゴト注意。
○ ドラマジェニック 2005.AUTUMN
テレビドラマ&映画&演劇テーマの俳優さんフィーチャー雑誌。表紙は阿部寛さん@「ドラゴン桜」。初めて買いました。「はるか17」の記事では橋本さとしさんも大きくフィーチャーされていてすっごくお得な気分に!
「中島かずき x 粟根まこと対談」 吉原御免状原作ファンのお二人が対談。グラビアもついて粟根ファンには嬉しい贈り物。かずきさんが吉原御免状出版時に思いっきりインスパイアされて髑髏城のホンを書いたのが1991年。あれから14年、まさか本家本元を上演するようになる日がこようとは。パクらなきゃよかったあとくやむかずきさん(うそ)
□原作の隆慶一郎先生はシナリオライターとして活躍され、引退後に時代劇小説家に転じた。それがゆえに小説にはシナリオ即ち映像で実現不可能なことが全部ぶちこんであった。つまり舞台化はもともと不可。それをかずきさんはどのようにしてシナリオにしたのか... 大きな楽しみだ。
□いままでと違う大人な新感線になるとは前々から言われているが、とても心配だった濡れ場(満載ですからね原作)はどうやらかずきさんによれば「せいぜい16歳」のよう。いままでは小学生のスカートめくりレベルだったもんなあ。第二次性徴を迎えたってわけか。
□そして大きなチャレンジ!役者さんはみなお約束のキャラなしに挑戦。ざんすといわない右近さん、裏切らない逆木さん。そして眼鏡をかけない粟根さん!....「こういった小さな挑戦の積み重ねが大きな結果になるかなって..ダメだ!(かずきさん)」「言えば言うほどダメな気がしてきました(粟根さん)」 - だいじょぶかあ新感線...もちろん眼鏡をかけない粟根さんも好きだ。きれいだったもんなあ西遊記再演版の天鷹将軍。
○LOOK at STAR!
るくすたでは「天保十二年のシェイクスピア」の大特集もお得。考えてみれば天保って吉原とほぼ同じ初日なのだ。お稽古楽しそう~(いやたいへんだとは思うんですが) 。夏木マリさん色っぽい~。
「いのうえひでのりX古田新太 X 高田聖子対談」そうかそんなにお盆(回り舞台)をぐるぐる回すのか。高速回転するお盆の上で激しい殺陣を繰り広げるのだ(アテルイがそうだったなあ)。
□いままでライトノベルだった新感線がオトナな小説に!そして大人な登場人物のなかでひとりコドモな義仙というのにはすごい納得。いちばん好きなキャラなのだ!
□お稽古前のじゅんさんと古ちんに「おまえら二人のシーンは絶対笑かしなしだからなっ!」と念を押すつっつん(堤さん)の図が非常に想像できて笑える。みな所詮は大阪お笑い系(堤さん含む)だからなあ。
稽古場レポートなんの祝祭かしら粟根さんがいっぱい。そして堤さんに斬られる粟根さん...かっこいいなあ!(すみません頭わいてます)
堤さんインタビュー堤さんは当代きっての俳優さんだ。顔良く姿良く声良く所作も良い。舞台にたてば華やかで艶やか、観客はみな彼に惚れる。しかして本人は非常に真面目にストイックに役を追及する。その姿勢がたいへんに好ましいのだ!(力説)
○TOP STAGE
とぷすては稽古場レポートのみ。だけどお稽古場の楽しいシーンが伝わってくるよな躍動感。写真も多いしな。そうか粟根さんは松雪さんに殴られるのか -
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コメント
え?(゜ロ゜;)エェッ!?
粟根さんがめがねキャラじゃないんでスカー?
(早速喰いついて見ました…)
雑誌のチェックを怠っておりました…
明日、チェックをせねば。
初・めがね無しの粟根さんですよ、おいら。
投稿: くまのすけ | 2005.08.30 00:09
くまのすけさん、コメントありがとうございます!
>粟根さんがめがねキャラじゃないんでスカー?
そうなんですよー。本チラの粟根さんも眼鏡なしですけど、スチール眼鏡なしでも本番は眼鏡ありってのはアテルイで前例あったので、どうかなと思っていたんですが。
稽古場写真も粟根さん多くてお得ですよ!
投稿: nya | 2005.08.30 06:07