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英国逍遥2005 5日目 -爆走ダートムーア-

今回の私の失敗。それは観光ガイドを忘れたことだ。コーンウォールやデボン地方について細かく記載されたガイドは少なく、ロンリープラネットのガイドが唯一詳しく書かれていたのだがその調子でブリテン島全体の情報を記載しているため電話帳のように厚くとても携帯は無理。せめてデボンとコーンウォールの箇所だけ切り取って持っていこうと考えているうちに忘れてしまったのだ。てなわけで観光地に関する知識が皆無という非常に心もとない状況で旅をすることと相成った。そんな場合でも大丈夫。シティセンターや観光地にはたいていiのマークのツーリストインフォメーションセンター(TIC)があり、そこで観光地の情報を手に入れることができるのだ。

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<ほぼ無料でもらえる観光ガイドの数々。詳細な地図も載っている>

本日は、プリマスからダートムーアを抜けてブリストルチャネルに面したデボンの北海岸に向かう。ダートムーア、それはコナン・ドイルの「パスカヴィル家の犬」で世界的に知られる荒涼たる地。岩山と潅木、沼沢地。ほとんど手付かずの自然が残されているのだ。おりしも本日の天気は小雨交じりの曇天。辛気臭い気分にひたれること受けあいだ。まずダートムーアの中央の町(刑務所で有名。網走みたいなもの?)プリンスタウンに情報を仕入れに向かう。立派なダートムーアビジターセンターがある。

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<ビジターセンター内部。ホームズのマネキンと魔犬の絵。思わずおみやげに魔犬Tシャツ買っちゃったよ>

ここでダートムーアのガイド(これは有料-50ペンス)を買い、B3212をひた走る。道の両側は荒野。丘の高くなったところは表層が雨風で洗われて岩山が顔を出している。これをTORという。はじめは人工の建物かと思ったほどにさまざまな形状があって面白い。もちろんその周囲にはパブリックフットパスがあり、車をとめてハイキングしている観光客もいる。

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<沼沢地。荒れ野。馬。TOR。そして曇天。これぞダートムーア。360度この風景>

ダートムーアを抜けて本日の滞在地デボン北部のバーンステープルへ。お昼にテークアウトでコーニッシュパスティ(デボンなのにな)を食べる。

20050806H

コーニッシュパスティは、「ステーキ」「チキンクリームシチュー」など、いわゆる料理そのものをつけあわせのマッシュポテトや玉ねぎもろとも円形のパイ皮にのせてそのまま半分に折って焼いちゃうというわりと大雑把なおかずパイ(巨大)の一種だ。コーンウォールの名物料理。仕事の合間に手軽に食べられて栄養豊富な農夫のランチってとこ。あつあつのパイを手に持って、さくさくのパイ皮のかけらを盛大に撒き散らしながら食べるのだ。大好物だけどきっと1個1000Kcalは確実に超えているキケンな食べ物。

20050806C<バーンステープルのインペリアル・ホテル。>

プリマスやバーンステープルでは、リーズナブルで設備の整ったホテルに泊まりたかった。ホテルの設備やサービスの質はAA(英国自動車連盟)の格付けで確認ができる。この他にもRAC(王立自動車クラブ)も同様の格付けをしている。AAもRACもいわゆる日本のJAFにあたるロードサービスの団体。星はホテル自体のクラスというよりは、設備の充実度。3つ星ならベット・バス・トイレ完備。4つ星ならそれに加えてルームサービスも可能なレストランつき。5つ星はラグジュアリーホテル。黒星がベースで赤星はさらに高級。インペリアルホテルは黒星4つ。チュートングレンは赤星5つ。もちろん宿泊料金もそれに応じてグレードアップなので黒星4つくらいが妥当な線。

で、その妥当な線のホテルのディナー。生のピアノ演奏なんかはいってよい感じ。典型的な英国式ディナーだ。どこらへんが典型的かというと...

20050806D<前菜のシーフード盛り合わせ>

量が過剰。

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<これは私の前菜のクラブケーキ。チュートングレンと同じ料理とは思えん。これはかにしんじょパターン>

とにかく過剰。

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<メインのローストダックのアプリコットソース。向こうは私のメイン。レモンソール(舌平目)>

そしてトラディッショナルな英国料理の定番つけあわせの温野菜。これも過剰。

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<いも三連発。ゆでじゃが&あげじゃが&あげさつまいも....むこうはゆでにんじんとゆでブロッコリー>

ふー。もちろんまずくはない。味付けは素朴で素材の味を生かしてていいんだけど...この量をもってもてなしとなすっつーのがにんともかんとも。もちろん先にでたチュートングレンのようなホテルのレストランは、いわゆる新英国料理といわれる洗練された料理を得意とする。それも好きだけどインペリアルホテルのようなどこか素朴でアットホームな雰囲気のホテルもなんの問題も無く好きといえよう(でも....過剰...)

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» Gスポットだけ攻めますか [かしらもんじ でぇ〜]
緑の中を走る1本の道は何処へ続くのだろうか? 道はあぜ道から煉瓦造りの道へと時に姿を変え、 柔らかい日差しと、頬を撫でる心地よい風が、 私の冒険心を刺激する。 かつての主の栄枯盛衰が伺える中世の城や宮殿を、 遠目に見る景色は実に美しい。 ここは世界遺産に指定..... [続きを読む]

受信: 2005.08.14 17:05

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