ドナインシタイン博士のひみつ学会§2「ニッポンのひみつ」感想
さて敬愛する関西一のインテリ役者Docこと川下大洋先生のドナ研新シリーズ。第二弾は我らの国の真相に迫る「ニッポンのひみつ」だ。しかしてその実態は昨年同様関西小劇場役者さんのヌルイ小ねた大会だ。今回の発表者はPiper腹筋善之介さん、現遊気舎座長の久保田"羽曳野の伊藤”浩さん、吉本から浅越ゴエさん、そしてサモ・アリナンズから座長小松和重さんとPiper準構成員平田敦子さんだ。
ドナ研では毎回聴講生(という設定)にお題がでる。舞台が始まる前に用紙に記入して回収。結果は舞台の最後に発表だ。今回の質問はA「大正時代前の日本の歴史的な出来事を三つあげよ」とB「日本地図を書いてその中に東北六県を書きいれよ」というもの。また回答が傑作でねえ。質問Aでは「ビッグバン」「生命誕生」「生命地上にあがる」ってグローバルな回答が人目をひいた。私的には「信長死んだ」「蘭丸も死んだ」「明智光秀もたぶん死んだ」っつーのが面白かったよ。地図はもうみんなぐたぐた。宮城県の隣になぜ仙台県がありますか!割と北陸と区別してない人多し。実は私も新潟入れちった...。
Docの発表は日本語の読み方。NHKってみな確かに「エヌエチケー」「エネーチケー」って呼ぶけどおかしいね。あと「にほん」という呼び方にいかに根拠がないかもないす。Piperの他のメンバーはビデオで参加。大王の無闇あかるいお兄さんぶりが好き。竹下さんのゾウガメ動物園(ファミリービデオやん)に行きたいと思ってWebで調べたら大島ですかそうですか...釣りのひとだからなあ。僧正はあんなハンサムなのになのになぜ爆裂に下品なのかなあ。面白かったけどね昭和から平成へのエロ本の変遷。
しかししかしこれだけはいいたい。どうして久保田浩さんはこんなヌルイ芝居で(しかもカンペあって)ぐだぐだになるのだ? 私は君が流暢に台詞を言うシーンを永遠に見れないのだろうか...。いやいいけどさ、
小松さんと平田あっちゃんのコント(by大王?)は抱腹絶倒。サモアリメイクにお互い吹いているのがにんともかんとも。平田さん放し飼い状態ですごい。最後の御挨拶で「来年サモアリの公演やります」と宣言した小松さんに万雷の拍手。楽しみに待ってます!
また、Docのお芝居ユニット「ゴーゴーハリケーン」(Docの京大劇団「そとばこまち」時代の芸名はハリケーンバンビというのだ。ちなみに当時の座長は辰巳琢郎さんでその次の座長は生瀬勝久さんだ)の公演も秋にあるそうで、これも楽しみ。最後はいつものDocの素敵なギター弾き語り。フジヤマ-ゲイシャ-回転寿司(題名不明)がかっちょええブルースになってたよん。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント