マスクの迷宮
花粉の飛散がピークだ。電車の中でもかなりの人がマスク - しかもあの超立体 - をかけている。幼い頃みたアンチユートピアな未来図で空気汚染が進み、人はガスマスク着用せずば外出もできまいといったものがあったが、まさか花粉でそんなことになるとは思わなかった。勿論私も使い捨てのマスクをかけている。超立体にせよ、使い捨てマスクにせよ大判で顔のほとんどが隠れるのだ。満員電車はさながら食品工場か仮面舞踏会といった様相を呈している。
閑話休題。わたしもいい加減にロートルだ。社歴20年近くなり、開発から営業まで幾多の部門を経験してきた。ために社内には顔見知りが多い。でも私自身は物覚え最悪で、何かの折に声をかけられ、見知った顔であっても、この人は誰だっけ?といったことがよくある粗忽者なのだ。
さて本日、外出から会社に戻った折、会社の玄関から出てきた人が私をみて懐かしそうに手をあげた。「やあ、XXさん、久しぶり!ちょっとふくよかになったんじゃない? (ムカby私)いま何をやってるの?」「は、はあ(誰っ?)。いまはXX営業部でSEをしてます」「そう!俺はあいかわらずローカル暮らしだよ。今日は久しぶりに本社にきたんだ。まー近くにきたら声をかけてよ。また飲もう!」といって風のように去ってしまった彼。でも私はちっとも彼がわからなかったのだ。大きなマスクをしてたから余計に。あれからずっと考えているのだが、ちいっとも思いだせやしない。私も勿論大きなマスクをしていたが、彼ははっきり私の名前を呼んだし、人違いではなさそうだ。 自分の記憶力のなさが恨めしいよ。ごめんね??さん。
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