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2005年3月

だってそれはインフラだろう

SBIも参戦してますます喧しくなったライブドア社によるニッポン放送 - フジサンケイグループの敵対的買収だ。新聞やTVのニュースでインターネットはテレビやラジオを凌駕するのかというトピックが論ぜられるようになって久しい。でもこれってちと論点がずれてはいないか?だってインターネットはあくまで情報伝達手段。電話線や電波、無線などと同等に語られるべきもので、その上の情報伝達の主体である放送局やラジオ局、新聞社と比べるべきものではないと思うのだ。

そもそもインターネットって何か? それはTCP/IPという汎用の言語(プロトコル)を用いて、異機種のコンピュータ同士が通信できるようにしたものだ。コンピュータ同士は構内回線や広域通信網(専用線もしくは電話線)で接続される。非常にシンプルな仕組みだがこれが世界中に広がっているところが肝要だ。

インターネットは米国の軍用ネットワークにはじまり、全世界の学術機関、企業、そして家庭へと瞬く間に広がっていった。そしてインターネットが研究者や学生のものだったころから、TCP/IP上でさまざまな上位プロトコルが開発された。ファイルをやりとりするFTP、いろいろな情報をまとめて参照できるHTTP、メール配信のSMTP/POP、通信を暗号化するSSLといったような。そしてそれらをサポートするGUIのアプリケーション(NetScapeやIE、OutLookなど)が開発され一般人でも気軽に情報のやりとりができるようになったのだ。その上で通信や情報サービスを商売として提供するサービスプロバイダーが登場するのはそのあとだ。

電波、無線、インターネット、電話 - いずれもひとしく情報の伝達手段だ。そこに違いを見出すとしたらそのインフラ上でどのような種類の情報を流せるかということだ。TVは映像と音声を片方向で、電話は音声を双方向で、極論すれば新聞も紙という媒体に活字を基にした情報を印刷し、物流というネットワークに乗せて情報を配布するインフラなのだ。たまたまインターネット上の豊富なアプリケーションが活字から音声、動画まで広範囲の情報の配布と再生をサポートし、スピードが速くかつ双方向であるから自由度が高そうに見えるだけでその本質はかわらない。

どれがどれを凌駕するものではない。なにより私たちは一番古い情報伝達手段(言語だ)をいまだに持ち続けているではないか。活字、郵便、無線、電話、放送、インターネット - 時代時代でさまざまに新しい情報伝達手段が発見され、たびに旧来の情報伝達手段は存続の危機にさらされたが(Video killed the radio star~♪だね)だからといってなくなるわけではない。なぜか? - 情報伝達手段は多いほうがいいからだ。災害や戦火、その他さまざまな理由により社会のインフラが脅かされるとき、ひとつの手段に頼るのはあまりにも脆弱だ。その手段が高機能であればあるほど危機には脆いものなのだ。(この項つづくっつーかもっとちゃんと考えます...)

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箱好きねこまる

20050326
<ねこ箱詰め師1級その3>

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春は名のみの

風の寒さよ~♪ てなわけでいまだにオーバーコートで通勤している私だ。先週末の三連休、体調不良のため衣替えをサボったのが原因だ。とはいえ、まだ電車の中もスプリングコートとオーバーコートが半々くらいの端境期。でも来週は桜も開花するだろう - 季節は否も応もなく進むなあ。

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春のうららの「荒神」ぷち感想

三連休の最終日はうららかな陽気。表参道は多くの人でにぎわっていたよ。そんななか二回目「荒神」観劇。ヌルイお芝居はヌルイ姿勢でのんびりと。春らしい観劇。

今回は前回より前方の席だったため役者さん達の扮装や表情もよくわかる。田辺さんのメイクとヘアスタイルはバンコランみたいだのう。声だけでなく表情の変化も素敵っつーかこの人絶対新感線のDNAがあるねっ!お茶目さも増していて満足満足(やっぱ最後のダッシュ!が良いな) そして今日もじゅんさんと壺の中の人はステキでした。川原さんはコロッケに似ているのかそうか納得。

しかしこれお芝居の出来としてはあくまで中庸だよ。破綻していない代わりに傑出したものもない。勿論それは(どちらも)SHIROHで堪能したので不満はないよ。したがって私的にはスタンディングするにはおよばずであったがカーテンコールではみんな立つ立つ。というか会場は真っ二つ。立っていたのは森田ファン。座っていたのは新感線ファンでしょう。森田さんの健闘ぶりをみれば立って労いたいファン心理はわかるのでそれをいかがなものかとは思わないけどさ。

夜WOWOWでは野田地図「走れメルス」放映。HDD録画を確認するために観始めたらやっぱ最後までみてしまった。好きだこのハイテンション芸!緊張感のないお芝居観た後だけに余計そう思った。いやどちらがよりなんとかなんて思わない。野田もあり新感線もあっての演劇界だ(極端だねどうも) でもちょっぴり欲求不満になったのも事実なのよ。やーねーとうのたった演劇ファンって。

観劇後は同行の友人と表参道のエルトリートでマルガリータ飲みながら荒神の感想(じゅんさんは偉大だ!で一致)とか吉原御免状の配役予想(梶善さんの立ち位置がポイントだよねーなどと)とかいろいろ。

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花粉症と二万打多謝

花粉症は一進一退。さすがに喘息の発作まではおこらないが鼻と目にバクダンかかえてるみたい。うららかな春の三連休も家にひきこもる日々だ(でも明日は荒神だよ~)。私の傍らではぴちょん君の空気清浄機がフル稼働中だ。

この時期、洗濯物を外に干すのは自殺行為だ。幸い家には浴室乾燥機があるので春先から梅雨のシーズンまではこれがフル稼働。乾燥機付洗濯機もあるけど浴室乾燥機のほうが効率よく乾くのでもっぱらこちら。お日様の匂いのする洗濯物は大好きだけど夏まで我慢だ。

そんな中、Webページにとりつけたカウンタが20,000を記録した。こんな辺境のページに訪問いただいてありがとうございます。猫馬鹿とか観劇記録とか一貫性なくてすみません。これからものんびりとやっていきますのでどうぞよろしくです。

20050320

<感謝のしるしのこどもねこまる>

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つらい夜とニューヨークの思い出

昨夜から花粉症が悪化し、喘息の発作まででてしまった。ぜーぜーいいながらなんとか寝ようと試みたが苦しさゆえにとうとう一睡もできず。いやーつらかったつらかった。後ろでくかーと寝ているアレルゲンねこまるのおなかをつつきながら七転八倒した一夜。花粉症で鼻の詰まったままで喘息の発作が起こると呼吸不能となって死ぬ思いをするということをはじめて知ったよ。疲労困憊の夜明けを迎えた私はおもむろに各方面にメールを打った。「しゅみませ~ん、身体がつらくて今日は会社いけましぇ~ん、お客様訪問とか会議とかかわりによろ!(意訳)」 

花粉症といえば思い出す。数年前のちょうど今頃、私はニューヨーク某所に単身出張した。花粉症がピーク状態ゆえ、現地についてもくしゃみや咳がとまらない。仕事で会ったむこうの人に風邪かと心配され、「Don't worry. This is hayfever, not cold. It's Japanese populer allergy.」 なあんていいわけしてたのだ。ニューヨークとはいえ、滞在は郊外(ってゆーかニュージャージー)であったのできっとcedar pollenも飛んでいるのだろうなあと考えていた。

滞在は一週間ほど、ぜんぜん症状は改善せずひどくなる一方。しかもなんか頭がぼおっとしている。でもこれはジェットラグゆえと思っていた。時差のある国への出張一週間ってわりときつい。時差ぼけが直った頃に帰国だから。そしてその後は日本で時差ぼけに苦しむのだ。

まあそんなこんなで日程を消化し、最終日はおのぼりさんよろしくマンハッタン観光もした。滞在を一日だけ延長して自費でセントラルパーク脇のプラザ・ホテル(プラザ合意の行われたクラシックホテルだ)に宿泊し、ひとりでふらふらとグッゲンハイムとかMetとかグランドセントラルとかWTC(9.11の年だったのだ...)の見物をしたのだ。ひどい咳をしながらね。そのまま日本に帰国して熱をはかったら39度。なんと花粉症ではなく本当に風邪であったのだ。

教訓。風邪をひいて鼻の詰まった状態で飛行機に乗ると、気圧で耳をやられる。その後風邪はほどなくなおったが、だいぶ長いこと中耳炎の治療に費やしたよ。

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マスクの迷宮

花粉の飛散がピークだ。電車の中でもかなりの人がマスク - しかもあの超立体 - をかけている。幼い頃みたアンチユートピアな未来図で空気汚染が進み、人はガスマスク着用せずば外出もできまいといったものがあったが、まさか花粉でそんなことになるとは思わなかった。勿論私も使い捨てのマスクをかけている。超立体にせよ、使い捨てマスクにせよ大判で顔のほとんどが隠れるのだ。満員電車はさながら食品工場か仮面舞踏会といった様相を呈している。

閑話休題。わたしもいい加減にロートルだ。社歴20年近くなり、開発から営業まで幾多の部門を経験してきた。ために社内には顔見知りが多い。でも私自身は物覚え最悪で、何かの折に声をかけられ、見知った顔であっても、この人は誰だっけ?といったことがよくある粗忽者なのだ。

さて本日、外出から会社に戻った折、会社の玄関から出てきた人が私をみて懐かしそうに手をあげた。「やあ、XXさん、久しぶり!ちょっとふくよかになったんじゃない? (ムカby私)いま何をやってるの?」「は、はあ(誰っ?)。いまはXX営業部でSEをしてます」「そう!俺はあいかわらずローカル暮らしだよ。今日は久しぶりに本社にきたんだ。まー近くにきたら声をかけてよ。また飲もう!」といって風のように去ってしまった彼。でも私はちっとも彼がわからなかったのだ。大きなマスクをしてたから余計に。あれからずっと考えているのだが、ちいっとも思いだせやしない。私も勿論大きなマスクをしていたが、彼ははっきり私の名前を呼んだし、人違いではなさそうだ。 自分の記憶力のなさが恨めしいよ。ごめんね??さん。

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疑惑CMふたたび「ライフカード」篇

さて「やお疑惑」CMだ。

最近はやはり缶コーヒーの金持ち兄弟の第二話がダントツのアヤシサだが、それを凌駕するすごいCMがでちゃったよ。

ライフカード「カードの切り方が人生だ」

テレビではじめてみたときは「あっ池田なるしーが!」と思ってすぐにサイトにいった。私の好きな新感線準劇団員の池田成志さんが猫田主任役で出演されているのだ。サイトでCMを確認し、うーんやっぱなるしーはかっこいいなあ、犬山課長役の本田博太郎さんも超ステキな眼鏡オヤジで惚れ惚れ(オダジョーはスルーかよ!)などと思っていたら続編があるのに気がついた。カードが4種類。オダジョーがどのカードを切るかでその後の会社生活が決まる!という趣向。何気なくめくってたら....「率直」のカードがたいへんなことに!

いーんですかっあれ!もろじゃないですか - 猫田主任総攻?

ライフカードさんは私たちにどうしろと - あっライフカードはいれってことですねそうですね。

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ネットバブルの頃

新聞やテレビでは連日のようにライブドア堀江社長あーんどフジテレビ日枝会長ニッポン放送亀渕社長の談話が報道されている。なのでもう食傷気味なのだ。あまり大騒ぎせずに当事者同士でもちっと静かにやってほしいなと素人の浅知恵で思うのだ(もちろんあれは双方の戦略と理解しているが)。 いやいや時事にはあまり口をはさむまい。ここで言いたいのは堀江社長のカジュアルな服装を見ると喚起される思い出があるということだ。

数年前、インターネットバブル華やかなりし頃、私は仕事でベンチャー企業の幹部の方々に多くお会いした。彼らは一様に堀江社長ライクなカジュアル・ルック。綿シャツにチノパン。せいぜいジャケット。でも名刺でいただく肩書きは取締役とか専務とか。勿論ビジネスは非常にシビア。こちらの話にちょっとでも隙があると容赦なくつっこんでくる。生き馬の目を抜く世界で起業し生き残ってきた自負と気概、そしてオーラにデモシカ社員の私は完全に圧倒され何度も肝を冷やした。

いやいや言いたいことはそれでもなくって - ある日そんなベンチャー企業との打ち合わせ。例によって丁々発止のやり取りのあと、疲れきった私は同行の営業さんに日ごろの疑問を投げた。「どうして彼らはラフな格好してるんでしょうねえ。ストックオプションですっごいお金持ちなんでしょうから高級ブランドのスーツぐらい着ればよいのに」 すると営業さんはいった「ふふふ、彼らの腕時計に注意してごらん?」「へ?時計?」「そ、すっげー高い時計してるから」「...高い時計..(想像つかない)ロ、ロレックスとかですか?」「いやいや、もっと高い時計。何千万もする時計が世の中にはあるんだよ。」「えっ!何千万もする時計?(やっぱり想像がつかない)」「たとえば高級ホテルとかレストランとか、スタッフは客の質をどこで値踏みすると思う?服装じゃない。ポリシーでラフな格好をしている億万長者もいるからね。彼らは腕時計で客のお金持ち度を計るのさ」「ほーっ(感心)」

注意して見ると確かに高級そうな腕時計をしているベンチャー企業の幹部の方々は多かった。高級腕時計というと金無垢のロレックスしか思い浮かばなかった俗な私は、スイスの工房で作られた芸術品のような精緻な腕時計が存在し、それが家一軒買えてしまうほどの途方もない値段であることを始めて知って仰天した。しばらくして私もボーナスをもらった際に、奮発してその類の腕時計(もちろん X十万円ほどの普及品だ)を買ったのが唯一の影響だろう。夫に身の程を知れとえらい説教されたが。

そうしてネットバブルも過ぎ当時お付き合いしていたベンチャー企業の何社かは現在もかのライブドア社のように隆盛を誇り、何社かはネットの波の向こうに消えてしまった(またがんばれー) - 世の諸行無常をときどき自分の腕時計のダイヤのベゼルを眺めながら思ったりするわけなのさ。

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ところで秋公演は「吉原御免状」

そうそう、昨日の「荒神」。折込のチラシはなかったけどフロアに「吉原御免状」の仮チラシ発見(「我同朋」の花押つき)! ほくほくしながらもらってきてしまった。

SHINKANSEN☆PRODUCE

原作:隆 慶一郎  脚色:中島かずき 演出:いのうえひでのり
出演: 堤真一/松雪泰子/古田新太 京野ことみ/梶原善 橋本じゅん/高田聖子/粟根まこと 藤村俊二 

どうよこの布陣!すごいよ古田橋本高田粟根が揃いぶみ。もういうことなし。さあキャスト予想してみよう。準劇団員堤さんが誠さんなら、古ちんは義仙(続刊「かくれさと苦界行」の義仙がいーんだ!)か、おひょいさんは幻斎かなあ。魔法少女おしゃぶは京野ことみちゃんできまりだろう。勝山が聖子さん、美しい高尾太夫が松雪さんだろなあ。あーでもでも古田幻斎、橋本義仙でもいいなあ。原作本読み返しながらいろいろ想像するのもまた楽し♪。

東京公演: 青山劇場 2005年9月8日(木)~10月5日(水)
大阪公演: 梅田芸術劇場 2005年10月13日(木)~23日(日)

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「荒神」感想

わははー、そりゃあね大作「SHIROH」と「吉原御免状」の間のお芝居だ。だからきっと気の張らない娯楽作をぶつけてくると思ってた。でもここまでとは思わなかった。終わったあと隣で夫がぼそりといった「気を抜くにもほどがあるよいのうえさん」。 どこかでみたことのあるよな設定・台詞・人物造形・シーン・ギャグ....人それを使いまわしという。

でも別に面白くなかったわけじゃない。気は抜いてたけど手は抜いてるわけじゃないしこれはこれでありだろね。なにより短いよ!なんと上演時間一幕2時間。こんな短いのはリトルセブン以来じゃないか?やればできるんだねえ(涙) 客演役者さんは初舞台の森田さんはじめみなみな達者ですばらしい。劇団員もみなキャラのたったおいしい役どころ。これで不満を言ったらばちがあたるというものだよ。

それにしてもアンコールでひさびさに女の子の黄色い歓声を聞いてしまったよ。今回が初新感線という森田さんファンの若いお嬢さんも多かろう。観客はみな良く笑って楽しそうだったし、終演後も「面白かったね~」という声があちこちから聞こえた。そう、ロートルファンからみれば吉本新喜劇並にマンネリに見えるそれは、逆に言えば新感線が20年以上つちかってきた「面白い芝居」のエッセンスだ。面白くないわけがないんだよ。これを機会に新感線や演劇に興味をもってくれる人もでるんじゃないかな。よかったよかった。

てなわけでキャラ寸評(敬称略) :
客演組
森田剛:ちっちゃくって凛々しくってよいですなあ。声も殺陣も申し分なく初舞台とは信じられない。ウエルカム演劇!これからもたくさんのお芝居にでてください。
山口沙耶加:なまじうまいがゆえにいのうえヒロインの典型(聖子さん原型)になっちゃってちょっと損してたねえ。彼女をはじめてみたのは野田MAP「オイル」。ぜんぜん別の芝居してたのだ。いずれにせよキュート!
緒川たまき:美しく妖艶にして清楚。文句なし。よくできましたー!
田辺誠一:声よく姿よく所作美しくしかもお茶目 - 惚れました!いのうえ歌舞伎にでてほしい。髑髏城の無界屋か西遊記の玄奘あたりで是非!

劇団員
橋本じゅん:じゅんさんはいつでも好き放題だ!どうかそのままでーいつまでもー。
粟根まこと:これこれこの粟根キャラが好きなのよ!スサノオのパパといい本当にジャニーズと相性がいいなあ。
河野まさと:おや?「SHIROH」のキャラを(ルックスごと)ちょいとひきずってるよ。サンボちゃんの王子様キャラは大好き。二日酔いプリンスらぶ。
磯野慎吾:地味キャラで目立つといういっそん君の特性をあますところなく。元祖きぐるみ役者なの?犬夜叉で?

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書店内の攻防

書店にはいって何も買うものが見つからないと負けたような気がしませんか?私はします。

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現代の要塞

緑豊かな都下某所のデータセンターで作業。データセンター - それはお客様のコンピュータシステムをお預かりし運用する現代の要塞。

激震に耐えられる耐震設計、完全冗長化された電源機構、コジェネ装備で停電時も72時間全システムが稼動し続ける。オペレーションセンターにはオペレーターや技術員が24時間常駐し、トラブルの際にも即対応が可能。

お客様の大切なデータをお預かりするため、防犯も万全だ。事前に申請をだして登録しなければ一切出入り不可。登録には生体認証が用いられる。なんかスパイ大作戦みたい。で、設備の中には一切案内標示が存在しない。迷路じみた廊下の両側には何も書いていないドアが延々と並ぶ。その中がさらに鍵のかかるケージに区切られている。何重かの物理認証とパスワード認証を経てようやくお客様のコンピュータシステムにさわれるのだ。

で、そこつな私は休憩しようと部屋の外に出て、二度とその部屋にもどれなくなっちゃうんだな(;-;) そんな場合はオペレーションセンターに連絡して係の人にエスコートしてもらう。彼らとはすっかり顔なじみの私だ。

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その死を悼む

やがて誰にも等しく訪れる最後の夜。それが希望に満ちた眠りであれば良い。皆に慕われ広く認められる仕事の更なる発展を、何より幼い我が子の健やかな成長を。きっと次に目覚めたらあなたの願いはすべてかなっているから。

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W氏のご冥福をお祈りいたします。

そしてTへ
あなたとお子様の健康と心の安寧を願ってやまない家族や友がいつもあなた方の傍にいます。お葬式いけなくてごめん。氏をお送りする時間、このことばと共に黙祷させていただきます。

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轟天な週末

今日は、先週届いた劇団☆新感線の轟天BOXを鑑賞していてすっかりお馬鹿な頭になってしまったよ。

剣轟天(つるぎごうてん)は新感線の看板俳優橋本じゅんさんの演じる最高に暑苦しくてスケベでめっちゃ強くてかっこいいキャラクターだ。彼が主役の「直撃!ドラゴンロック」シリーズ三部作は2001年末に完結してしまったけど、リスペクトはいまだに多く去年は大人計画の宮藤官九郎さんプロデュースのお芝居「轟天vs港カヲル」にも主演したりしている。

20050305<ねこまるはリードをつけてベランダにはなしている>

続きを読む "轟天な週末"

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オヤジ宴会

昨夜は都内某所のしっぶ~い居酒屋で同僚たちと飲み。なぜか現在の部署って私と同期前後の子たちが多い。会社生活15~20年はいわゆる社会の中堅、中間管理職のお年頃(私はヒラだよ)。上と下にはさまれてなにかとストレスがたまるらしくって上司の悪口やら使えない部下の愚痴やら社内の噂話やら下ネタやら思いっきり下世話なオヤジ宴会。たまにはいいよな。

私は焼酎のビンを抱えて痛飲してしまって途中からみんなに「おまえもう飲むな」と止められたり新人の女の子(なぜか参加)に「彼氏いるの~」とからんでみたり - って考えてみたら私がいちばんはた迷惑なオヤジになってたな - 反省!

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西田東「影あるところに」感想

漫画ってつくづくバランス芸術だと思うのだ。絵と物語の絶妙なハーモニー。絵だけでなく素敵な物語もひとり(ないしはチーム)でものしてしまう漫画家さんってすごい才能のかたまりだよね。その絵だって技術的にすばらしい人からいわゆる下手うまで味のある絵までさまざまだ。

決して絵が達者ではないのにとてもとても魅力のある漫画家たちがいる。すでにながいこと描いていてベテランと呼ばれるひとたちなのに、このぞんざいな絵はなによ?って漫画家さんたちが。なのに惹かれる。いやむしろその書きなぐりみたいな絵が好きなんだ!どんなにカラーにムラがあったって、原稿のヨゴレにしかみえない効果線だって、誰が見てもバランス悪いでしょうみたいな等身だって -もう好きで好きでたまらない。青年漫画なら諸星大二郎先生。少女漫画なら遠藤淑子先生。そしてボーイズラブならばなんといっても西田東先生なのだっ!

決して貶めているわけではないので先生およびファンのかたがたはどうか気を悪くしないでください。

てなわけで西田東先生の新刊「影あるところに」だ。オヤジリーマンものとよばれるカテゴリー。外科医中道(30代、眼鏡)の勤める医局にやってきた新人医師堤は、脳梗塞で倒れた院長の息子。長く院長と不倫をしていた中道を憎む堤はしかし次第に彼に惹かれて-という王道のメロドラマ。デビュー作「奪う男」から一貫して切ない恋心(ただしそれを抱くのは30代以上、おおむねリーマン同士)を描いてきた西田先生。今回も大いに泣かされた。

なんでこんなヨレた線に色気があるのか、ぞんざいな絵に切なく泣かされるのか -

だから決して貶めているわけではないのだってば!

西田先生大好きです。これからも30,40代以上(できれば50代upも)のオヤジリーマン限定の切ない恋のお話を書いてください。ずっとついていきます!あとがきも大好きだ。せんせいの漫画は別にヘタヘタ魔王(キュート!)に呪われているわけじゃ無いと思う - むしろ祝福され.うわなにをするやめb♪XaJ!

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