冬の朝
家を出るのは日が昇る頃、公園の芝生に降りた霜が朝日を受けてきらきらと光るのが眩しい。
毛皮のついたオーバーコートをきて、手袋をはめて、ポッケの中にはカイロまで持った完全装備で駅までの道を歩く。手には新聞を持ってね。通勤の人々に混じって、犬の散歩やジョギングをする人もいて -
一日の始まりは晴れた冬の朝が良い。きんと張った空気に、さあ今日もいちにちがんばるぞ!という気にもなろうものだ。
なのに今日は雨。冷たくてわびしい気持ちになるよ。届いた新聞も濡れていてイヤ。朝っぱらから地震で起こされたし、そのせいで電車のダイヤは乱れてるし。昼日中の外出は凍え死にそうになったしなあ。
こんな日は電気毛布の上で腹出してのびのび寝ているねこまるになりたいよ。
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