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クリスマス・カロル

20041223Bディケンズのクリスマス・カロルが好きだ。おおきな七面鳥やクリスマス・プティング、鵞鳥、焼いた栗、林檎、糖蜜のかかったケーキ。家族が集う幸せな食卓。教訓的なお話と魅力的な登場人物。そしてお約束なハッピーエンド。クリスマスに再読するにはもってこいの物語。てなわけでうちにある新潮文庫版は1973年版だ。30年以上毎年くりかえし読んでるの。

幼い頃、あれを読んで、英国のクリスマスにとてもとても憧れた。まあ長じて実際に体験するに及んであのごちそうがそんなにおいしいものじゃないことはわかったけどね。七面鳥のソースは甘すぎるし、牛脂を練りこんだクリスマス・プティングはぞっとしない代物だった。でも、ディケンズの描き出す豊穣のクリスマスの食卓はいまでも私の心に燦然と輝いている。ディケンズって本当においしそうにごはんを描くんだよなあ。

はじめて出張で訪れた英国はクリスマス・シーズンだった。前述したが暗く寒く侘しい。しかしロンドンのリージェント・ストリートにはクリスマスのイルミネーションが美しく灯り、グロッサリーの店先には丸いクリスマス・プティングがたくさんディスプレイされている。私は「ああ、ディケンズの国にいるのだなあ」と思ったよ。

話はかわるが、ずーっと昔、ラスベガスで開かれたコンピュータのコンベンション「COMDEX」に参加した折に、ビル・ゲイツの講演を聞いた。その折りにみせられたフィルムによるスキットで、確か一度クリスマス・カロルのパロティがあったと思ったんだよなあ。現在のビル・ゲイツを幽霊のスティーブ・バルマーが訪ねてきて、過去のビル、現在のビル、未来のビルを見せるという....でも詳細は忘れたし、今となってはあったかどうかも定かでないのだ~。

写真は玄関先に飾ったクリスマスアレンジ。クリスマスカラーのタオルをあしらってみた。

20041223A
<カップボードの上はエアコンの温風がいちばんあたるところ。冬のねこまるの特等席>

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コメント

そういえば明日はクリスマスイブなのですねえ。
私は引越し荷物がまだかたづいてないので、ツリーも何にもなしですけど、ケーキだけははずせません。
明日はどこのケーキ買おうかな?

ねこまるくんのうしろの本棚に、ハヤカワSFがずらっと並んでいるのを見て、Nya先輩の読書傾向が頭に浮かび、なんともいい感じになりました。
よいクリスマスを!

投稿: 研太郎 | 2004.12.23 21:51

研太郎くん、コメントありがとう!

前日の日記にもあるように、クリスマス・イブのことなんてすっかり忘れてて会社の人から顰蹙を買ったです..(;-;)

研太郎くんは引越ししたのですね。日記を読みましたよー。自分の家をいろいろリフォームするのって楽しいよね!ゆきは居間と寝室の床をコルクに張り替えたよ。コルクの床は温かみがあってお勧めです。

うちはケーキはいつもの代官山のイル・プルー・シュル・ラ・セーヌのビュッシュ・ドゥ・ノエルを予約したのでありました。おいしいよ。でもイブじゃなくて25日という罠。

あ、写真本棚のハヤカワはゆきのだよ。翻訳SFがゆき、私は翻訳ミステリ&国産SFという棲み分けをしているのだ。

研太郎くんもよいクリスマスを .. I wish you a Merry Christmas!


投稿: nya | 2004.12.23 23:00

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