青山ブックセンターの思い出
行きつけの本屋が無くなってしまうのは活字中毒者としてはとてもショックだ。青山ブックセンター六本木店には長いことお世話になっていたから寂しさはひとしおだ。
- 品揃えが良くていつ行っても何かしら買う本がある。漫画系、旅行系、美術系(建築系)が充実していた。
- 終夜(朝5時まで)空いているので、夜中に突然思い立っていくことができた。
- カードがつかえるため、手持ち現金が寂しいときでも気にせずに本が買えた。
- 飲み会の後に酔っていくことが多かった。酔うと気が大きくなり、本を山のように買ってしまった。
- したがってここで本を買うと、店員さんはいつもABCの紙袋を二重にしてくれた。
六本木交差点ほど近くに輝く緑のABCの看板はもう無いのだ。青山ブックセンターは大好きな本屋だった。ただ寂しい。書店の破産を意識するのは三省堂以来だ(あそこは再建したからなあ)。
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コメント
早速のトラバ返しありがとうございました。
本屋で、本を探す楽しみはネット書店では絶対無理。
特に,ABCでは何か無いかと探すことで、時間が経つのを忘れました。
確かに、酔い覚ましというわけでもないけど、
深夜は余計に徘徊しました。
トイレもあったし、ちょっと変なところにあったけど。
残念ですね。
投稿: Sao_Paulo | 2004.07.19 01:33
Sao_Pauloさん、コメントありがとうございます。
(まだトラックバックに不慣れなもので..こんな感じでよいのでしょうか?)
ABCは時間が立つのを忘れさせてくれる場所でした。六本木店は場所柄、真夜中にいっても結構な人手で華やかで嬉しかったです。
確かにトイレは変なところにありましたねー。扉の向こうでした。
投稿: nya | 2004.07.19 09:26