早起きの効用
朝4時になると自然に眼が覚めるようになってもう数年になる。
それまではご多分にもれず夜更かし朝寝坊。出勤時刻10時ぎりぎりに会社にたどり着いていた次第。
それが変わったのには止むにやまれにぬ事情があった。
私は外資系コンピュータ会社に勤務しているエンジニア。
当時の私の仕事は米国東海岸の開発部門(いわゆるラボ)で開発された製品の担当。
ある時、客先でその製品の不具合が起こった。私は問題特定のためにお客様とラボと密に連絡をとりながら仕事をしたのだ。ラボとの時差は13時間、ほぼ半日。
昼間は客先に常駐し、トラブル原因を特定するためのテストや情報収集、夜間はラボと電話/チャットを駆使して問題の分析、修正をすすめた。13時間とはつまり、ほぼ24時間ノンストップでトラブル収集に費やすことができるというたいへん便利な時間差。しかしこれでは私の身体がもたない。従って夜10時(ラボは朝9時)にラボと電話で会議して就寝。朝の4時ころから進捗をチェックし、また会議、分析結果や修正を持って客先でテストをする。こんな生活が半月ほど続き、めでたくトラブルは解決したが12時ころ寝て4時ころ起きる生活パターンが身についてしまったのであった。(ちなみにトラブルの原因は厳密に言えば製品ではなかった..)
1日の平均睡眠時間は4~5時間。これも慣れ。週末もこのリズムを崩さずお昼寝などして睡眠時間をリカバーしてる。
この生活はちょっと便利だ。4時におきてコーヒーを飲みながらメールをチェックする。夜間に来た(主に海外からの)メールはここで処理をする。最近のNHKニュースは4:30から始まるため、テレビをみながら1日の仕事の段取りができてしまうのだ。
そしてのんびり支度してラッシュアワーをさけて会社にでかける。1日が長いよ。
まあ、そのかわり夜が早いのが難点か。帰宅は夜の9時ころ。NHKのニュースをみながら夕ご飯を食べるのが習慣。できればその後、テレビ東京のワールドビジネスサテライトをみたいのだけど、トレンドたまごまで見れれば御の字、小谷さんの顔を見ると眠くなってしまうのだ..。
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