振り向けば滝がある
滝だ。私の前に水量豊かな滝がある。
確かに私はまだ風邪の回復期で身体が本調子じゃないので居間のソファで横になっていたはずなのに...ここは何処?
「ああ、これは音止めの滝といってね、かの有名な曽我兄弟があだ討ちの密談をしていたときにね...」
「おお、曽我兄弟。私はむかし外郎売の口上を暗記したことがあるが..ってちがうっ!そんなことをきいているんじゃないー。何故私は梅雨時にこんな湿気てる滝の前にたっているんだあ!」
「ほらほら、弱っているときにはこの滝の生み出すマイナスイオン(科学的根拠なし)でリフレッシュを」
てなわけで、買い物に行くと連れ出され車の中でうとうとしてたら白糸の滝につれてこられてしまった。その名の通り、岩の間から幾百筋もの絹糸のような豊かな流れが落ちている。滝壺は水清らかで、雲のように霧がなびいてそれはそれは心洗われる風景なんだけど...けどさっ!
納得いかねー。何故わたしはここにいるのだ。ちなみにこんな梅雨模様のお天気でも観光客は結構多かったのでした。アジアからの観光客の人もいっぱいいたよ。
帰りに道の駅朝霧高原で高原牛乳とチーズを買って帰ったけどね。
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